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株式日記と経済展望
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「株式日記」のような文字主体のブログは、アマゾンのキンドルの
ような端末が最適である。電子書籍よりもウェブ端末としても使える。
2010年9月19日 日曜日
日本語表示に対応したキンドルの新モデル
『株式日記』をキンドルで読む人が増えていくだろう。
◆日本語対応キンドルの実力はいかに? 第一印象は「◎」 【増田(@maskin)真樹】 9月6日
http://techwave.jp/archives/51498949.html
先日、Techwaveで報じた通り、米Amazon.comは8月26日、日本語表示に対応したキンドルの新モデルの出荷を開始した。発売直後から売り切れとなる人気ぶりで、記事執筆時の納期はおよそ2週間前後となっている。
筆者の所に「Kindle 3G+WiFi」モデルが到着したので、開封から日本語表示、ウェブブラウザのテストなど通じ、気づいたことなどをお伝えしようと思う。
ちなみに上の写真は開封直後のもの。「充電して」といった内容のメッセージがディスプレイに貼り付けてあるが、実はこれ透明シートに印刷されたものではなく、キンドルが表示している。キンドルの電子ペーパーは、一度表示した映像は、電池を消費することなく表示し続けることができるのだ。
出荷時に表示されている告知を部分を接写するとこのような感じ。よくみるとジャギーがあり、本の先鋭さには届かない。ファックスと同じようなクオリティだ。
表示は「画面」というよりは「紙」という印象が強い。例えば、画面を限りなく側面から見てみても、“印字”された文字はくっきりした状態で確認できる。
手に取るとその手頃感がわかる。小さ過ぎず、大き過ぎず、コンテンツを見るのにベストフィットという印象を受ける。
iPhoneと並べると、ディスプレイの特徴の違いが良くわかる。バックライトの無いキンドルは、暗い場所では視認できなくなるが、光らない分、目が疲れにくい。
次は日本語の表示をチェックしてみよう。キンドルをUSBでパソコンに接続すると「ストレージモード」になる。ディレクトリに直接アクセスできるので「documents」フォルダに日本語のファイル(テキストファイルやPDFファイル)をコピーする。
初めの1本は、テキストファイル。書きかけの文章で、編集用の記号などが入っているが、段落さえ分かれていれば十分読みやすい。
次はPDF。先日WISH2010でも大賞を受賞したpaperboy&co.の「ブクログのパブー」で公開されているFLOP DESIGNさんによるエッセイ「デザインでいっぷく〜デザインの落とし物」のPDFファイルを読むことにした。
文字が小さ過ぎるのでPDF拡大機能(150%、200%、300%)で3倍に拡大してみる。十分大きくなりゴシック系の日本語フォントの美しさがよくわかる。
ただキンドルの動作自体がサクサクしているわけではないので、拡大縮小時の切り替えが少々億劫だ。キンドル向けにコンテンツを作成する場合は考慮した方がよさそう。
(追記) 当初「PDFファイルには日本語フォントのサブセットを埋め込む機能があるが、今回は利用しないファイルを選択した」と書いたのですが、このファイルにはIPAフォント等が埋め込まれていました。
次は、NTTドコモさんのIR資料として公開されているプレゼンテーションスライドを表示させてみる。(こちらも一部フォント埋め込み)
非常に良い再現性能。ただ、横でみる資料なので、縦ディスプレイにはフィットしない。そこでキンドルの回転機能を利用する。
ご覧のようにジャストフィット。キンドルは、プレゼンスライドPDFのストック&閲覧に最適ではないだろうか。
Amazon.comストアには日本語のコンテンツがないので、今回はPDFやテキストファイルなどをチェックした。PDFにはレイアウト情報があり、スライドみたいな1ページ簡潔ものはフィットするが、それ以外では必ずしもキンドルには最適ではないケースもある。そのため大量の文章を読むにはテキストファイルが最適と感じた。
上の写真がTechwaveのサイトをオープンしたところ。モノクロなのはやむを得ないが、表示が崩れたりすることはなく完璧だった。
今回テストしたのは3G回線。もともと電子ペーパーの描画速度はとても遅いので、ウェブ表示やTwitterなどの利用はあまり期待していなかった。しかし、テキストを読むための機能があるなど好感が持てた。それが以下の部分、「Article Mode(記事モード)」というものがある。
切り替えると、レイアウト情報や画像や広告をカットし「文章」だけを表示してくれるので、長い文章でも読みやすくなる。
切り替えスピードは高速ではないので、サクサク読み進むわけにはいかないが、今後期待できる機能だ。この「ウェブ」→「記事モード」の切り替えスピードなどを体感頂くためにムービーを撮影してみたので参考にして欲しい。
みなさん気になっていた日本語についてだが、表示については問題はないと言っていいだろう。ただ、現時点ではフォントは1種類しか確認できておらず、この点、何種類か選択できればと感じている。
さて、Techwaveではこれまで何度も日本語対応キンドルについてお伝えしてきたが、キンドル専用の3G回線については詳しく述べてこなかった。世界各地で無料で3G通信が使えるというものだが、自ら確認が取れなかったのであえてお伝えしなかったのだ。
そこで実際、パッケージを開封し確認をしてみたが、設定不要ですぐに3G通信が可能となった。日本国内ではドコモ回線を使ったサービスとして利用できるらしい(ローミング)。
ウェブの機能が実験的なものだとはいえ、無料で3G通信が使えるというのはすごいことだと感じた。いつでもAmazon.comでコンテンツを購入できるし、パソコンで購入したキンドルコンテンツも自動でシンクロされる。読書以外で面倒なことを考える必要はほとんどないというのは素晴らしいことだ。(この手のグローバルサービスは、突然中断することも多いのだが、日本版キンドルサービスがスタートしたした際も継続して欲しいものである)
そう、日本語対応キンドルに触れ感じたのはこのデバイスで本を沢山読みたいということ。Amazon.co.jpでキンドルの日本語コンテンツの扱いを初めて欲しいと強く思った。デバイスにフィットしたコンテンツが流通することが、AmazonDTPの成功につながるわけで、その時こそがキンドルの本領発揮となる。
筆者の憶測だが、Amazon.co.jpでのキンドル対応はもう間近だと思う。だって、ストアのトップに米キンドルの広告を何ヶ月も掲示するのには、当然何らかの理由があるからだ。2010年クリスマスは「日本版キンドル」一色に染まると考えてもいいように思える。
(私のコメント)
「株式日記」は現在5000名近くの方が携帯で読んでいただいているのですが、全体の3分の1になります。携帯の小さな画面では10000文字近い文章を読むのは大変だと思うのですが、もはやインターネットの主力端末はパソコンから携帯に代わって来ています。しかし携帯では画面が小さくて読むのには適していません。
今年発売されたアップルのアイパッドは電子書籍端末として注目されましたが、インターネット端末であり、電子書籍端末としては重過ぎるし電池も10時間しか持たない。アマゾンのキンドルは軽くて電池も一ヶ月近くももつと言う事ですが、最近発売された新型のキンドルは日本語にも対応して使えるようになりました。
値段も安いモデルは10000円以下で買えるようですが、3Gモデルは通信費用はタダになると言う事です。これはまだ試行段階ですが、毎月本を数冊買えば通信費用はタダになるようになるかもしれない。それに対して日本の出版業界は団体を結成してはいますが、具体的なビジネスモデルはまだできていない。
「株式日記」でも書いてきたことですが、著作権法がインターネットに対応していない為に書籍を電子化しようにも著作権法が壁になってしまって進まない。ならば法改正すればいいのにと思うのですが、法改正も利権が絡むとすったもんだでなかなか纏まりません。
「株式日記」でもインターネット時代の著作権法はこうあるべきだという事を書いてきたのですが、いまだに「株式日記」のコピペは著作権法違反だと言うコメントが後をたたない。英米法のように法律を柔軟に使う習慣がないわけですが、司法界自体がグーグルの電子検索を著作権法違反としている状況ではどうしようもない。
つまり紙でできた本の時代の法律を、インターネットに適用しようとするから新しい時代がなかなか作ることが出来ない。新しい法律は権利者同士が利害調整すれば出来るのでしょうが、新しい状況がどのようなものかを判断できなければ利害調整も難しいだろう。日本ではいちいち法律違反かどうか問題になるよな事では新しいビジネスは出来ない。
アマゾンはキンドルで電子出版化をどんどん進めていますが、音楽におけるアップルのアイチューンズのように音楽端末もダウンロード販売も独占されたように、電子書籍もアマゾンが独走して、気がついた時は日本の電子出版業界はアマゾンに独占されているかもしれない。それだけアマゾンが電子出版で独走している。
ソニーやパナソニックも以前は電子書籍端末を発売していましたが今では撤退している。出版業界と利害調整が出来なかったからですが、今までの既得権を守る為に新しい動きを封じようとする勢力が強すぎるからだろう。しかしインターネットの世界は簡単に国境を越えてしまうから、アメリカで出版して日本に販売されればそれでお終いだ。
今でもアダルトサイトなどがアメリカにサーバーを置いて商売していますが、わいせつ物取締法違反であってもアメリカにサーバーがあれば、日本の警察は手出しが出来ない。犯人の特定が出来ないからだ。アマゾンは日本の電子出版に対しても作家などを70%の印税で誘い込んでいる。
◆電子書籍価格の70%を著者らに 米アマゾンが導入へ 1月21日 共同ニュース
http://techwave.jp/archives/51498949.html
【ニューヨーク共同】米インターネット小売り大手のアマゾン・コムは20日、同社の電子書籍端末「キンドル」で扱うデジタル書籍の販売価格の70%を著者や出版社などに配分する新しい仕組みを6月30日から導入する、と発表した。
安く売られることが多い電子書籍に反発する出版社も少なくないことから、アマゾンは著者らの取り分を増やすことで、電子書籍端末で扱うコンテンツの提供を促し、品ぞろえの充実を図るのが狙いとみられる。
対象のデジタル書籍は、価格が2・99ドルから9・99ドルの範囲に収まり、印刷版の書籍よりも20%以上価格が安いことなどが条件となっている。
アマゾンによると、米国では通常、著者は書店での販売価格の7〜15%程度の著作権料を受け取ることが多いという。
(私のコメント)
アマゾンと言えばアフリエイトで新しいビジネスモデルを作りましたが、有力ブロガーが書籍を紹介すれば本が売れて手数料がもらえます。だからネット上で本を紹介するのが職業の人も出てきたくらいですが、「株式日記」では本の紹介はしてもアマゾンのアフリエイトは利用していない。収入を得る目的で「株式日記」を書いている訳ではないからだ。
電子書籍も普通のブログも読み物としては同じであり、有料なのが電子書籍であり無料なのが普通のブログと考えればいいのではないかと思う。このように「株式日記」を無料奉仕で書いているにもかかわらず、コメント欄には誹謗中傷コメントが毎日のように投稿されます。だから多くの有名ブログはコメント欄が無いものがほとんどか制限つきです。
これではインターネットの双方向性が無くなりますが、「株式日記」をぼろ糞に貶して何が楽しいのだろうか? くだらなければ見なければいいのにと思いますが、貶す事で自己主張したいのだろう。私の場合、学生時代から博識すぎて変人奇人扱いされてきましたが、インターネットを得てますます博識ぶりに磨きがかかってきた。これが毎日無料で読めるのだから日本の宝と言ってもいいだろう。
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