2010年6月8日に行われたトークイベント「嵐の中の⇒嵐の中だった小鳩政権!! 〜ニッポンは何を守ろうとしているのか!?」」における、鈴木宗男氏（新党大地代表）と佐藤優氏（作家・元外務省主任分析官）の話を一部書き起こしました。動画を下記URLで見ることができます。当該個所は14:25あたりからです。

【6月8日生中継！】「嵐の中の⇒嵐の中だった小鳩政権!! 〜ニッポンは何を守ろうとしているのか!?」 アーカイブ動画
http://opinion.infoseek.co.jp/article/883
http://www.ustream.tv/recorded/7519272?lang=ja_JP

（書き起こしここから）

鈴木：（前略）同時にこの点は、政治家だけではなくて、評論家のみなさんだとか、あるいは新聞記者のみなさん方、現金ではなくても、官房機密費の中から様々なお金の支出がされておりますから、こういったものも明らかにした方が、より私はこれは国民に理解が得られるんではないかなと。

野中先生は「田原総一朗さんだけは受け取らなかった」と言ってますけれども、これは正しい話だと思いますし、同時に、野中先生はいずれ言ってくれると思いますけれども、その政治評論家と称する中には、わざわざ何某かの思いをもって、「私は何日空いてます」だとか、「何日にはなんとかちょっとご指導・ご教授をいただきたい」だとか、いろんなささやきがあるんですよね。そのささやきで官房長官が昼食したり、あるいは夕食をとったりすることもありますからね。

こういったものも、私はそれなりにオープンにした方が、「なるほどな」と「そんな無駄なことはやめた方がいいな」という結論になっていくんではないかなと思っていますし、沖縄問題でも、私は、あの機密費が沖縄の選挙だとか、あるいは様々ないわゆる民間人を使ったりした場合の旅費だとかの費用に充てていた面もありますから、これなんかは佐藤さんも十分わかっている部分があると思いますから。敢えて言うならば、あのみんなの党の江田（憲司）さんは幹事長ですね。

佐藤：私、江田憲司さんから３０万円もらいましたから。先週の東京新聞で書きました。それで、江田さん、しょっちゅうマスコミの人とご飯を食べていたんですけど、あれ官邸からお金が出ていたんじゃないですかね、当時。

鈴木：間違いなくそれは、江田さんがもっているわけないんですから、官邸のおそらく機密費が十分あてがわれたと。

佐藤：ですから、「普天間でいろいろ頑張った」とおっしゃるんですけれども、普天間の当時のあの辺野古にやるときの、裏の方での、その辺の闇の部分、江田さんが一番知っているんじゃないかと思うんですよね。やっぱりこれを明らかにするのがみんなのためになるんじゃないかと思うんですよ。

鈴木：これ、江田さんはやっぱりいま国会議員ですから、民間人ならばいざ知らず、国会議員、公職にある以上は、人事でなくて、自分のやってきたことを公にすべきだと思いますよ。かっこのいいことだけ言ってもらっちゃ困りますね。

（書き起こしここまで）

[関連]
佐藤優さんの「本音のコラム 官邸 機密費の闇」 （鈴木宗男の「ムネオ日記」）
http://www.asyura2.com/10/senkyo87/msg/695.html
岡田大臣会見5/28 外交報償費を受け取ったと主張する著名な言論人の存在を岩上安身氏が指摘、大臣「詳細を教えてほしい」
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/656.html
〜官房機密費の実態〜〔TBSニュースバード〕
http://www.youtube.com/watch?v=WekLyWV2noQ
現代ビジネス緊急対談「田原総一朗×上杉隆」 民主党政権について
http://www.ustream.tv/recorded/7412783?lang=ja_JP 　

コメント
01. 2010年6月11日 14:49:27: ckASAdRSlA まさかカツラまで機密費で誂えたのでは無いでしょうね。
02. 2010年6月11日 18:41:32: GjczTvLZAm 本日の所信表明演説中に寝てました。 江田けんじ氏。（チラ映り） zzzzzzzzz・・・・・・。
03. 2010年6月11日 18:59:27: wvca1rl2Xk 　とにかく 　国民は、つんぼ桟敷に置かれていた。マスコミはひど過ぎる！！！。 　“政権交代云々”の前に『マスメディアの撤廃』をすべきである。ヒドスギル！！！ 　俺はマスメディアを今のままでは許さない。　 　自己改革すべし。
04. 2010年6月12日 12:37:18: J2aBohTPf2 渡していた側である「当時の政権側の人物」である野中広務・平野貞夫両氏と、渡された側である佐藤優氏（および渡されようとしたが断ったという田原総一朗氏）の発言により、官房機密費によるメディア対策は、もはや疑惑の段階を過ぎて「確定」したと言えるだろう（両当事者から直接の証言が出たことにより）。 次の段階として、どのメディアあるいはジャーナリストが、自らの官房機密費受領疑惑を追求するかで、それぞれの「ホンモノ度合い」が試されることになる。もう国民の多くをこの疑惑から隔離することは、このネット時代では不可能だ。
05. 2010年6月15日 12:10:37: kFyPdez0NA 野中氏が言わんとしているのは社会党にいた仙谷に渡していたことではないかしら？ クリーンな民主党の化けの皮が剥がれる故にあの『The　Journal』は官房機密費を 論説記事に取り上げない。高野と仙谷は学生運動の同士のようですから。
06. 2010年7月19日 14:15:08: SvIFUGaGmg 昨日のツイッターはこの人のヅラの話で盛り上がってた。増毛機密費とか。ｗ 実際、税金使ってたってことも、ないとは言えないな。

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