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【西松建設献金公判】「小沢氏は天の声を発した」と検察側の言い分をそのまま叫ぶ元産経の山際澄夫氏 (TVタックル)
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/245.html
投稿者 shimbi 日時 2009 年 12 月 23 日 16:44:38: ibnpLFktmKXy6
 

[コメント]
2009年12月21日放送のテレビ朝日「TVタックル」で、元産経新聞記者の山際澄夫氏が西松建設献金公判に関連し、「小沢さんは公共事業に天の声を発して、これは秘書がやったと言うけれども、そういう構図でしょ。」と検察側の言い分そのままの発言をしていました。同番組では、大久保隆規秘書の公判について、保坂展人氏や櫻井充氏から中立的立場でのコメントがあったものの、弁護側の主張は伝えられず、検察側の主張のみが山際氏を通して垂れ流された形でした。この放送は、郷原信郎氏が最新の論考で「決してあってはならない」と指摘する「検察の冒頭陳述での世論操作的な「天の声」ストーリーをそのまま垂れ流すような報道」に類するものではないかと感じました。
この場面の動画を下記URLで見ることができますので確認してください。(本投稿の添付画像はこの動画から切り出したものです)

TVタックル 12/21 鳩山政権3ヶ月 振り返ると・・・ (山際氏の当該発言は5:35あたりから)
http://www.youtube.com/watch?v=5OAK-9_-XPY#t=3m28s

以下、郷原氏の論考「西松建設献金公判、マスコミに頼る検察」(2009.12.18 Japan Business Press)からマスコミ報道に関する部分を引用します。

(引用ここから)
世論操作を意図するなら刑事裁判の目的を逸脱

 このような裁判所にも受け入れがたい主張を執拗に行う検察の意図はどこにあるのか。刑事事件の主張・立証を被告人の犯罪事実や情状を明らかにするという刑事裁判の本来の目的ではなく、世論操作を意図して行っているようにも思えなくもない。

 西松建設側の第1回公判において、検察側が冒頭陳述で多用した「天の声」という言葉は、新聞、テレビなどでそのまま報じられ、小沢氏側が西松建設関連の政治団体から受け取っていた政治献金は、小沢事務所側が「天の声」を出して西松建設に工事を談合で受注させた見返りであったことが、あたかも確定的な事実であるかのように扱われた。

 判決で工事受注と政治献金との対価関係が明確に否定されたことで、「天の声」に関する検察の冒頭陳述は完全に宙に浮いてしまったが、その点を報道した新聞、テレビは極めて少数で、小沢事務所側の「天の声」を強調する検察の冒頭陳述での一方的な主張を、確定的な事実のように報じたことに対する反省も全くなかった。

 今回も、検察が、「天の声」「談合による受注」などの言葉を、マスコミを通じて、今回の事件の捜査の正当性をアピールするために使っているとすれば、それは、刑事裁判の目的の逸脱である。

 そのようなやり方に対して検察内部で自制が働かないとすれば、裁判員裁判の公正さの確保という面でも重大な懸念が生じると言わざるを得ない。職業裁判官による判断であったからこそ、「天の声」による談合受注は冷静に否定された。

 検察のパフォーマンスを受けたマスコミ報道に影響を受けた判断であれば、結論はどうなったであろうか。


「天の声」を垂れ流すマスコミの姿勢も大問題

 上記の第2の点が、西松公判で既に裁判所の判断が出ている事項であるのに対して、政治資金規正法違反の成否という第1の点については、全面降伏状態で違反事実を全く争っていない西松公判においては、裁判所による実質的な判断が行われたとは言えない。

 今回の公判での最大の争点は、この政治資金規正法違反の成否の問題にあるのであり、弁護人側も冒頭陳述を行って、この点について、この団体に実体があったことについての詳細な反論を行っている。

 この点についての検察側と弁護側の主張・立証を詳細に伝えることが、今回の公判の報道について最も求められていることであるのは言うまでもない。検察の冒頭陳述での世論操作的な「天の声」ストーリーをそのまま垂れ流すような報道は、決してあってはならない。

 今回の公判についての報道の在り方は、刑事裁判報道の在り方に対して極めて重要な意味を持つものと言えよう。
(引用ここまで) [ 引用元URL http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2410?page=3 ]


[関連]
西松事件初公判:検察の世論誘導は許されない 郷原信郎名城大学教授インタビュー【無料放送中】(ビデオニュース・ドットコム)
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/414.html
http://www.videonews.com/videonews_on_demand/0901/001314.php
郷原信郎―西松建設献金公判、マスコミに頼る検察【〜「天の声」乱発で小沢一郎幹事長攻撃へ〜】
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/533.html
2009年12月21日(月)「“鳩山不況到来!?国民はもう我慢の限界!TVタックル永田町仕分けSP”」
http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/contents/konya/0215/
TVタックル12/21 天皇特例会見の波紋
http://www.youtube.com/watch?v=SK9gE0X96m4
12/14放送のTVタックル、「ルース駐日大使が激怒した」との情報を一方的に垂れ流し、岡田大臣の見解に一切触れず
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/238.html  

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コメント
 
01. 2009年12月24日 00:35:04
まあ産経(惨刑)ですから。

02. 2009年12月24日 02:11:39
このおっさんがアジりだした瞬間にチャンネル変えた。産経、、ご苦労さん、笑。

03. 2009年12月24日 08:49:56
社会の表舞台から追放だと思うけどね。
家族や知り合いは、恥ずかしいと思わないのかね。
極右へいけばいいかもね。

04. 2009年12月24日 13:13:54
山際って在特会じゃねーの。顔も悪党面だし、口汚いし、誇張の仕方も良く似てるよ。

05. 2009年12月24日 16:16:12
山際って言う人は産経新聞の記者だったんですか??
この程度の知識しかないのに、良く新聞記者が務まりますね〜〜〜
あの口汚い言葉も顔も見たく無いから、あのコーナは
チャンネルかえと,その後終わりまで見ました。

06. 2009年12月24日 19:17:23
2009年12月21日放送の「TVタックル」は、監督官庁の長である総務大臣も出演しています。現在の民主党政府も容認しているのではないか。

07. 2009年12月24日 19:51:52
さすが統一教会の世界日報と提携している新聞屋ですね。


08. 2009年12月24日 22:14:36
こいつってたかじんの番組やタックルでの
一時期の田嶋陽子みたいな立場でしょ
わざとに極端な奴入れて右翼(左翼)って
こんなにお花畑なんですよ気持ち悪いでしょって世間に思わせる

うちの母親にタックル見た?って聞いたら
即効「何、あの気持ち悪い人?」って山際の事聞いてきたよw
山際の露出が増えると民主にとって都合が良いんだと思う
しかもバカなネトウヨは山際に共感するからガス抜きにもなると。


09. 2009年12月24日 22:37:38
TVタックル、いらね

10. 2009年12月25日 13:46:09
テレビはこのような人を出演させるから信用をなくす。
青山氏とかこの人とか、何がいいたいのかさっぱり分からない評論家を
何故、出演させるのだろうか。この人は、マスコミなどの、小ネタをアジるのが
仕事のようだが、見ていて面白いのか、視聴率が稼げるのか、
スポンサーに気に入られているのか、テレビ局の上層部の指示なのか分からないが
信用できない情報を元に、村の集会所でのバカ話のようなことをテレビで長々と
しゃべりテレビの品格を落としているだけだ。顔の表情を見れば、この人は、
真実を正しく伝えたいと思っているかどうか分かるはずだ。
全般にコメンテーターの表情が人を窺うようなものになり卑屈になっている。
自分の意志と違う発言を無理にしていると思えて仕方がない。
山際氏や青山氏は積極的に、これを売り物にしていると思うが。

11. 2010年1月07日 17:30:49
原口は政経塾あがり、三宅、東等と共演。

何となく理解できない。


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