投稿者 一市民 日時 2010 年 4 月 19 日 12:42:41: ya1mGpcrMdyAE
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2010.04/19 [Mon]
読売は、たしかに、「ゴミ売り」である。
僕はあまり、言い換え、書き換えをすることを好まない。
よく、「マスゴミ」って言うじゃないか。
あの言葉が嫌いなのは、はっきり、ネットを汚染するダニのような右翼ファシスト、排外主義者どもが使い、ひろめてきたからだ。
読売新聞もよく「ゴミ売り新聞」なんて言われる。
たしかに、ゴミとしか言いようのない記事を載せている。
さすがに、言い換えや書き換えが嫌いな僕でも、この言葉を使いたくなってくるほど、今年に入ってからの読売の記事は、劣化が激しい。
以下は、新聞社にとっては最大の侮辱的な言葉だと思うが、あえて使わせていただく。
読売新聞は産経並みに落ちぶれた。
記者の中に、産経と同じにされたということで、怒りのあまり卒倒したり、ついには憤死するひとが出てくるかもしれないことを承知のうえで、書かせていただいた。
そんな極端なことまで言わなければならないほど、読売の記事はひどい、と思う。
とくに、ここ数日、まるで何かに憑かれたように、普天間基地問題における「アメリカの怒り」を喧伝し、鳩山首相を攻撃している。
その内容には、なにひとつ、具体性がない。
16日のエントリでも紹介したが、話をわかりやすくするために、もう一度、再録する。
「5月末決着」厳しく迫っていたオバマ大統領
【ワシントン=小川聡】ワシントンで12日夜(日本時間13日午前)に行われた鳩山首相とオバマ米大統領との非公式会談で、米軍普天間飛行場移設で首相が目指す「5月末決着」について、オバマ大統領が確実に実現するよう首相に厳しく迫っていたことが明らかになった。
日米両政府の複数の関係者が14日、明らかにした。
関係者によると、会談で首相は大統領に対し、「日米同盟は大変大事で、その考えの中で努力している。5月末までに決着する」と述べ、強い決意を示すとともに、大統領に協力を求めた。
これに対し、大統領は、首相が言う通りに必ず決着させるよう「厳しく求めた」(関係筋)という。首相は再度、5月末までに決着させる考えを示したという。
首相は昨年11月の東京での大統領との首脳会談の際、普天間問題の早期決着について「トラスト・ミー(私を信じて)」と述べたが、結局、年内の決着は見送られた。大統領をはじめ、米政府内では、こうした首相の姿勢に強い不信感が広がっているとされ、12日の会談での大統領の厳しい態度につながったようだ。
(2010年4月15日14時49分 読売新聞)
この報道は、当の鳩山首相によって、「嘘八百」であったことが暴露された。
報道は「事実誤認」=鳩山首相 鳩山由紀夫首相は15日夜、オバマ米大統領が先のワシントンでの非公式会談の際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の5月決着に疑問を呈したことについて「(報道は)全く事実誤認の記事だ。『進展がない』とか『5月末までに厳しく決着を求めた』とか、そんな話は一切ない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相はこの後、首相公邸で民主党の参院予算委員会メンバーと懇談し、「全く事実と異なる報道がされているが、オバマ大統領からはマスコミに書かれているような反応は一言もなかった。安心してほしい」などと説明した。 (2010/04/16-00:36)
「事実誤認」ではなく、「事実捏造」だろう。
首相に明らかな「虚報」とされたゴミ売り、いや読売は、昨日、反撃に出たようだ。いや、そうせざるを得ないところにまで追い込まれたらしい。
米の鳩山政権不信、頂点…5月決着「期待せず」
普天間問題をめぐるオバマ大統領の厳しい態度について、首相は15日、記者団に「進展がないと言われたなど、そんな話は一切ない」と否定した。
しかし、関係筋は「大統領は確かに発言した。大統領の言葉を訳したのは極めて優秀な通訳で、首相に伝わっていないはずがない」と指摘する。
会談について、米政府の関係筋は「本来は鳩山首相から『早期決着の約束を守れずに申し訳ない』と謝り、自分の責任で決着させると言うべきだった。首相は逆に、岡田外相とルース(駐日米)大使に協議させる、と人ごとのようだった。大統領も堪忍袋の緒が切れたのではないか」と解説する。
過去の日米首脳会談では、90年代の貿易摩擦などの際、大統領が日本の対応を批判するなど双方の主張がぶつかったことはあるが、大統領が首相個人に対する不信感を口にするのは、極めて異例だ。
日米双方は今回の会談について、厳しく情報管理をしており、日本政府内では「大統領に相当厳しいことを言われたに違いない」との憶測が流れていた。
あのなあ・・・。
「関係筋」って珍しい名前のアメリカ人
は誰なんだよ!?
中国系のアメリカ人か?
たしかに「関羽」の例にもあるように、「関」という姓は、中国にあるだろう。
しかし「係筋」という名前はどうか?
どうも、あるように思えないのだが。
そんな得体の知れない人物の「証言」を基本に展開され、構成される文書をなんというか?
それを「怪文書」という。
怪文書を金をとって売っている日本で唯一の新聞社に、「産経新聞社」というのがある。
読売新聞は、その二番手として、産経が独占していた「怪文書新聞」業界に参入するつもりなのか?
わが国の首相が「オバマ大統領はそんなことは言ってない」と断言している。
もし、読売がその言葉を「虚偽」だとして覆したいのなら、その裏をとるべき相手は誰か?
鳩山氏とともに当事者の一方であるオバマ大統領以外にはない。
少なくとも、「関係筋」などという、実体のはっきりしないまぼろしのような存在の「証言」など、とても信用できるものではない。
どうしても「オバマ大統領の怒り」を伝えたいのなら、大統領本人に取材しろよ。
それが出来ないのならば、記事にすべきではない。
「関係者」が主語の「情報」など、誰もがデッチあげることができる。
読売は、たしかに、「ゴミ売り」である。
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