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(回答先: (食) 外食、どのメニューに中国産が入っているか 〜中国食品を見破れ(3)〜 投稿者 てんさい(い) 日時 2013 年 8 月 31 日 09:51:12)
http://blog.goo.ne.jp/humon007/e/9c68279e521f1c8e251df985455cc4c1
2013年08月20日 | 社会
【Q2】中国産による被害が出た日本の事例は?
2008年の、メタミドホス(有機リン系殺虫剤)が冷凍餃子に混入していた「毒餃子事件」が有名。
2011年にも、給食会社の運営する社員食堂が、全国各地で480人が食中毒になる事件を起こした。原因は、中国産の長ネギで、O−148(毒素原性大腸菌)が検出された。
被害が表面化していなくても、中国産食品の食品衛生法違反は数が多い。
残留農薬や抗生物質など、日本国内は無論のこと、中国でも使用禁止になっている薬剤などが、いまだに検出されている。
中国国内でも、「食品犯罪」の取締りが強化されている。最近では、「毒ピータン」が摘発された。製造期間を短縮するために、工業用の硫酸銅に卵を漬けていたのだ。
【Q3】なぜ中国産から、残留農薬や有害物質が検出されるのか?
中国の水質汚染は深刻だ。全耕地の2割が汚染されている、という指摘もある。
農業用水が流れる水路には、ゴミや油が浮かびあがり、異臭を放つ。
多くの農民は、こうした水を浄化する術を持っていない。汚水を農業用水として使わざるをえない。
そもそも、中国の土壌の多くは農業に適していない。人糞肥料がいまだに使用されている。そのために発生する害虫や菌を駆除しなければならないので、農薬が多用される。すでに禁止された危険な農薬も、よく効くから、インターネットや小売店で販売されている。
【Q5】中国産でも、きちんと検査されていれば心配ないか?
輸入品の検査は、2種類ある。
(a)モニタリング検査・・・・国が行う。
(b)命令検査、自主検査・・・・民間が行う。
しかし、検査するのは全輸入量の1割程度(中国産の検査率は平均より高い18%)。検査で違反事例が発見されても、残りはすでに流通し、消費されていることが多い。
日本の食品メーカーなどは、「現地でも厳しい検査を行っている」と主張するが、実際には中国側に検査を丸投げしているケースが多い。
【Q7】スーパーで売られている食材のうち、中国産が多いのは?
(a)生鮮食品ではあまり見られなくなってきたが、業務スーパーなどでは中国産の長ネギを見かけることが多い。
(b)干しシイタケ、キクラゲ、ウーロン茶など中国産の割合が高いもの。事実、これらの品目について、厚労省は違反事例を摘発している。
(c)加工食品。国産品を50%以上使用していれば、「国産品扱い」にすることができる。中国産が多いのは、ソーセージなど豚肉製品、鶏肉を加工した製品。
(d)レトルトパックされた製品にも、具材の一部に中国産が使用されていることが多い。原料原産地表示のないことが多いので、要注意。
(e)意外と知られていないが、中国はリンゴ、桃、トマトの生産量が世界1位だ。これらは、果汁に加工してから輸入されることが多い。リンゴ・ジュース、トマトケチャップのラベルに中国産と表示されていることもあるので、裏面ラベルも要チェック。
【Q8】プライベートブラインドに中国産が使われているか?
漬物などの塩蔵野菜、梅干しやバターピーナッツに使われる落花生、タケノコやレンコンの水煮など、多くのPB商品に中国産食材が使われている。
冷凍食品のきんぴらゴボウ、ひじき煮など、弁当のおかずになっている出来合の商品も、中国で加工してから輸入されているものが多い。
最近の輸入食品の違反事例でも、落花生からはアフラトキシン(発癌物質)が検出されている。加工された落花生は、ほとんどが中国産だ。
甘栗、ドライフルーツ、蜂蜜なども中国産が使われていることが多い。
【Q10】コンビニのおにぎりにも中国産が使われているか?
2008年、名古屋のメーカーが、農薬で汚染された中国産もち米570トンを食用として販売し、コンビニや大手スーパーのおにぎりやおこわに使用される事件が起きた。
現在では、米トレーサビリティ法で、米の原産地情報を消費者に提供することになっている。しかし、梅干しなどの具材に中国産が使用されていることも多い。
意外と多く使われているのが中国産の海苔だ。中国でも海苔の養殖が行われているが、海苔1枚を作るのに真水が1.3リットル必要だ。日本の海苔製造業者は5.2トン/日の水を使っている。
ところが、中国では全域で上水道が不足している。用水路などの水を使って海苔を作っている。そうした水は、農薬などの有害物質が含まれることもあって、非常に危険だ。
【Q12】ファミリーレストランや居酒屋で多い中国産は?
タマネギや長ネギは、中国から大量に輸入しているが、店頭に並べても売れないので、外食産業に流れている。
ホウレンソウ、ニンジン、豆類も同様。
だし巻きやオムライスなどに使われている卵が中国産の可能性もある。殻を割った「液卵」が中国から多く輸入されているからだ。
近年中国産が増えているのが、予め調理加工されてオーブンで焼くだけでよいメニューだ。<例>グラタンは、ホワイトソースから中国で作り、その中に中国産のアサリやマッシュルームが入っている。
居酒屋で定番の枝豆は、19,000トンを中国から輸入している。主に冷凍ものだが、茹でる手間がいらないので外食産業で多く使われている。
□「週刊文春」特別取材班『中国食品を見破れ』(文藝春秋、2013年8月)
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