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櫻井よしこ女史の「架空対談」のデッチアゲについて。【山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』】
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/141.html
投稿者 こーるてん 日時 2009 年 10 月 29 日 19:44:37: hndh7vd2.ZV/2
 

【山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』】
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20091029/1256774510

櫻井よしこ女史の「架空対談」のデッチアゲについて。


櫻井よしこ女史の言論活動には、常に捏造とデッアゲという言論人以前の根本的な人間的「いかがわしさ」がつきまとっているが、読者(povire)からのコメント投稿で、言論人として犯罪とも言うべき、ある架空対談のデッアゲの事実と、言論人としての致命的な犯罪的前歴を知ったので以下にしるしておくことにする。十数年前のことで、現在は、民主党政権で大臣として入閣している社民党党首の福島瑞穂氏に関する話である。月刊誌「創」1997年4月号、「『慰安婦』の存在を再び闇に葬るのか 福島瑞穂(弁護士)」(P-106〜113)からの引用であるが、驚くべきことに、そこで、「桜井よしこ女史の講演について」、福島氏は次のように書いている。

http://himadesu.seesaa.net/article/48708510.html


【桜井よしこさんの講演について】

1996年12月の上旬頃、桜井さんから電話がかかってきた。「福島さんに対して実に申し訳ないことをしました。講演をしたときに、うっかり口がすべって、『従軍慰安婦の問題について福島さんももう少し勉強をしたらどうですか』と言ってしまったのです。本当に申し訳ありませんでした」といった内容の謝罪の電話であった。12月29日頃、講演録の冊子を見て心底驚いた。

「私は福島さんを多少知っているものですから、あなたすごく無責任なことをしているんではないですか、というふうに言いました。せめてこの本を読み、せめて秦郁彦さんの研究なさった本を読み、済州新聞を読み、そして秦郁彦さんなどの歴史研究家の従軍慰安婦の資料を読んでからお決めになったらどうだろう、吉田清治さんの本を証拠として使うこと自体がおかしいのではないかと言ったら、ウウンまあ、ちょっといろいろ勉強してみるけど―――というふうにおっしゃってましたけれども・・・」となっているのである。

講演や話し言葉の中で、うっかり口がすべったり、不確かなことをしゃべってしまうことはもちろんある。しかし、この講演で話されている私との会話は、全く存在しない架空の虚偽のものである。だからこそ桜井さんは百パーセントその事実を認め、謝罪をしたのである。

この発言が問題なのは、裁判を担当している弁護士が不勉強でやっており、私自身が、事実について、反論もせず、「勉強する」と答えている点にある。架空の話し合いとしても私の答えは、あまりにひどすぎる。

このような虚偽の内容を講演で語られたら聞いている人たちは、「ふん、そんなものか」と思うだろう。

全く関係ない「対談」をあるものとして語ることと、存在している歴史的事実をないものとして語ることは、コインの表と裏ではないだろうか。


まったく唖然とする話である。昔、「伊藤律架空対談」なる捏造・デッチアゲ事件なるものがあったらしいが、そこまでは行かないとしても、まったく言論人にあるまじき、驚くべきデッチアゲ事件である。つまり、講演会における櫻井よしこ女史の話「私は福島さんを多少知っているものですから、あなたすごく無責任なことをしているんではないですか、というふうに言いました。せめてこの本を読み、せめて秦郁彦さんの研究なさった本を読み、済州新聞を読み、そして秦郁彦さんなどの歴史研究家の従軍慰安婦の資料を読んでからお決めになったらどうだろう、吉田清治さんの本を証拠として使うこと自体がおかしいのではないかと言ったら、ウウンまあ、ちょっといろいろ勉強してみるけど―――というふうにおっしゃってましたけれども・・」という部分は、完全な捏造であり、架空対談のデッチアゲというわけである。こういう捏造とデッアゲという犯罪を、電話一本の謝罪で済ませられると想っているらしい櫻井よしこ女史の神経の太さに、ただただ、感服するほかはないが、これは普通の言論人なら、筆を折り、絶筆・沈黙するところだろう。櫻井よしこや小林よしのりが、エイズ報道だけではなく、南京事件や従軍慰安婦問題でも、いかにも訳知り顔で、強気な言論活動をしたことはよく知られていることだが、しかしこれらの南京事件にしろ従軍慰安婦問題にしろ、すべて他人の尻馬に乗って繰り広げた言論であって、櫻井よしこや小林よしのり自身が、自らの手足を使って、そして頭を使って、つまり現地調査や資料分析の末に到達した言論や主張ではないということは重要である。要するに、櫻井よしこや小林よしのりの過激に見える言論の多くは、先行研究者たちの受け売りであり、パクリに過ぎないのである。受け売りやパクリであるが故に、言論人として命取りともむ言うべき「捏造」や「デッチアゲ」も平気で行うことが可能なのだろう。福島氏との「架空対談」をデッチアゲて、得意満面の笑みを浮かべながら、公衆を面前にして講演会を行うことなど朝飯前ということなのだろう。こういう「捏造」と「デッチアゲ」の常習犯が、保守論壇のマドンナとして重宝がられているということこそ、保守論壇の思想的劣化を象徴していると言わなければなるまい。南京事件論争や従軍慰安婦論争のはるか以前の初歩的な問題である。(山崎行太郎)


山崎氏による櫻井よしこ氏批判の過去記事

櫻井よしこは、何故、『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公)を絶版にしたのか?

櫻井よしこの「薬害エイズ報道」は間違いだらけだった?
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/139.html

報道に殺された医者?安倍英【山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』】
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/138.html

 

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コメント
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化けの皮が剥がれましたね、それで最近テレビにも呼ばれないのか。
2009/10/30 03:37
櫻井よしこ・小池百合子。この手の女は程度悪すぎる。貞操観念まるでなし。いわゆる公衆便所。汚れた金隠しであっちふらふら、こっちふらふら。
2009/10/30 08:24
福島さんはチョイト詰めが甘いんだな。ふらふらする福島清治の本なんか取り出すから。勝負の場所では「鬼面女」にならなきゃなんないってことよ。土井たか子のマドンナ路線の甘さ、失敗も、ゴッツイ女集めに失敗したからだな。
勝負の場所−時点では「鬼面女」に変身の市川房江みたいなひとがあつまらなかったことだ。
ミンスの新人マドンナもこの辺の政治の機微を会得しないとだめなんだよ。研修にはげみなさい。
相手は名うての「尺八女」、「美味しい」と思ったら、トコトン食いつき、しゃぶりつくすんだよ。普段はあの顔で「ひょう〜〜ろ、ひょう〜〜ろ」尺八を吹いていてね。「尺八マドンナ」。
拉致の「甘粕女」−中山恭子と同じなんだよ。この女も後ろで甘い声と思ったら気をつけなきゃなんない。
小池百合子の手口は、「手弁当作ってくるから、なんか変だな」と思ったら時は終わりだよ。
2009/10/30 09:15
04. 2009年12月28日 13:59:37
批判はありとしても、汚い言葉はやめませんか?

05. 2012年8月18日 13:16:47 : 31lu7Uv47Y
櫻井よし子氏は終始一貫して論じております。
風見鶏ではありません。
メディアに呼ばれないのは メディアが必至で隠ぺいしていることを
明るみに出されることを嫌ってのことです。

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