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日本の指導者を悩ます「従順」「妄信」 【日本経済新聞】
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/563.html
投稿者 こーるてん 日時 2010 年 4 月 22 日 08:25:38: hndh7vd2.ZV/2
 

村野瀬玲奈の秘書課広報室「従順な若者をめぐって」より
http://muranoserena.blog91.fc2.com/

日経でもまともな記事書くことあるんだね(苦笑)


●日本経済新聞
日本の指導者を悩ます「従順」「妄信」
編集委員 武智幸徳
2010/3/28 7:00
http://www.nikkei.com/sports/column/article/g=96958A9C9381969AE0E4E2E1E68DE0E4E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E3E3E0E0E2E2EBE0E5E6EB

 日本で「監督」と呼ばれる人と話をすると、上は代表監督から下は小学生チームの監督まで、必ずといっていいほど出てくるのが選手が従順すぎること。言われたことをすぐやるのはいいのだが、やり過ぎることがしばしばあるらしい。
(中略)

アチラを立てればコチラが立たず

 日本代表、磐田などを率いたオランダ人のハンス・オフトは日本で指導を始めて数か月たったころ「自分が話すことを選手がまったく疑っていない」ことに気づいてがく然としたという。話したことに疑問がぶつけられ、それをよりよい理解につなげていくのがコミュニケーションの意味だとしたら、疑いを持たない選手は永遠に理解から遠いことになる。あるいは、そういう妄信的なコミュニケーションが人と人の間に成立することに戦慄(せんりつ)したのかもしれない。神サマと人間の関係じゃないのだから……。
(中略)
 2月下旬から3月上旬にかけてオランダ、スペインを取材で回った。どちらでも日本語の通訳の方に言われたのが、とにかく子供が生意気なこと。というか、日本語の敬語に相当する言葉がないので子供が大人にタメ口をきいているように、日本人の感覚では思えてしまうらしい。

子供でもベンチの指示に反発

 オランダでは小学生でも監督が試合中にベンチからやいのやいのと指示すると「うるさい」と怒鳴り返すという。子供でそうなのだから、大人でも例えば、大学の教授と学生、監督と選手、みんな対等。肩書に実質が伴って初めて敬意は表される。
 スペインのFCバルセロナでコーチ修業中の白石君は年端もいかない子供に「日本人が僕らに何を教えてくれるわけ」と上から目線で話されて切れそうになったそうだ。
 要するに今、ここにいるアナタはワタシにどんなメリットを提示できるのか、ということをちゃんと明示するように子供でも求めてくるわけである。

自主的な判断を重んじる環境を

(中略)
ピッチの外からの指示とピッチの中の現実がかみ合わないとき、選手に求められるのは現実に即して動ける対応力である。そういう意味では子供のうちから自主的な判断を重んじる環境をもっと用意する必要があろう。

(転写終了)  

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コメント
 
01. 2010年4月22日 09:32:30: TQ53qW7Gjk
またもや悪意に満ちたマスゴミの印象操作炸裂だな。

これは暗に鳩山政権のやってることを民主党支持者は疑ったらどうか、と言ってるのだろう。タイトルからして既にそう思った。

しかしまともな国民はマスゴミの発する異臭相当の情報を「従順」「妄信」する人はいなくなりつつあるんだよ。

「自主的な判断を重んじる環境をもっと用意する必要があろう。」…ここは確かにその通りだなw


02. 2010年4月22日 10:02:25: 4mOv6K6WL2
01さんは勘繰りすぎだと思うね。
これは純粋なサッカー記者の日本人論。武智さんはサッカー専門記者です。
スポーツを媒介にして政治から人類学まで批評や論考が書かれているけれど、サッカーほど国と国民性、あるいはその国を取り巻く政治的対立や人種対立を描きやすいスポーツはないと思う。

それはさておき、武智氏も指摘している「やりすぎてしまう」ことについてだが、これは日本社会特有の空気を読むの弊害ではないかと思う。
相手がなにをどう思ってそれを発したか、それに答えようとするあまり過剰に応じてしまう。
これが日本人同士なら同質的社会に住んでいるので、阿吽の呼吸よろしく当然のごとくそれを受け入れてしまうが、外国人ともなればそれが異様に映ってしまうのだと思う。

もうひとつは儒教文化の影響もある。日本は隣の韓国と違いガチガチの儒教文化に社会が染まっているわけではないが、目上目下の別というものは厳然とある。
学校の学年差や部活での先輩、後輩の別、社会に出れば職場でも役職の違いは別として存在する。
そこで本音と建前とか空気を読む読まないの世間を生き抜く知恵が世代を通じて形成されてきた。

政治の世界からスポーツ、芸術、学問あらゆる分野でこれは今も生きている。
本来、人と人との間をスムーズにつなぐ便宜的ツールとして日本社会で当たり前のように使われてきたものも、外の世界から見れば異質で異様なものに見えるのだろう。
それをして「疑い」を持たずとか、「従順」とか感じてしまうのだと思う。
もちろん、やるべきこともやらずできもしないことをさもできたかのように勝ち誇る者はどこの国へ行っても空気を読む読まないを越えて相手にされないことは言うまでもない。


03. 2010年4月22日 11:47:50: Nb3EvkYdWY
いや、そうではない。

日本のあうんの常識が、世界の非常識と言うことなのだ。

勘違いしないように。

日本方式が、世界で通用すると思っている日本人の意識が、

非常識、世界知らずなのです。

わかりますか?


世界の常識は、まず論争なのです。

このディベートを通じて、相手の主張を理解し、合意に持っていくのです。

この最終合意が、成立しないとき、戦争の手段にでるのです。

つまり、強い方が、勝ち、支配する。これが、現在の世界常識なのです。


 日本の、話せば分かる、は最終的に通用しない。

まあ、日本人の意識は、この程度。


 ここ阿修羅でも、投稿者は、情報を流すが、大切なことは、その情報に対する、

投稿者自身の分析結果が、意見が、コメントとして、ない、のが多い。


 優劣は別として、独自のコメントは必要。


欧米では、トップは、必ず分析者に聞く。


 あなたの意見は?  と。

この分析者の意見を参考にして、トップは、決断をする。


指導者の役割は、決断すること。


決定権のない者は、あまり相手にはされない。


上を、呼んでこい、と言われるだけ。


 したがって、欧米のトップに対しては、予め説明しておくのです。

私は、説明者です、連絡係りです、と。


 そうすると、相手は、そうか、では、説明を聞こう、とね。


以上。


04. 2010年4月22日 14:11:44: sIGGuSRleM
まず、幼稚園から「なぜなのか」と問うことを教えてください。
私は中学の総合で「何でも疑ってかかれ、自分で考えよう」と話ましたが・・ぜひ皆さんも批判だけでなく行動で示してください。

05. 2010年4月22日 18:40:17: cXYNbAwRuE
振り込め詐欺が通用する国ですから・・・

06. 2010年4月23日 14:56:06: WZ8SuwCuQI
武智さんもようやく気づいたわけですか。
この人、散々サッカーにおける規律と選手の従順さを礼賛してきたのにね。

視点を変えれば、マスコミの発信する情報を鵜呑みにする土壌もあるというわけで、武智さんはそのアイロニーに気づいているかな?


07. 2010年4月27日 17:11:05: 7AQRDu0SD2
糞記事だな、日本の教育論、師弟論、まなぶ=まねぶや守破離とかベタなネタでもいいから相対化して比較しその上で問題点を語ってくれるならまだ読めるが、これって「欧州的」なものを妄信してるのと何が違うんだw夏休みの自由研究レベル。実際は自分の主張に都合がいいから「欧州的」なもの持ってきただけだろうな、馬鹿が乗ってきてくれるから。筆者も「欧州的」なものに引きずられてる可能性高いんだけどね。
こんな糞記事鼻で笑える奴が多数を占めなきゃ世の中良くならん。ほんとうんざり。

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