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【瀕すれば鈍すw 倒産間近の噂も聞く毎日ヘンタイ新聞の淫売エッセイw】
男子禁制!!ロッカールーム:第5回 誘惑してナンボ!?=篠田節子
無料の新聞や雑誌が溢れかえっている昨今、
誰がいったい、こういう「腐った羊水」(@倖田來未)の
干からびた腐臭をまきちらす雑文を、わざわざカネを払って
読みたいと思うであろうか???
イスラーム文化圏の女性を「セックスの対象」として眺める
オヤジババアの貧困で猥褻な発想……。
ムスリムを「モスレム」と呼んで平気でいられる「黄色いバナナ」的厚顔無恥。
変態新聞よ、こういうババアの修学旅行日記を
載せるんじゃねえよ!
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http://mainichi.jp/life/housing/news/20090606ddm013100167000c.html
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男子禁制!!ロッカールーム:第5回 誘惑してナンボ!?=篠田節子
アテネから地方都市イオアニナに向かう国内線のロビーで、一人の女の子に視線がクギ付けになった。漆黒の波打つ髪がなだれ落ちるように腰まで垂れている。それだけなのに心が騒ぐ。魅力的とかセクシーという言葉では言い尽くせない、その存在感を何と表現したらいいのか。
イスラムで、女性の髪を布で覆わせる理由は、女の髪が誘惑的なものだから、と聞いたときには、「何、言ってやがる」と笑ったものだ。性器とおっぱいと足首と脇の下ならいざしらず、たかが髪の毛。伸ばしてみれば、若い男の髪の方がよほど豊かで濃く美しい。(ただしイケメンに限る)
しかし彼女の姿を見たとたん、モスレムたちの感覚が理解できた。ぞくりとするくらいすてきなのだ。で、髪の毛以外は……体は細くて小さい。胸も尻も貧弱、白人女性によくいる、細くひしゃげた貧相顔(失礼!)。真っ昼間なのでほぼすっぴん。日本じゃ考えられない古くさいワンピース。しかしそれらすべては、あまりに蠱惑(こわく)的な彼女の正体を見極めようとじろじろ目を凝らした、アラ探しの結果に過ぎない。私の視線に気づいたのか、隣にいた旅行コーディネーターの方(女性)が、覚めた口調で言った。
「ああ、自分の魅力を良く知ってるんですよ。ほら、隣のおニイちゃん、離れないじゃないですか」
言われて初めてカップルだったことに気づいた。確かにおニイちゃんは黒髪の彼女にくっついたまま、しもべのようにかいがいしく面倒を見ている。
美人度、ということから言えば、我々が二重三重にマスカラを塗りつけたってネパール、アフガニスタン、イランあたりの女にはかなわない。しかし魅力的な女の生息度に関しては、(好みの問題はあるだろうけれど)南欧はかなり高い、と少ない旅行経験から感じる。ぴたぴたのTシャツとローライズのパンツの間から、腹の肉をはみ出させて闊歩(かっぽ)しているローマのお姉さんたちを日本の男は笑う。しかし堂々として陽気なその女っぷりはどうだ。
「こっちの女は太ることなんか、気にしていませんよ」とコーディネーターさんは言う。
毎月、おつきあいのある出版社から送られてくる女性誌を見て首を傾(かし)げるのは「自らの容姿の欠点を発見し矯正する」を主眼とする記事の多いことだ。
コメディアンだかタレントだか知らないが、奇矯(ききょう)な格好をしたオッサンが、街角の女の子やアイドルのファッションを批評する企画は笑止千万だが、いくら不況とはいえ、わざわざコンプレックスを作り出して、商品を売りつけようというさもしい根性はもっと気に食わない。ただし女性誌の記事の背後には、綿密なマーケティングがあり、そこに読者自身の指向も反映されている。
顔がデカいの、瞼(まぶた)が一重だの、背が低いの高すぎるの、腰が張ってるの……これらがすべて、矯正するか、錯覚を利用して目立たせないようにする、の発想で、目指すところは、どう見ても平均値。この方向で行ったらアテネの彼女など、真っ先に縮毛矯正、カラーリング、カットを施され、ファンデを重ね、目の回りをぐりぐりに描かれ、妊婦服のごときシルエットのひらひらを重ね着させられ、チープカワイイただのねえちゃんに作り変えられる。
50をとっくに過ぎたおばはんだからこそ、悔恨と自戒を込めて言う。だれにもない自分の美点に気づけ。女は誘惑してナンボだ。仲間の女どもと自分を差別化してこそ、チャンスはゲットできる。自分の魅力を封殺するな、と。(作家)=次回は20日に掲載
毎日新聞 2009年6月6日 東京朝刊
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