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(転送・転載を歓迎します/アマゾンの書評より)
ホロコーストの真実〈上〉大量虐殺否定者たちの嘘ともくろみ (ノンフィクションブックス)
デボラ・E. リップシュタット著
エディション: 単行本
ディーゼル・エンジンの一酸化炭素で「大量殺人」をしたと言ふ話は不合理, 2009/3/30
私は、ナチスドイツが、ユダヤ人を差別、迫害した事は明白な史実だと認識して居る。当然、当時のドイツがユダヤ人に対して加えた差別や迫害を擁護する積もりも無い。加えて、私が、ユダヤ人に対する敵意や人種的偏見など持って居ない事は自信を持って言へる。その事を断った上で言ふが、この本の一体何処に、「ホロコースト」見直し論への「反論」なり「論破」なりが有るのだろうか?本当に、首を傾げずに居られない本である。
一例を挙げよう。「ホロコースト」の「通説」に依れば、第二次大戦中、ポーランドの4か所(ソビブール、ベウジェーツ、ヘウムノ、トレブリンカ)で、ドイツは、「ディーゼル・エンジンが発生する一酸化炭素を利用したガス室」を作り、それらのガス室で、多くのユダヤ人を殺したとされて居る。しかし、それらの四つの収容所跡にそれらの「ガス室」の「実物」は「現存」しないし、それらの「ガス室」で殺された犠牲者の死体の解剖記録も無いのである。そして、何よりも、そもそも、ディーゼル・エンジンは、一酸化炭素を極く微量しか排出しない(!)事が、その特徴なのである。こんな不合理な話が有るだろうか。本書の著者も、訳者も、この不合理を全く説明して居ない。それで、こんな話を信じろと言ふのが無理ではないか。又、アウシュヴィッツで行はれたとされる青酸ガスを用いたガス室処刑は、あらゆる処刑法の中で最も高価な処刑法である。「ガス室」の話は、この様に、余りにも不合理なのである。「ナチのガス室」とは、イスラエル建国を正当化する神話なのではないだろうか?
(西岡昌紀・内科医/パレスチナの土地の日に) コメント | ブックマーク
(この書評は、私のインティファーダです)
(参考サイト)
http://www.ihr.org/
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus.html
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html