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【肥留間正明の芸能斜め斬り 】 タレントのクビ切り真っただ中
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http://npn.co.jp/article/detail/92309021/
2009年04月04日(土曜日)
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肥留間正明の芸能斜め斬り
タレントのクビ切り真っただ中
芸能界の不況については何回か触れたことがある。だが、今までは不況の前触れにしか過ぎない。いよいよ不況は本格化し、現在、タレントのクビ切り真っただ中。芸能プロダクションの経営を直撃し始めた。あるプロダクション社長はため息をつきながら話した。
「今までテレビ局を言いなりにしていた大物タレント所属のプロダクションも仕事がなくなっている。制作費を削られている制作プロダクションは、ギャラの高いタレントを一切使わない。本当はテレビ局よりもプロダクションがつらいのですよ」
確かに信じられないような話が聞こえてくる。「Aという大物タレントはギャラを下げたらしい」「いや、Bは半額になったよ!」「それどころじゃないよ、Cというプロダクションに所属しているフリーアナは某テレビ局では全員クビ。フリーアナウンサーは、今後仕事がないよ」
フリーアナに関していえばギャラの安い名前が売れていないアナまで切られ、局アナに変わっている。
確かに某局の朝のワイドショーに出演しているフリーの女子アナは、番組改編を理由に契約を打ち切られている。切られた女子アナはアイドル的な人気があるフリーアナだけに、早くも視聴者から問い合わせが殺到しているそうだ。
さらにテレビ局の経費節減は進んでいる。4月から始まった中山秀征の「おもいッきりDON!」(日本テレビ)、恵俊彰の「ひるおび!」(TBS)の昼の番組は3時間に拡大しているが、経費は3分の1ほど下がるそうだ。というのも、前の番組から去った、みのもんたと福澤朗のギャラがいらなくなったからだ。
面白い現象が起きている。こないだまで「あの人は今」といわれたダンディ坂野、波田陽区らがひそかに復活している。「彼らはまだ消えてから間もないし、視聴者が覚えている。その間、だいぶ勉強して芸もあがったし、まだ鮮度がある。何よりもギャラが安いので、使いやすい」とプロデューサー。一発芸の象徴的存在である「そんなの関係ねエー!」の小島よしおも、いまだに消えていない。「まだギャラが安いし、なによりも知名度がある。大物タレントを起用するよりも経済的です」。
以前、消える大物タレントについて触れたことがあるが、ビートたけしを除けば事態はより深刻化している。大物たちは徐々にテレビから消えて、プロダクションとテレビ局のバーターは通用しなくなっている。なによりもテレビ局自体が深刻化している。「コピー用紙は必ず裏表を印刷して数を申告する。ところが失敗が多くて以前より数が増えているんですよ。裏表を印刷したコピーなんてお客さんには出せませんよ」と編成部員。
今まで1500万円の年収をもらい、わが世の春をおう歌していたテレビ局員は、60歳を過ぎると400万円に下げられるそうだ。それでも400万円という給料は下請けのADよりもまし。「ざまあみろ…」という声が制作会社の社員から聞こえてきた。
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