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誘導世論調査に頼るしかないマスコミの機密費乞食(太陽光発電日記)
http://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-c8c4.html
最近のマスコミの世論誘導は、あおり報道〜世論調査〜世論調査結果の誇示〜あおり報道というパターンが定着しています。
まさに世論調査の乗数効果狙いみたいなものですが、世論を操作する意図がみえみえで本当にあほくさくなってきます。
しかし、感度の高い”トレンドリーダー”が、わざわざ”どボリューム”に追従することがないファッションの世界と同じで、政治の世界でも意識レベルの逆流はありません。
政治の世界でも、ガセネタに踊らされるような感度の鈍い”どボリューム”のB層が、閉塞状況を打ち破る持続的な力を生む源泉になりつづけることはありえないでしょう。
ですから思考停止した衆愚に迎合するような政治家は、永遠に、未来をデザインすることはできないということもいえるはずです。
”民意を汲み取る”ということと”衆愚に迎合する”ことの違いを、多くのマスコミ人も政治家も理解できなくなったようですが、今日の日本の政治の低迷の一番の原因は、わけのわからない世論調査結果に振り回される”政治のだらしなさ”が一番の原因かもしれません。
トップブランドのデザイナー相手に、ジャスコのプライベートブランドのデザイナーが”あなたのデザインする服は売れてもせいぜい100着だけど、わたしのデザインは10万着も売れるのよ!私の勝ちね!”とすごんだところで”あんた!ばか〜?”といわれておしまいです。
ガセネタにおどらされた世論調査の結果で、勝ち誇ったような顔をする小宮悦子も古館一郎も、調査結果にうろうろする政治家も”あんた!ばか〜?”の対象だと思います。
情報収集能力に優れ、自ら考える力のある人は、いくら世論の数字を持ち出しても信念がありますから、自分が少数派だとしても動じないでしょう。そうした人たちは粘り強い発信力がありますから、彼らの正論は、徐々に支持をひろげ、マスコミの不誠実な連中を追い詰めていくことになるはずです。
新しい時代を創造できる能力がある政治家ならば、直接の結びつきがなくとも、市井の草莽の士を自らの大義に引き寄せ、大仕事を成し遂げることができると思います。
志をもって政治の世界に入った人には、ちんけなマスコミが誘導するちんけな世論で道を誤ってほしくないものです。
※
今日も新聞の一面に、全国世論調査・菅首相支持69%という見出しが躍っていましたが、その世論はどうやって集められたかを知ると、一面をでかでかと占有する価値がないものであったことが分かりました。
緊急電話調査ということでしたが、要するに抽出されるのは電話番号だけで、その電話番号で家族の中の有権者の誰かが出ればOKという形で金曜日~土曜日1500件電話して1000件集めたようです。
ダイレクトマーケティングをした人間なら分かると思いますが、最初から偏りが想定できるいい加減なものだと思います。
朝10時から夜9時までという制約で電話して、金曜日、土曜日で回答を得られる対象といったら、性別、職業、年齢が限られるのは簡単に想像できます。
まさに、27日の小沢出馬宣言を受けた、テレビコメンテーターの”小沢たたき”の罵詈雑言にどっぷり接した”うちでテレビを見てた人”に集中的に回答を得た可能性が高いわけです。
それにもかかわらず小沢さんの支持が15%もあるというのは、逆にすごいことじゃないでしょうか。
それにしても、テレビで散々悪口を刷り込んだ後で、アンケートをとって”自分好みの世論”を捏造するマスコミ(電通)・・・やり口が汚すぎます。日本の一番の敵はマスコミじゃないかと強く感じました。
これからも蟻の一穴をしぶとく繰り返していきたいと思います。応援よろしくお願いします。
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