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ハトポッポがリーダーになる日【きっこのブログ:衆議院TVで誰でも直接確認できるマスゴミのデタラメ捏造報道】 http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/566.html
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2010/04/post-15fa.html 21日の党首討論で、ハトポッポが「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ったんだけど、例によって例のごとく、サンケイや読売を始めとした三流新聞が、前後の文脈をすべて無視して、この言葉だけを報じて、あたかもハトポッポが「自分が愚か者だと認めた」ってふうに捏造鋪道を炸裂させた。たとえば、読売の報道はこうだ。
「確かに私は、愚かな総理かもしれません」21日の党首討論の冒頭、鳩山首相はこう語った。自民党の谷垣総裁が取り上げた米紙の報道を引いた言葉だったが、議場は野党議員らのヤジで騒然となった。首相は沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題でも「愚直」という言葉を使い、謙虚さをアピールしたが、口ぶりとは裏腹に、発言の内容は「開き直り」「責任転嫁」の連発だった。訪米中にオバマ米大統領と10分間の非公式会談しかできなかったことは、「政府の案が決まっていない段階で、あまり長い話をするよりも10分間が良いと、大統領が判断された」と、人ごとのように語った。「旧政権に任していれば普天間は返還されずに先延ばしされていた」と自民党政権に批判の矛先を向ける一方、自らの「腹案」については「控えさせていただく」の一点張りだった。谷垣氏は、首相が約束した「5月決着」に進退をかける覚悟を尋ねたが、首相は「すべての政策の実現に向けて、職を賭して頑張ることは言うまでもない」と一般論に逃げこんだ。 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100421-OYT1T01142.htm
今回のハトポッポの「確かに私は愚かな総理かもしれません」ていう発言は、タニガキちゃんが先日のワシントンポスト紙のくだらない7コラムなんかを引き合いに出して、昔から自民党と仲良しのコラムニストが書いた「鳩山は愚か者だ」っていう部分を取り上げたことに対する答弁だ。でも、ハトポッポの答弁の全文を読めば、この発言の意味が分かる。
つまり、タニガキちゃんが、海外メディアのくだらない中傷コラムなんかを引き合いに出して、まるで全米がハトポッポのことを「愚か者」だって言ってるみたいに脚色して批判したことに対して、ハトポッポはストレートに「そんなことはありません」って返すんじゃなくて、あえて「その通りかもしれない」って受けといて、そこから、「何故なら、私は自民党のような『民意を無視した政治』ができないからだ」ってふうに持ってったのだ。それなのに、この答弁の最初の部分だけをピックアップして、まるでハトポッポが自分の愚かさを認めたかのように報じるなんて、この国のマスコミってどうかしてる。 今回、一番マシな書き方をしてた朝日新聞でさえも、「首相は「私は愚かな総理かもしれない」と認める一方で「辺野古の工事は進んだか。あとちょっとで普天間が返還できる状況ではなかった」と自公政権時代の取り組みを批判した。」って書き方をしてる。この答弁のどこをどう聞けば、ハトポッポが自分を愚かだって認めたことになるのか? 今どきの新聞記者って、小学生レベルの国語力もないのか? それとも、答弁の全文を理解していながら、何らかの意図があって、ワザと偏向的な書き方をしてるのか? テレビのニュースでも、ハトポッポが「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ってる部分と、ずっとあとにタニガキちゃんが「もう一回愕然としましたよ。日本国総理大臣が、私は愚かだったかもしれない‥‥何ですか?それは?」ってオーバーに驚いてみせてる三文芝居の部分とをつなぎ合わせて、あたかもハトポッポが自分を愚かだって認めたかのように編集して報道してた。つまり、実際の党首討論を観てない人が、テレビのニュースだけを見たら、ハトポッポが自分を愚かだって認めて、それを聞いたタニガキちゃんが呆れ返った‥‥ってふうに思い込むワケだ。あたしが見たのは1局だけだったけど、どうせ他の局も似たような報じ方をしてただろう。 ‥‥そんなワケで、タニガキちゃんが「もう一回愕然としましたよ。日本国総理大臣が、私は愚かだったかもしれない‥‥何ですか?それは?」って言ったのも、国語力が低くてハトポッポの答弁を理解できなかったのか、理解できたのにハトポッポの印象を悪くするためにワザと驚いたフリをしたのか、それはあたしには分からない。だけど、このハトポッポの答弁に対して、冒頭の「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言葉だけをピックアップして幼稚なツッコミを入れたのは、各新聞の低能記事や各ニュース番組の低脳編集とおんなじで、自分のバカさかげんを露呈する愚行でしかなかった。 ただ、ハトポッポにも悪いとこがあった。それは、最近、特に顕著になって来た「オドオドぶり」だ。ハトポッポって、選挙演説とか所信表明演説とかの時は、それなりにビシッとしてるのに、ぶらさがり会見とか国会の答弁とかになると、声は小さいし、目は泳いでるし、ヤタラとオドオドしてて、まるで下着ドロボウが警察官から職務質問されてるみたいにキョドってる。その上、「むしろ」だの「すなわち」だの「だからこそ」だのをヘンテコな場所に織り込んだり、具体的に言わずに「そのことを」って表現を多用するから、発言が明瞭じゃなくてボヤケた印象を受ける。 今回の党首討論での答弁も、本人は一生懸命にしゃべってたつもりだろうけど、ハタから見てると、まるで何かの謝罪会見でもやってるようなしゃべり方だった。だから、ひとつの作戦として「確かに私は愚かな総理かもしれません」て言ったのに、バカどもにこの部分だけを取り上げられちゃって、「総理が自分で愚か者だって認めたぞ〜!」って大騒ぎされちゃったのだ。もっと堂々と大きな声で、自信タップリに答弁してたら、こんなことにはならなかったと思う。だいたいからして、ハトポッポって、アベシンゾーやフクダちゃんみたいに総理大臣なんか丸投げしちゃっても何ひとつ困らないんだし、何もしなくても死ぬまでゼイタクの限りを尽くして遊び呆けていられるほどの大金持ちなんだから、基本的にもっと堂々としてればいいのに、何でこんなにオドオドしてるんだろう? ハトポッポを「支持しない」って言ってる人たちの一番の理由が「リーダーシップの無さ」なのに、この「オドオドぶり」は大きなマイナスだろう。世の中をメチャクチャにした元凶なのにも関わらず、未だにコイズミなんかに人気があるのは、コイズミがいつでも堂々としてたからだ。どんなに野党から攻撃されても、絶対に自分の非を認めずに、時には声を荒げ、時にはヘラヘラと笑い、時にはトンチンカンな屁理屈で煙に巻き、常に「自分こさが正しい!」ってスタイルを押し通した。だから、そうしたスタイルをリーダーシップとカン違いしてる「政治に無知な人たち」からは、今でも人気がある。 ‥‥そんなワケで、今回の新聞やテレビの偏向報道は、あまりにも酷すぎるけど、ハトポッポのほうにも、こんなふうに報じられちゃう原因があるんだから、まずは、もうちょっと堂々とすべきだと思う。もしかしたら、あたしたち国民に対して、次から次へと公約を反故にしてる負い目を感じてて、それでオドオドしてるのかもしれないけど、多くの国民がリーダーを求めてる以上、せめて発言や態度だけでも堂々として欲しい。そして、自公政権が13年かけても何ひとつできなかった難題の普天間飛行場をバシッとテニアンに決めてくれれば、それこそ「本物のリーダー」の誕生だ。この国を真の平和の道へと導いた最初のリーダーとして、歴史に名を残すことになる。コイズミやアベシンゾーやフクダちゃんやフロッピー麻生のように「汚点」として歴史に名を残すんじゃなくて、ハイレ・セラシエやチェ・ゲバラのように、「本物のリーダー」として、「本物のヒーロー」として、ハトポッポの名前が後世へと語り継がれてくのだ。だから、普天間飛行場の問題は、長年、この問題を専門にやって来たオムライス党(社民党)にすべて任せといて、ハトポッポはオムライス党の決めた案をそのまま「政府案」にすればいいだけの今日この頃なのだ。
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