★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評10 > 226.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
[コメント]
2009年12月8日の総務大臣記者会見で、原口大臣にJ-CASTニュース記者が問題提起(オブザーバー参加なので質問できない)する場面がありました。同日分の会見議事録から引用します。
(引用ここから)
問:
大臣、すみません。今日はオブザーバーという参加ですので、質問してはいけないというですね、クラブからの申入れがありましたので、質問ではなく問題提起という形で、ちょっとお話をさせていただきたいのですが。9月にですね、記者会見をオープンにされるということを会見で大臣が御提案されています。しかし、2か月以上たってもですね、まだそれが実施に至っていません。実は、今現在も、金融庁では、亀井大臣主催の、省庁主催による会見が今開かれていて、それが正しく今ネットで中継されています。この情報通信を主導する総務省として、また、先ほどおっしゃられた国民の平等なですね、アクセスという観点からですね、まあ、問題提起ですけれども、もう一つ別にクラブ以外の会見を開いたらいかがでしょうか。
答:
問題提起ということで、最初にですね、質問に答えるということはできないのかな。それも変な話ですけれども、私はすべての人にアクセスされることで、記者クラブの方には、要請があったところについては、もちろん、セキュリティーの問題であるとか、そういうものをクリアした上でオープンにしてくださいというお願いをしています。まだ、そのことが検討中途なのだと思いますが、もうそろそろ70日を越えますので、どういう御結論を頂いたのか、それを伺って、それで、私たちの意図と違うのであれば、また話し合いを進めていきたいと思っています。インターネットの中継、大歓迎です。
(引用ここまで) [ 引用元URL http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/22384.html ]
今から70日以上前になされた、原口大臣から記者クラブに対する記者会見開放のお願いは以下です。平成21年9月29日分の会見議事録から引用します。
(引用ここから)
おはようございます。この記者クラブの制度について、まずお願いをしたいと思います。冒頭の会見でお願いをしたのですが、できるだけ、国民、内外各位に開かれた記者会見をしたいということで、セキュリティーや様々な問題を確保した上で、多くの皆さんに、これは記者クラブ主催でございますが、開かれたものにさせていただきたい、これはまず、冒頭のお願いです。
(引用ここまで) [ 引用元URL http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/02koho01_000055.html ]
J-CASTニュース記者の立場から見た今回の事の経緯が以下の記事に書かれています。
「ネット中継大歓迎」 総務相記者会見も開放へ 2009/12/8 19:24 J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2009/12/08055708.html
外務省・金融庁・法務省・消費者庁に続き、総務省の記者会見も遠からず開放されると考えてよさそうです。
[関連]
第451回マル激トーク・オン・ディマンド(2009年11月28日)
シリーズ・民主党政権の課題6 記者クラブ問題の本質 ゲスト:森暢平氏(成城大学文芸学部准教授)
http://www.videonews.com/on-demand/451460/001294.php