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http://www.the-journal.jp/contents/yoronz/2009/11/post_31.html
島津道太:社説比較から見えるプルサーマル模様
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「プルサーマル」に我々市民はどのように対峙していけばよいのか冷静に考えなければいけない。本来ならマスゴミといわれ、右に倣えの現代の新聞記事を比較するなんて時間の無駄だとなるのだが、内容はともかくとして、一応5紙すべてが本問題をそれぞれの立場で取り上げていることは評価してもよい。掲載日付順に朝日(11/06)、毎日(11/06)、読売(11/07)、日経(11/07)、東京(11/11)の五紙の「プルサーマル」に対する社説をあえて比べてみた。
独断で遠慮無く結論からいわせて貰えば、国民目線に最も近く、誰のための国策かと実に見識高く論じ、だんトツの優れものは「東京新聞」であった。利点と問題点を天秤にかけて圧倒的に問題点が多いと断じたのは毎日であり、正鵠を得ている。プルサーマル始動はプルトニウム利用の第一歩ではなく、核燃料政策の是非と切り離して考えるべきとするは朝日であるが、当然である。単なる経過説明に終始し、粛々と推進するだけだと唱えるのはいかにも読売らしい。逆に安全性などどこ吹く風で、とにかく節操なく、いけいけドンドンの酷いのは「日経新聞」であった。あえて総合ランクをつけるとすれば、1.東京、2.毎日、3.朝日、4.読売、5.日経というところであろうか。
原発政策をマラソンに譬えるなら、目標地点が崩落して見えなくなり、接近することさえ適わないのに、立ち止まりもせず、悪魔のささやきの走る口実を見つけて、惰性で目標地点めがけて危険な道を走っているようなもの、それがプルサーマルだ。
もはや多くを語るまい、論理破壊している国策プルサーマル、それは主権国民の声とはかけ離れたところで一人歩きしている。政府に任せておけばでは済まされるような問題ではなくなっている。あまりにも重大且つ多くの問題を内包している。特に将来の世代を背負う高校生、大学生には是非本問題を取り上げて論じてほしい。さらには現代文明の恩恵を享受する老若男女みんなで考えなければいけないテーマではないのだろうか。
投稿者: よろんず 日時: 2009年11月16日 11:18 | パーマリンク
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投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 11 日