http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/740.html
Tweet |
朝日オピニオンページ下段 「ねじれ国会 民主・自民が『自制』競う効用」 より抜粋
自民本部のエレベーターで、大島理森幹事長と乗り合わせた。参院選の公示直前、通常国会が閉会した直後。 (国会終盤で政府・民主党は衆参両院の予算委員会も開かず野党提出の某新任大臣問責・参院議長不信任両決議案を採決しないまま強引に国会を閉じてしまったことに大島氏は怒っていて)「自民党の損得で言うのではない国会、民主主義の問題だ。マスコミもしっかり頼みますよ」と話しかけてきた。
大島氏が毎日新聞のOBだったことをとっさに思い出し、私が「マスコミの先輩のアドバイスを重く受け止めます」と答えると、ニコッと笑って幹事長室に向かった。
(中略)
(結局)、ねじれ国会では民主、自民両党が「自制」 を競い合う事になる。ルールを守り、税制や社会保障、外交などで質の高い論争を繰り広げる。メディアがその勝敗を判定する――。ねじれ国会にも効用がある。
(引用終り)
――確かに慣例として議長不信任決議案は採決されていた。しかし某新任大臣問責決議案は自民の党利党略丸出しだったが。
それにしてもあと3日もあれば少なくとも郵政民営化見直し法案は参院を通過成立させられた筈だ。マスコミなどがどう反対キャンペーンしようと、去年の衆院選で郵政に関し民意は示されていて、可決の正当性は明らかだ。
ここで問題にしたいのは「メディアがその勝敗を判定する」との星浩の尊大さだ、あたかも彼らの意向で、読者・視聴者に政治の実態が届く前に、政治の帰趨が完結出来るかの如き言い方だ。
メディアはMEDIA(媒体)であって読者・視聴者に正確に事実を伝えるのが第一の役割
、自社の意見は社説や、署名入り解説ぐらいでよい。
このところの新聞(特に政治記事)は見出しのみならず本文の中にも執拗に自社の意見を紛れ込ませている。世論調査も同様。
だから、若者の新聞離れは甚だしい。宇多田ヒカルなどは「新聞なんか要ーらない、肝心なこと載ーってない」などと唄っている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評10掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。