★阿修羅♪ > ホロコースト6 > 102.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
極右ドイツ政府がデムヤンユク氏に逮捕状を発行 [TBS News]
http://www.asyura2.com/09/holocaust6/msg/102.html
投稿者 はちまき伍長 日時 2009 年 3 月 13 日 18:32:46: Zpc9bbdVkJn3c
 

「極右ドイツ」に違和感を持つ方もおられるかもしれませんが、オルメルトと電話会談して「ハマスが一方的に悪い、イスラエルを全面的に支持する」と首相がほざいた国が極右でなくて一体なんだというのでしょうか。極右が嫌なら「ネオナチドイツ政府」とでも読み替えてください。

以下はTBSニュースのサイトに掲載された記事です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ユダヤ人大量虐殺、元看守に逮捕状
 第二次大戦中、ナチスドイツのユダヤ人強制収容所で冷酷な看守として恐れられた男に、逮捕状が出されました。3万人のユダヤ人虐殺に加担した疑いが持たれています。

 ドイツ・ミュンヘンの裁判所から逮捕状が出ているのは、アメリカ在住のジョン・デムヤンユク容疑者(88)で、ユダヤ人およそ3万人の大量虐殺に加担した疑いです。

 デムヤンユク容疑者は、16世紀に冷酷な君主として知られた「イワン雷帝」という異名を持つ強制収容所の看守とされましたが、1993年、証拠が不十分だとして、いったん出された死刑判決が取り消され、釈放されていました。

 ところが、ドイツのナチス犯罪追及センターが去年11月、「新たな証拠が見つかった」と発表、事態は急展開しました。追及センターは、「デムヤンユク容疑者が、ポーランドのソビブル収容所の看守だったことを示す身分証明書が見つかった」として、検察当局に逮捕するよう要請したのです。

 「ユダヤ人大量虐殺というナチスの犯罪は(時効がなく)、まだ訴追が出来ます。刑事責任の追及は、ドイツにとって、正義と自己反省の行動です」(ナチス犯罪追及センター 副所長)

 一方、デムヤンユク容疑者は徹底抗戦する構えです。ユダヤ人虐殺の苦い記憶から64年。ドイツの過去と対決する作業は、未だに続いています。(13日08:51)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「新たな証拠」と言われる身分証明書の写真はドイチェ・ヴェレの記事「War Crimes Body Accuses
Nazi 'Ivan the Terrible'
」に掲載されています。

ご覧のとおり、新証拠でもなんでもない、1980年代のエルサレム見世物裁判で使われた偽造身分証明書です。この写真はデムヤンユク氏がアメリカ移民帰化局に提出した1947年の写真を修正したものだったのです。
これは米国司法省特別調査局(OSI)が、エルサレムで無罪判決が出た後にデムヤンユク氏に対して二度目の市民権剥奪のときにも「証拠」として使われました。
AP通信の写真をご覧ください。

In this photo released by the Department of Justice, a World War II-era military service pass for John Demjanjuk is seen in this exhibit released by the Department of Justice in Washington, Feb. 21, 2002. A federal judge stripped Demjanjuk of his U.S. citizenship for a second time, saying that World War II documents, including a military service pass, prove Demjanjuk worked in Nazi camps in Sobibor, Trawniki, Majdanek in Poland, and Flossenburg in Germany. He is now fighting deportation. Demjanjuk, a Ukranian-born camp guard who became an auto worker in Cleveland, Ohio, reported in his refugee papers, seen in Bad Arolsen, that he had been a "worker" in Sobibor which later became infamous as a death camp in occupied Poland.

偽造だとバレているものをなぜ何度も使いまわすのか。独シュピーゲル誌が昨年12月米国OSI局長のローゼンバウム(ユダヤ人)にインタビューした記事をご覧ください。


SPIEGEL: At a trial Demjanjuk's service ID card would be very important evidence. At the end of the 80's experts of the German Federal Criminal Police Office considered the document a fake.

Rosenbaum: This is, of course, nonsense. If someone reached that conclusion, he is wrong. This is perhaps the most heavily tested document in the history of law enforcement. It is clearly authentic. In fact, even Demjanjuk's lawyer abandoned the claim that the card was a forgery by the KGB. The new defense is that there was an Ivan Demjanjuk in Sobibor but it was a cousin.


驚いたことにまだ「本物だ」と言い張っているのです。

エルサレムの見世物裁判に関しての詳細はアルヌルフ・ノイマイアーの「トレブリンカ・ホロコースト」を参考にしてください。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > ホロコースト6掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。