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読売 編集手帳を斬る2010/3/31 http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/506.html
小関博公式ブログ 今回の警視庁の公安部長の会見は、真犯人を見つけられなくて時効が成立し、警察の面目が潰れ、信頼を損なったのはさぞかし悔しかったろうが、その悔しさは今後の捜査のあり方の中で信頼を回復して行かなくてはならない、と言っているようだが、問題はそんなところにあるわけでは全くない。 時効が成立し悔しかろうが悔しくなかろうが、真犯人を見つけられず時効が成立してしまったことの問題と、真犯人が見つからず証拠がなくて立件が出来ないにも関わらず、犯行行った組織としてオーム真理教を名指しして断定したことの問題は全く別問題のことである。 それを読売は真犯人が見つけらずに記者会見などしたところで、いかに悔しかろうと、それは“繰り言”に過ぎないと、問題の所在をわざとずらしてしまっている。 この問題は、「犬の遠吠え」の問題ではなくて、あくまでも法に則って証拠に基づいて裁かれるという罪刑法定主義の根本を犯した行為の問題なのである。 そしてまたこのようなコラムを平然と載せられること、またそれを少しも怪しまない読者が多数存在しているということ自体が余りにも異常なことだと思うのである。これでは証拠がなくても警察があやしいと思うだけで犯人は作られ、マスコミに断罪されるのは当然の結果になるだろう。 3月31日付 編集手帳
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