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出版業界では「小沢叩き」が美味しい商売とされているようだ http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/497.html
るいネット(http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=229206)より転載。 以下、転載。 出版業界では、営業色があまりにも強くなった結果、売れそうなテーマしか選択しなくなったとのこと。 「検察」をテーマにしても売れない、しかし「反小沢」だと売れる。 "小沢はいくら叩いても訴えてこないから美味しい商売"という視点が、国家の行く先を考えず、目先の利益に飛びつく(そうせざるを得ない)現在の出版業界の本音なのかもしれない。 引用元記事では一応「直接政治的圧力がかかっているわけではない」という趣旨の文章が書かれているが、上層部で何らかの力が働いている可能性はまだ否定しきれない。 今回取り上げられているのは、あくまで現場レベルでの話だと認識した方が良いと思う。 (以下引用) 岩上安見氏関連のツイートより編集。 新聞の批判をしていますが、出版の現状も、今はずいぶんひどい。どの社の編集者も、営業の顔色をうかがう。今は、先行して出版された本の詳細なデータが手に入るため、過去に売れたテーマか、過去に売れた著者以外のものは企画として通らない。どの社も営業がウンと言わなければ出ないそうです。 (中略) 出版はマーケティングの手法がいきわたりすぎて、結局、同じテーマに出版が集中、あげくは飽和状態となって、売れないという悪循環を起こしている。愚かしいと、当の出版社の編集者達が嘆くのですが、冒険ができない。冒険できないもう一つの理由は、賃金の高さ。損益分岐点が高いのです。 損益分岐点が高くなると、売れても売れなくてもいいから、新しい企画をやってみよう、というチャレンジができなくなる。手堅く売れる(実際には売れない本が山ほど作られるのだが)という売れ筋企画に集中してしまう。私のもとにも編集者がやってくるが、「検察」と聞くと尻込みする。 最初は「検察」からの圧力を恐れていたのかと思っていたが、どうやらそういうことでもなく、単純にこれまで「検察」にした本が売れなかっただけなのだ、という。だから、「日本人を幸せにしない検察とマスコミ」といったテーマだと、営業がウンと言わない、というのだ。その逆が、「反小沢」。 すでにあちこちで「話題」になっていますが、今週の「週刊現代」。「小沢は害毒である」というこの見だし。こんな誹謗中傷罵倒が許されるのか、と思う。「週刊現代」こそ、「害悪」である。しかし、マーケティング的にはこれでペイできるのだと、複数の講談社社員が語ってくれた。 > 売れれば何をやってもいいのか。メディアは一線を超えないギリギリでどうやるか考えるのが仕事なのに。 世間には「反小沢」層というのが、一定の層、存在する。そこに向かって売っていけば、確実に売り上げが見込めるのだと言う。今は、名誉棄損の相場が暴騰してしまい、かつてはやりたい放題だった有名人のスキャンダルも、訴えられたら、数千万円という賠償金が発生したりする。 その点、小沢氏はめったに名誉棄損の裁判を起こさない。だからリスクが低く、叩き放題叩ける。「反小沢」というのは、実にうまみのある商売なのだと言う。その点、検察批判は売れないし、後が怖い。いいことなし。多くの人は、やすきに流れる。立花隆氏の言動にも打算なしとは言えないだろう。 > 自民党政権時「漢字が読めない◯◯」「バンソーコー◯◯」「浄水器◯◯」「酔いどれ◯◯」と随分メディアが叩きましたが、今の「小沢叩き」と同じだからメディアは公平なんだと言う論法があります。違いは検察とメディアの共謀ぐらいになりますか? 共謀ぐらい、といいますが、それ以上、現代日本で強力なタッグがあるでしょうか? 検察権力とメディア総動員のバッシングは、たとえていえば、火と風の組み合わせです。風だけなら、強風でも被害はしれています。また、民主党と自民党との間で、バランスをとる、という考えは間違っています。両者を叩いて政党政治全体の威信低下を招くこと自体が危険極まりないものです。
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