投稿者 読書中。 日時 2010 年 5 月 24 日 12:19:13: ak3IxOSAEFjas
今朝の朝日新聞の辺野古報道を検証してみました。
2面の「迷走の果て 対米優先」と題した記事から読み取れる事実は、
・5月に入って本格化した、外務・防衛当局の実務者協議が、アメリカ側に対して「ずるずると後退した」
・5月20日夕方、首相官邸で岡田外相・北澤防衛相ら関係閣僚と協議、しびれをきらした北澤防衛庁が「日米で合意しないで、どの面下げて6月を迎えるんだ」と机をたたき、5月末に日米共同宣言を発表することに
・名護市では、5月岡本行夫氏が推進派と接触。稲嶺市長は岡本氏との会談を拒否。
(同じく前原大臣も分断に動いていた
沖縄担当相、前名護市長らと接触 新たな北部振興策提示
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-162387-storytopic-3.html)
・21日、辺野古区の住民代表らが条件付容認を表明
です。
また「政府高官」が「代替施設の米軍と自衛隊の共同使用の検討」を日米共同声明に盛り込むことを明らかにしたようで、これは日米軍事一体化の推進と思われます。
(電子版http://www.asahi.com/politics/update/0523/TKY201005230278.html)
誰が、どう動いているか、はっきりしました。
辺野古の方は見抜いているようです。
(転載ここから)
一方、辺野古区行政委員の古波蔵(こはぐら)広さんは「普天間を受け入れるところはなく、最後は辺野古になると思っていた。驚きはない」と移設の “辺野古回帰”を冷静に受け止めた。
鳩山政権の迷走ぶりには「鳩山首相自身の責任ではなく、周りの人々が必要な情報や事実を首相に正確に伝えていなかったことが原因ではないか。首相には同情するし、お疲れ様と言いたい」とかばう余裕さえみせた。
(ここまで)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100524k0000m010072000c.html
さて気になったのは以下の部分。
(転載ここから)
一方の仲井真弘多知事。首相の前では「大変遺憾」と抑え気味だったが、会談終了間際には「県外はまだ続けておられるのですか」と首相の言葉を遮った。さらに、首相の説明が終わった後も、「全部終わりではないということですか」と食い下がった。
(転載ここまで)
沖縄タイムスの記事とかなりニュアンスが違います。
(転載ここから)
鳩山首相
「あの、知事から今その話をいただいて、厳しいことは十分に理解いたしております。県民の皆さん、特に知事を中心として県民の皆さんの思いというものをしっかりと勉強させていただいて、県民の皆さんに理解が少しでも深まってまいるように最善を尽くしてまいりたいと思っております。そういう意味で知事からお話がありましたように、県外という思い、すなわちできる限り例えば訓練などもいま申し上げたことをさらには訓練の在り方も、さまざまあろうかと思っておりますが、県外に負担をですね求めるようにこれから積極的に行動してまいりたいと思っております」
仲井真知事
「そうしますと『県外』っていうのはまだ何か、もう終わったんではなくて続けておられますか」
鳩山首相
「これからも、訓練の話などを中心にお話を申し上げましたけれども、そういったことの中で極力ですね、実質的に沖縄の県民の皆さんに、特に現在普天間でありますけれども、普天間に集中しているこのご負担ができるだけ軽減されるように最善の努力をしてまいりたいと。これはアメリカとの交渉ごとでございまして、これから求めていく部分も多々出てくると思っていますが努力をしてまいりたいと思っています」
仲井真知事
「まだ全部終わりではないということですか」
鳩山首相
「これは終わりとは思っておりません」
仲井真知事
「あぁ、そうですか」
(転載ここまで)
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/826.html
鳩山首相=「裏切り者」を強調しようとしているように思います。
しかも朝日新聞電子版ではこの部分を削除しています。
http://www.asahi.com/politics/update/0523/TKY201005230111_05.html
が、鳩山首相はまだ国外も県外も諦めていないようです。
http://www.asyura2.com/10/senkyo86/msg/861.html
失望している暇はありません。
28日までまだ日があります。
そして沖縄県民も徳之島住民も反対しています。
米軍基地とその推進派に対して、反対の声を。
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