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http://wol.nikkeibp.co.jp/article/special/20130619/155828/?ref=top-kanban
2013年7月9日 日経ウーマン
熱中症の最たる原因は「脱水」。脱水を防ぐには水分補給が大切、というのはわかっていても、どんな水分を選べばいいの?
「通常の水分補給なら食事やお茶、ジュースなどからでもOK。アルコールは脱水を促進するので、水分補給目的で飲むのは絶対に避けること。なお、高温環境でたくさん汗をかいたときには、スポーツドリンクなどで、水分と一緒に失った電解質を補うことが大切」と話すのは神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜教授。
■重要な電解質を補えば脱水を改善できる
電解質とは、体内の水分に含まれるナトリウムやカリウムなどのイオンのこと。体液に溶けこんでいて、全身の細胞の浸透圧を調節したり、筋肉の収縮、神経の伝達などを支えている。電解質は体機能の維持に重要なため、汗とともにたくさん失うと、体はそれ以上の電解質の喪失を防ぐために発汗を止める。すると体温上昇にブレーキがかからなくなってしまうのだ。
こうなった状態でいくら水だけを補っても、体はさらなる電解質濃度の低下を防ぐために、水は体内に保持され、汗や尿として排出されてしまう。
「ぼーっとする、めまいがする、足がつる、などの状態は脱水により水分と電解質が足りなくなっているサイン。脳や心臓、腎臓、肝臓などの臓器を守るために血液は体の中心部に集中し、手足が冷たくなる。このようなときにはすぐに涼しい場所に移動し、体を冷やし、電解質入り飲料を飲むことによって脱水状態を和らげて」(谷口教授)。
スポーツドリンクといえば塩分と糖分が入っているが、「口当たりをよくする以外にも、脱水したとき、消化管に素早く吸収させるには、塩分とともに糖分もあるほうがより吸収効果が高まる」と早稲田大学人間科学学術院の永島計教授はいう。
いざ脱水症状が出たときに慌てないためにも、暑くてバテそうな日にはスポーツドリンクなどの電解質入りの飲料を持ち歩くと安心だ。「ラベルを見て、100ml当たりにナトリウムを最低でも30〜40mgは含むものを目安に選ぶといい」(谷口教授)。
持ち歩きに便利な「塩飴(あめ)」は、食べ方に注意。「塩飴には水分が含まれていないため、いくつもなめると体内のナトリウム濃度が高まり、逆に脱水を招くことがある。同時に水をたっぷり飲むことを忘れずに」と谷口教授はアドバイスする。汗をかける体づくりと正しい水分補給で、この夏を元気に乗り切ろう!
汗をたくさんかいたり、暑さで体が消耗したときには脱水対策に電解質入りのスポーツドリンクなどで水分補給を。ナトリウム(Na)量が100ml中30〜40mg以上含まれているものを選ぶといい。ナトリウムの他、カリウム(K)などを配合しているものもある。
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