http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/741.html
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経済学者の池田信夫氏がゲストに田原総一朗氏を迎え、7月15日にUstreamで生中継された対談。『メディアと政治』をテーマに、先日行なわれたばかりの参議院選挙の総括、日本のマスメディアが抱える構造的な問題、メディアではタブーとされてきた差別用語について、両氏が鋭く語り合った。テレビや新聞では、絶対に語られない真実が次ーー以下抜粋です。非常に読み応えあります。
http://news.livedoor.com/article/detail/4881712/
田原:大新聞、全国紙、テレビが民主党を批判していますが、今回はメディアも共犯だと思います。民主党が大敗したのはメディアの責任です。今回の負けた一番の要因は、菅(直人)総理が消費税を10%にすると言った事にあります。消費税を10%にすることに対して、少なくとも朝日新聞から産經新聞までの全国紙、NHKから民放まで、反対するところはなかった。「良く言った」、「自民党はあのような事を言えなかった」、「菅は良く言った」と、どこも前向きに評価していました。逆に言うと、新聞やテレビがこぞって評価したため、菅さんは「ああ、そうか。消費税10%は世の中の常識なんだ。新聞もほめてくれたんだから、むしろ良心的な政治家だと、国民に評価される」と考え、気安く言ってしまった。(中略)
マスコミは口では地方分権を目指せ、中央集権は良くないと言いいながら、完璧な中央主権体制を敷いています。東京の目だけで物事を見ていた訳です。東京の目で見ていたからこそ、朝日新聞やNHKも消費税に賛成と言った。それに菅さんは乗っかってしまった。そして、乗せた方は、「民主党が悪い」、「菅が悪い」と言っている。何を言っているんだと(中略)
池田:だって、言っちゃあ悪いけれど、海老沢(勝二)元会長なんて、若い記者を抑える仕事で選ばれたようなものですから。NHKに限らずどの社でも、政治部では原稿書く記者じゃなくて、抑える記者が出世すると。たぶんテレビ東京もかつてそうだったはずです。NHKも記者クラブには2人の記者がいます。社会部の原稿書く記者と、政治部の原稿を抑える記者です。いわゆる“波取り記者”記者が必ずいる訳ですよね。
田原:この世界では、抑える記者が偉くなる。書く記者は偉くなれない。
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