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業界の闇「パクリ」「作り」はどの程度あるのか?
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/777.html
投稿者 gikou89 日時 2010 年 8 月 12 日 19:34:42: xbuVR8gI6Txyk
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100811-00000500-sspa-soci

★[怖い話業界]のビジネスモデルとは

 ひとえに“怖い話”業界といっても、かかわるすべての人が「“怖い話”ビリーバー」というわけではない。霊を信じてガチに向き合う人がいれば、なかには「霊はビジネス」と割り切ってネタ作りに励む人もいる。そんな彼らのスタンスの違いとは!?

■“盛る”のは常識!?ネタ作りに隠された嘘

 「よく『あのネタは本物?』って聞かれたりするんですが、アレが一番心苦しいんです」

 そう語るのは、心霊系の原稿を執筆しているライターのT氏。「幽霊を見たことがない」という彼は、霊の存在にも懐疑的。この仕事もビジネスとして割り切っている。

 「もちろん僕も“本当にあった”話をネタにしてますよ。でも、結局は人から聞いた話を基に原稿を書くわけですから、当然“盛る”部分が出ちゃうんですよ。割合については……あんまり言いたくないですけど、元ネタが1ぐらいのインパクトだったら、9ぐらい盛るときもあるかな」

 しかし、これは業界内ではよくあるケースなのだという。

 「数を作らないといけない場合は、みんなやってると思いますよ。“実話怪談”を冠している書籍の多くは『大幅な“作り”が行われている』という話もよく聞きますし」

■著作権なんて無視!モラルなき人物も

 一方、「内容のクオリティが高ければ、実話であれ、創作であれ、“怖さ”の価値は変わらない」と語るのは、業界事情通の編集者A氏。それ以上に問題なのが「そのネタをどこから持ってきたのか」だと指摘する。

 「この業界は、著作権意識が低い人間が多い。そのため『人からネタを聞くのも、ほかの作品からネタを盗るのも一緒』というねじれた論理が働いて、“パクリ”や無断使用が頻繁に行われているんですよ。仕事柄、マジメに心霊現象に向き合っている人たちを知っているだけに、憤りを覚えます」

 特に有名なのは、某怪談芸人が怪談を盗作しまくった事件。それが原因ですべてのレギュラー番組を外される事態に発展したという。

 「最近は、ネット上に流れているものや投稿サイトに送られてきたものを“自分が取材して聞いた話”として出版するケースもありますからね。なかにはそれに味をしめ、『自分で書くより、人に書かせたほうがカネが儲かる』と“怪談本”のプロデューサーに転職してしまう人もいたり。実際は、書き手を出版社に紹介するだけなんですけどね。ひどい話ですよ」

■“怖い話”に群がる、人間の欲望とは?

 しかし、なぜこれだけ“パクリ”が増えたのだろうか。A氏の同僚だが、「怪談はガチ話じゃないと」というスタンスの編集者W氏は、パクリ横行の背景をこう分析する。

 「『新耳袋』のような一見マネしやすそうに見える、短い文章の怪談がブームになったことがきっかけです。僕はあの作品自体は業界に大きな功績を残したと思いますが、同時にこれまで“怖い話”に見向きもしなかった人までもがカネの匂いを嗅ぎつけて、『これなら自分でも書ける』と参入し始めました。加えて、当時は匿名性の強いネットが急速に普及した時期。その影響なのか『パクる』ことへの罪悪感がない若手ライターも多いんですよ、H・KとかK・Nとか!」

 と実名を何人も挙げて怒るW氏だが、さすがに自粛。この業界、霊より人間関係のほうが怖い!?
 

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コメント
 
01. 2010年8月12日 20:38:02: EJaNxRT5Bc
欧米社会では、およそ大学教育を受けたものは「プレイジャリズム」は犯罪行為であると教え込まれる。しかし、日本の大学では、昨今やっとセクハラ行為には厳しくなったが、「プレイジャリズム」にはまだまだである。アメリカの大学では、自分の作文が他人の登用であると判明した場合には即刻退学の憂き目に遭うこともあるようである。このあたりに問題の根源がありそうである。

02. 2010年8月12日 23:59:50: OU9cz4uYZY
まあマスコミには裏システムがありますからね

217 名前:名無しさん@5周年 投稿日:04/08/27 04:18 ID:rJCB7F5P
「全盛期は中央公論社へ殴り込んだ。喧嘩の始まりは広津和郎が「婦人公論」に連載した小説『女給』だった。
これは銀座のカフェ「太訝(タイガー)」の一女給の身の上を書いた話で、ここに出てくる主人公小夜子の客は、
明らかに寛をモデルにしたものだった。「文壇の大御所」という表現になっており、菊池寛をモデルに擬して、
世間の呂をひき、それを売り物にした。寛は激怒して、中央公論社の鴫中雄作にあてて「僕の見た彼女」という
抗議文を送った。すると、それは雑誌に掲載され、題が「僕と小夜子の関係」と変えられていた。
寛はカンカンに怒り、一人で中央公論社へ乗りこんで、「中央公論」編集長を呼びつけて殴った。ついでに鴫中にも
飛びかかろうとしたが周囲の者に押さえられた。この事件は新聞に報道され世間を騒がせた。」
 嵐山光三郎「文人悪食」より。


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