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http://slashdot.jp/security/article.pl?sid=09/10/15/0734212
BSAの調査結果曰く「個人用コンピュータにインストールされているソフトの4割は海賊版」
hylomによる Thursday October 15, @05:15PMの掲載
あるAnonymous Coward 曰く、
BSA(Business Software Alliance)が今月発表したレポートによると、個人用コンピュータにインストールされているソフトウェアの41%が海賊版であるとのこと(本家/.記事)。
レポートによると、P2Pネットワークやオークションサイトを利用して違法なソフトウェアを入手したり転送したりする個人が大幅に増えているとのこと。このことが経済に打撃を与えているだけでなく、ユーザをマルウェアや個人情報の盗難の危機に晒していると指摘する。
このようなソフトウェアはセキュリティアップデートに対応していないことも多く、マルウェアの格好のターゲットとなっており、不正なソフトウェアの脆弱性を悪用してマルウェアを仕込んでおくことはサイバー犯罪者らの常套手段となりつつあるそうだ。世界的にみて相関関係があるというわけではないが、海賊行為が横行している地域ではマルウェアによる被害も多いという調査結果も得られているとのこと。
なお、レポートはWIREDにて全文公開されている。グラフを確認したところ、日本での海賊版ソフトウェアの割合は20%程度、マルウエア感染割合は5%以下といったところであった。
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既に指摘されてるとおり、こういう報道を見慣れた人でないと、
「インストールソフトの40%が海賊版」→「PCユーザーの4割も海賊版使ってるのか!」
の脳内変換が働くのが普通。
これは、(いつもの)数字のトリックでは?
日常的に海賊版を使っている人は、100でも200でもソフトを無料で入れてしまうので、
全ユーザの全インストール済みのソフトの中の率が高いのはごく当たり前で、
重要なのは、「全ユーザの何割が海賊版ソフトを日常的に使っているか」だと思います。
「個人用コンピュータにインストールされているソフトウェアの41%が海賊版である」ってのは、本当は海賊版0%のコンピュータと山のような本数の海賊版を入れているコンピュータを平均した結果なわけですが。 それをひっくるめて平均だけ出すのは「誰もがやっている」という印象を与えるためのレトリックじゃないかなぁ。
リンク先を斜め読みしたけど、 「1本でも海賊版が入っているPCは全体の○%」ってのは掲載されてない。
「嘘はついていない」と仮定すれば、それなら正しそうですね。
しかし、何時も思うことですが。
著作権関連に関しては、いつも取り締まっている団体の言うことが一番疑わしいってどーゆーコトなんだろう。
今も昔も、権利ビジネスはヤクザの仕事ってコトなのでしょうか。