★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評10 > 270.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
若い頃は、マスコミは国民のため権力を批判し、日本をよりよくするために活動している、と思ってた。
しかし、どうも本当は、マスコミは「公正な報道機関」ではなく、アメリカのため、自公民のため、スポンサーの財界の「広報宣伝機関」のようだ。
そこで、日本の将来のために、日本国民のために、次の質問に対してどう考えるか、社説等で明らかにし、日本国民のための機関であることを示してもらいたいものだ。
■質問1:郵政民営化について
大手マスメディアは郵政民営化の流れを止めるなと主張する。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091021/plc0910210319002-n1.htm
しかし、郵貯・簡保の資金は、日本財政の「ビルトインスタビライザー」として国債の三分の一を保有する。また財政投融資として日本中に投資されており、「ゆうちょ・かんぽ」が「三角合併」で外資に買収されて日本に投資されなくなったらどうするのか?
悪性の金利上昇+デフレ→不良債権増加→貸し剥がし→大恐慌
のフローで日本が破滅する恐れはないのか?
再び外資が底値で、大切な国民の資産を買い漁る危険はないのか?
官庁はどこもそうだが、どこでも一等地を保有していて日本郵政は、まるごと「優良不動産物件の塊」だ。事業がうまくいかないという理由からと外資(オリックスかもしれませんが)に安値で売却すると、ハゲタカファンドは、時価で再評価すればそれだけでぼろ儲けという訳だ。
民営化されれば、国が100%株式を保有していても「経営介入」できないようなので、「闇の中」で、勝手放題ではないか?
■質問2:構造改革の総括
大手マスメディアは、自公連立政権が敗れ去ったのは、安倍、福田、麻生内閣で、「構造改革」が中途半端になって「官から民へ」の流れを止めたからだという論調がみられる。(パソナ会長の竹中平蔵氏の主張と全く同じ)
小泉・竹中は、アメリカの年次改革要望書をそのまま日本語(日本語にならないもうのはそのまま英語だが)にした政策で、「日本」を「ぶっ壊し」た。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B4%E6%AC%A1%E6%94%B9%E9%9D%A9%E8%A6%81%E6%9C%9B%E6%9B%B8
長銀のリップルウッドへのプレゼント、国有資産の「私物化」、派遣法改正による「一億総パート化」、国策捜査による反米派、親ロ・親中派潰し。
国民の三分の一が非正規労働者になり、自殺者が毎年3万人を超え、「10年デフレ・10年ゼロ成長」が続き、格差社会が定着し、金持ちの子供と貧乏人の子供の学力差が拡がった。
これらの総括はしないのか?
■質問3:安定財源=消費税
財務省の撒き散らす「財政破綻」のシナリオに乗せられて消費税アップを唱えているが、本当に消費税を上げていいのか?
消費税は、「輸出戻し税」制度により、トヨタやキャノンといいた輸出企業に還流している。その総額は、消費税収の四分の一にもなるという。これは輸出企業に対する補助金と勘繰られても当然だ。
http://www.asyura2.com/07/hasan53/msg/750.html
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/358.html
http://www.h4.dion.ne.jp/~ikenn/204.html
さらに消費税を財源に、法人税の引き下げをするのは噴飯ものでしかない。
消費税は、所得が低くて、所得税では徴税できない底辺の非正規労働者から税金を巻き上げる手段ではないのか?
日本の税制を所得再配分機能がある所得税を中心にし、逆進性の高い、消費税をもう一度見直すべきではないか?
また特別会計を含めた日本の真の予算は200兆円で、それらが天下りにより食い潰されている実態を明らかにし、天下りを全廃することが必要ではないか?
http://asyura2.com/10/senkyo76/msg/208.html
http://asyura2.com/08/senkyo49/msg/327.html
http://www.asyura.com/09/senkyo69/msg/584.html
http://www.asyura.com/09/senkyo70/msg/831.html
■質問4:外交政策=日米同盟
民主党の外交政策叩きが激しいようだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091224/plc0912240229004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091130/plc0911300259002-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091111/plc0911110249003-n1.htm
「日米同盟の堅持」、「普天間基地問題」「アフガン支援の継続」等々。
在日米軍は、元々「進駐軍」で日本を徹底的に武装解除するために駐留した。
その後、米ソ冷戦構造の中で日米安全保障条約が締結され、アメリカが、日本を共産主義から守り、「核の傘」の中に庇護するという構図だ。
しかし、対決すべきソ連はとっくの昔に崩壊し、米軍が日本に駐留しつづける大義名分はなくなったのではないか?
とすれば、冷戦構造が崩壊した今、在日米軍の存在意義は、何でだろうか?ただ単に日本の金でアメリカの東アジアにおける軍事活動を支えているだけでは?
(ジョセフ・ナイ氏も「思いやり予算」がなくなれば、在日米軍は撤退すると明言している。
http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/833d2dfda1bf90125485912d11b338c0 )
今度は、ソ連に代わって北朝鮮が仮想敵国というのか?
しかし、戦争には莫大な金が掛かる。軍隊に食料・物資を供給する必要があるが、国民が飢餓で苦しんでいる北朝鮮にそんな力があるのだろうか?
アフガン支援にしても戦争の大儀があるのだろうか?
アメリカが泥沼状態で苦しんでいるイラク戦争にしても大量殺戮兵器は発見されず、911のテロさえもアメリカ政府の自作自演という意見が出されている。
アフガンもイラン・コントラ事件で活躍したCIAが麻薬利権を守るため、地下資源を確保するための戦争だという説もある。
http://www.asyura2.com/07/war95/msg/690.html
http://www.asyura2.com/07/war99/msg/565.html
http://eigokiji.justblog.jp/blog/2008/09/cia-2ac6.html
http://www.asyura2.com/sora//war3/msg/614.html