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【鳥越俊太郎の不実な対応で信頼を失ったあげくに……】 「市民記者」のオーマイニュース 2年半で撤退、4月下旬サイト閉鎖
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090325-00000002-jct-sci
「市民記者」のオーマイニュース 2年半で撤退、4月下旬サイト閉鎖
3月25日18時35分配信 J-CASTニュース
「オーマイニュース」は06年夏、鳴り物入りで日本上陸した
情報サイト「オーマイライフ」を運営していたオーマイニュース(東京都中央区)は2009年3月25日、4月24日にサイトを閉鎖することを発表した。「市民みんなが記者だ」をスローガンに、鳥越俊太郎氏を編集長に迎え華々しくオープンしたが、閲覧数は低迷、「炎上」などのトラブルも相次いだ。08年には生活情報サイトとして再起を図ったが、最後までビジネスモデルを構築できず、開設から2年半でその幕を下ろすことになった。
■「市民みんなが記者だ」をスローガンに06年8月にオープン
ウェブサイトに告知が掲載されたほか、同サイトに登録していた「市民記者」宛てにもサイト閉鎖がメールで通知された。ウェブサイトでは、サイト閉鎖の経緯について
「この度、世界的な経済状況の悪化から、サイトの閉鎖を決定いたしましたが、今後の市民記者メディアの発展には大きな期待をしております」
と「不況が原因」と説明している。一方、市民記者向けのメールでは、以下のように陳謝する文面のみで、経緯の説明はない。
「改めて御礼申し上げますとともに、突然のお知らせとなり、市民記者ならびに読者のみなさまにはご迷惑、ご不便をおかけしますことを深くお詫び申し上げます」
メールによると、市民記者からの投稿は3月30日まで受け付け、ウェブサイトの更新は4月3日まで行われる。4月24日には、現行サイト「オーマイライフ」旧サイト「オーマイニュース」ともに完全に閉鎖され、翌25日以降は、これまで掲載されていた全ての記事にアクセスできなくなる。データベース上にある記事のデータも完全に消去されるといい、同社では、自分が書いた原稿を保存したい市民記者に対しては、サイト閉鎖までにデータを読み出すように呼びかけている。未払いの原稿料については、4月末までに支払いを終えるという。
今回閉鎖されたサイトは、韓国の市民記者によるニュースサイト「オーマイニュース」の日本版として「市民みんなが記者だ」をスローガンに06年8月にオープン。韓国のオーマイニュースが7割、ソフトバンクが3割出資して日本法人を設立し、初代編集長に毎日新聞出身のジャーナリスト、鳥越俊太郎氏を迎えた。
スタート当初から、鳥越氏が「ネットコミュニティー」に疎かったことが批判されたほか、記事のコメント欄に批判が殺到し「炎上」状態になるなど、トラブルが相次いだ。
■ページビューが低迷、経営が行き詰る
経営面では、バナーなどによる広告収入での運営を目指したが、「市民記者」が提供する記事の内容が「感想文」に近いオピニオン系の記事が多かったことからページビューが低迷、経営は行き詰まっていた。
前社長の元木昌彦氏が「日経ビジネス」08年10月20号の「敗軍の将、兵を語る」で明かしたところによると、08年6月末には、全社員を解雇してもいる。
08年7月には、オーマイニュースに出資しているソフトバンクの関連会社「アイティメディア」出身の小宮紳一氏を新社長に迎え、08年9月には「ニュース」の看板を下ろし、生活情報を中心としたサイト「オーマイライフ」として出直しを図った。
小宮氏は当時、J-CASTニュースに対して
「もっと読まれる、支持されるメディアにならないといけない」
「カテゴリーを明確化したことで広告が取りやすくなる」
などとして、従来のバナー広告の他にタイアップ広告に力を入れ、財務基盤を改善したい考えを明らかにしていたが、リニューアルからわずか7か月で閉鎖に追い込まれる結果に終わった。
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最終更新:3月25日18時45分
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http://www.j-cast.com/2007/02/14005521.html
取材テープで分かった 鳥越辞任の真相
2007/2/14 コメント(1)
ニュースサイトやジャーナリストのブログを舞台に繰り広げられてきた「オーマイニュース」鳥越俊太郎編集長を巡る「辞任騒動」が、新たな局面を迎えた。「騒動」をスクープした記者が鳥越氏に「恫喝」されたことを写真週刊誌に暴露したほか、鳥越氏が辞任の意志を語る音声も公開された。それでも、「誤報」「事実無根」と強弁する鳥越氏とオーマイニュースは何を考えているのか。
ニュースサイト「JANJAN」が2007年1月11日に初めて「辞任説」を報じ、オーマイニュースはこれを「事実無根」と完全否定。これを受けてJANJAN側は取材の際のやりとり(一問一答)を公開して反論したが、鳥越氏が動画メッセージで「これ(辞任報道)はウソです」と語るなど真相は藪の中だった。
●音声を聞いてみると、「誤報」ではない
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録音テープ公開後も沈黙を守ったままだ
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そんな中、写真週刊誌「フラッシュ」2月27日号(首都圏では2月13日発売)に「告発!鳥越俊太郎『嘘と恫喝テープ』を独占公開」という記事が掲載された。執筆したのは、JANJANの記事を書いた増田美智子記者。オーマイニュースの反論を受けて鳥越氏に改めて取材した際に「訂正しないと僕はあなたを訴えるよ」と「恫喝」されたことなどを含め、今回の「騒動」の経緯を紹介した上で、鳥越編集長に取材した際の録音データが存在していることを明かしている。
その上で、2月7日に改めて増田記者が鳥越氏を直撃取材、録音データの存在を伝えたところ、以下の答えが返ってきたのだという。
「入院中で、トイレの中で電話を受け、手術直前だったため、上の空で『ハイハイ』と言っていただけ」
「こちらの状況を確認しないあなたが悪い。あなたの誘導尋問にうまく騙されたのだ」
2月13日、増田記者に「辞任説」の情報を提供したフリージャーナリストの寺澤有さんのブログに、この取材の様子を録音した音声ファイルと、内容の一言一句を文字に起こししたものが公開され、状況は変わりつつある。実際に音声を聞いてみると、鳥越氏と思われる男性の声が明瞭に録音されている。落ち着いた様子での受け答えで、「上の空」ではない印象だ。しかも、
「ただしボクは、ちゃんとした人を推薦をして、そのインタビュー、面会、あの、面接もちゃんと、ボクが立ち会ってしてますから」
と、後任の人選を進めていることを明言している。辞任は既定路線で、少なくともこの時点で「辞任は『事実無根』」ではないことは明白だ。
●辞任は「誤報」といいはるオーマイニュース
騒動の当初、増田記者はJ-CASTニュースの取材に対して「録音データの有無についてはノーコメント」としていたが、それを一転、公開に踏み切った経緯をこう話す。
「(オーマイニュースからの反論に対する再反論記事を掲載した時に)あれだけ細かく一問一答を書いたのですから、さすがにオーマイニュースも、反論記事を訂正すると思っていました」
つまり、「これ以上シラを切るのであれば、仕方なく」ということで録音を公開した、ということのようだ。また、鳥越氏が増田記者を「恫喝」する様子も録音されているといい、
「録音時間が長いので、(文字起こしなどの)作業にも時間がかかる。出来るだけ早く公開したい」
としている。
一方のオーマイニュースだが、音声ファイルが公開されているという指摘をした上でも、
「2007年1月18日に発表した以下の見解に変更はございません。
『一部のインターネットメディアにおいて、13日に鳥越俊太郎が辞任するとの誤報がありましたが、すでにお知らせしたとおり、鳥越はオーマイニュースの編集長を引き続き務めて参ります。この誤報の内容を前提とする後続の記事などについては、オーマイニュースとしてコメントすべきことはございません』」
と回答、事実上の沈黙を続けている。
増田記者は、「フラッシュ」の記事を、こんな1文で結んでいる。鳥越氏は、これをどのように受け止めているのだろうか。
「自らの言葉に責任を持とうとしない鳥越氏は、即刻メディア界から引退するべきだ」
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