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どこまで調子がいい男なんだ。これまで散々、民主党を批判してきた
宮崎県の東国原知事が、「口蹄疫」の被害に見舞われ、鳩山政権に
泣きついている。
宮崎県を訪ねた平野官房長官に「関係者の無念は尋常じゃない」と訴え、
鳩山首相あてに具体的な要望項目をズラズラと並べた「要望書」を手渡した。
さすがに、宮崎牛のブランドを支える「種牛」49頭が殺処分されることに
なり、真っ青になっているらしい。
残る種牛は、避難させているエース級の6頭だけ。もし、6頭が感染したら
宮崎の畜産は終わりだ。
鳩山首相は、予備費から1000億円規模を拠出することを決めた。
しかし、家畜の伝染病対策は法律上、県の責任だ。エラソーに「地方分権」を
言ってきたのだから、すぐに国に泣きつかず、自分で解決したらどうなんだ。
「そもそも、ここまで被害が広がった責任の一端は、知事にあります。
公式には、最初の感染牛は4月20日に確認されたことになっているが、
すでに4月9日の時点で口蹄疫と疑われる牛が見つかり、獣医が家畜保健
衛生所に鑑定を依頼していた。4月9日に対策を取っていたら、ここまで
被害は広がらなかったはずです」(県政関係者)
テレビ出演にうつつを抜かし、片手間で県政をやってきた東国原知事には
「いつか重大なミスを犯すのではないか」と危惧する声が強かったが、
とうとう宮崎県が破滅に向かいかねない事態が勃発である。
県民からは「チャラチャラ浮かれてきた知事への天罰だ」なんて声も
上がっている。
(以下略)画像参照
↓
★「口蹄疫」被害拡大 農水官僚の罪
・「大臣不在で動きにくいのは分かりますが、役人の側にも主体的に
取り組もうという姿勢は見られませんでしたよ」
農水省事情通がこう言う。
被害拡大が止まらない宮崎県の口蹄疫。殺処分対象となった牛や豚は
12万5000頭で、最終的にはさらに20万頭増える見通しだ。
2000年の発生時は、宮崎県で殺処分された牛は35頭だったから、
今回の被害はケタ違いである。ウイルスの感染力が強く、一気に拡大したと
みられているが、10年前にノウハウを蓄積したはずの役人の動きも鈍かった。
マスコミ関係者が言う。「農水省は、感染疑いが明らかになった4月20日に
赤松大臣を本部長にした口蹄疫防疫対策本部を立ち上げています。記者クラブにも
ペーパーをまいたり、ブリーフィングを行ったりした。しかし、どこか他人事で、
防疫対策や補償問題に本腰を入れて取り組む姿勢は見られませんでした。
口蹄疫は人間に感染しません。感染した肉を食べても大丈夫。だから、高を
くくっていたようです。第一義的には、国ではなく県の問題というムードも
見受けられました」
01年に国内でBSEの感染が確認されたときは、農水省の活発な
動きをマスコミが報じて風評被害が大きくなった。その反省もあったと
いう。極めて専門的な問題なのに、ゴールデンウイークで関係先との連絡に
手間取る“不運”もあった。それでも、農水官僚は罪を免れない。
「彼らは政治主導を口実にサボタージュしたのです。10年前の経験を
踏まえていれば、“素人”の赤松大臣の海外出張を止めておかしくなかった。
ところが、大臣の外遊には約10人の職員も同行した。赤松大臣は、昨年の
衆院選前に民主党の政策を批判した井出次官を更迭せず、政権交代前の駆け込み
天下りにも目をつむった。あれで官僚は赤松大臣をナメてかかるようになった。
今回も緊張感を持って対応していたのか、疑わしいです」(霞が関事情通)
赤松の脇の甘さはどうしようもないが、見て見ぬふりの役人たちも
ふざけている。地元の苦悩は深まるばかりだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/4786026/
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