03. 中川隆 2013年6月13日 09:47:06
: 3bF/xW6Ehzs4I
: W18zBTaIM6
失われた髪が生えてくる(?)温泉
1) 奈女沢温泉(釈迦の霊泉) ここは pH=9.7 の強アルカリ泉です。
基本的に強アルカリ泉は髪を溶かすので、髪に付けたり洗ったりしない方がいいです。従って、通信販売で買った温泉水は逆効果になると思います。 詳細は 恐怖の強アルカリ泉 厚木七沢温泉 _ 入ればお肌つるんつるんになるんだけど… http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/304.html
癌や原爆症などの難病が奇跡的に治ったという例がいくつもあるという奈女沢温泉は、群馬県利根郡月夜野町にある山のなかの一軒宿です。(釈迦の霊泉 月光館のみ)宿の周辺には商店はおろか人家すらありません。宿には売店すらありません。中へ入ると、古そうな宿だが結構広いです。 部屋に入ると、コタツの上に手作りヨモギ饅頭と一緒に分厚い体験談の資料が置いてあり、持って買えることが出来るそうです。ここの温泉で病気がよくなった方からのお礼状がまとめてあり見てみると、糖尿病、リウマチ、その他色々、最後には末期癌まである。 上杉謙信の隠れ湯でもあった温泉で若山牧水も大正6年に訪れたこともあるという由緒ある温泉です。非常に宗教色の強い温泉ということで、宿のパンフレットも宗教色が強く、新興宗教の(宗)仏神会の教祖、今井貴美子氏が釈迦のお告げをきいて、昭和32年に付近の山ごと買い取ったということで、宿の下手には仏舎利塔が立っております。 宗教的要因を割り引いたとしても効果の方は、かなり高く、たくさんの感謝の手紙が食堂で閲覧にでき、数々の難病が治癒しているとのことで信憑性は高いと思います。 もともとは禿の治療に卓効があるそうです。
泉質は無色透明、無味無臭のラジウム含有の石膏泉で、ゲルマニュウム、ヨードも多く含まれています。一説によるとラジウム含有量は日本一とも世界一ともいわれております。(注:ラジウム含有量が日本一、世界一を標榜している温泉は少なくとも日本に6ケ所以上あります)入浴も効果がありますが、飲用のほうが効果が強いとのことです。
ここも、難病・癌患者がたくさんきております。手術できずに半ば医者に見放された方達がたくさん来ていました。一人できている方も多く、関西や九州等かなり遠くから来ています。玉川温泉もそうすが、奈女沢温泉もなんとしてでも病気を治したいという、強い意志のある方々が多く来られております。 http://www.gankokuhuku.com/onsen-namesawa.htm 釈迦の霊泉 お礼の手紙紹介 _ 頭髪 http://www.shakanoreisen.com/letter/touhatsu.html __________ __________
2) 鶏頂山鉄鉱水 鶏頂山鉄鉱水本舗 〒321-2521 栃木県日光市藤原1212 0288-78-0531 https://plus.google.com/106356821118817755796/about?gl=jp&hl=ja 鶏頂山鉄鉱水(浴用) 5L-水広場 http://www.mizuhiroba.jp/shop/products/detail/541
PH2.7 無色無臭で酸味、鉄味を有する。
酸性-アルミニウム・鉄(3)-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉) *陽イオン・・・ 水素イオン、ナトリウムイオン、カルシウムイオン 、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン、第一鉄 、第二鉄など *陰イオン・・・ 塩素イオン、硫化水素イオン、硫酸イオン、フッ素イオン、など 成分総計1,784/kg(療養泉規定によりこの鉱泉は療養泉です) その他微量ながらリチウム、バナジウム、コバルト、ゲルマニウムなどの希有元素も含まれる。 この鉱泉は栃木県北部鶏頂山の山頂付近に湧出ている。明治27年(1894年)地元の住民、大塚房吉(万延元年生まれ)によって発見された。鶏頂山神社の御神託により発見したと伝えられている。
以来地元の住民に「火傷、切り傷によく効く」と長く愛用され、台所などに常備して使用された。昭和初期頃より東京帝国大学医学部物療内科三澤教授などが中心となり、飲泉による貧血患者に対しての臨床実験がなされ、その効果が確かめられている。さらに昭和18年には栃木県より「売薬部外品免許第788号」(現代は自然湧出物の許可制度が廃止になっている)を受け、その効果はゆるぎないものとなった。 http://www.geocities.jp/tekkousui2005/right.html 鶏頂山鉄鉱水
酸性のアルミニウム・鉄―硫酸塩冷鉱泉から採水している。アトピー性皮膚炎やガン、糖尿病・胃腸病などに効いたという報告例もあり、古くから知られていた。鉄イオンは1L中に79mgも含まれており、貧血にもいい健康によい水である。 http://mizu.1pun.net/010/ ここの水は、胃腸病によく効くというので、山の奥地なのにかかわらず、たくさんの人が1日がかりで汲みに行くという。 「栃木県・鶏頂山の鉄鉱水 万病に効くと24時間行列ができた」(注1) ・・・実は、この水の効能は藤原町では昔から有名で、ブームになる前から切り傷ややけどの治療に用いられてきたのです。元々は飲用ではなく外用に用いられていました。 しかし、「ガンが治った」とある医学博士が発表して以来この水を飲む人が急増。 胃腸病から育毛まで効く鉄鉱水」 はげに効いた、 かぶれが治った、 胃腸病がよくなった、 血糖値が下がった、
などの体験談の他、
「・・・慢性の皮膚病、慢性の婦人科疾患、月経障害、更年期障害、筋肉・関節痛、糖尿病などに有効です。・・・」 日本温泉療法医会会長 植田理彦(談)も書かれています 高血圧に効く名泉 血圧が下がった体験、かぶれが治った体験が書かれています。 「・・・風呂上りに荷はこの源泉水を化粧水代わりに顔につけると、きれいになるんです。手にもつけるとハンドクリームはいらない。」・・・中略・・・ 「もう10年くらいになりますか。洗面器に半分くらいの量を(お風呂に)入れると、色が赤っぽくなりますが、温泉そのものです。 よく温まり、上がってからポカポカします。夜のトイレにも起きません。 あせもやふきでもの知らず。冬の乾燥機の体がかゆい症状もありません。 主人もふしぶしの痛みが出ないですね。・・・」 http://www.geocities.jp/tekkousui2005/hon.html 私が子供の頃、母はリューマチで寝たきりの状態だったのを温泉(鶏頂山鉄鉱水)で治し、本人も本当に喜んでいました。 兄が仕事で手をサックリ切ったとき、主人が釘を足裏にグッサリ刺したとき、母がお風呂釜のガスで火傷をしたとき、全て温泉水で治したものです。 http://www.a-spa.co.jp/tuki-repo.htm 我家で魔法の水と、呼んでいるのは、鉄鉱水と言うものです。 13年位前でしょうか? 鶏頂山付近の山中へ、鉄鉱水を汲みに行きました。
岩の間から、ホースが数ヶ所出ていて 場所によって味が、多少違い一番渋味が強いホースの所に、行列ができました。渋味が強く とても最初は、飲みづらいです。今では、とれないので、大切に両親が飲んでいます。 10年以上前の水を、現在飲んでも腐敗、変質はなく、その効能にも劣化が、みられず、永久不変で、この不思議な事実についても科学的な解明か、されていないそうです。 知人で、この水を飲んで、胃潰瘍、痔などが治った人が、います。 ケガした所に、この水をつけると血がとまる。流れた血が固まってしまう 喉が、痛い時うがいすると良くなる。 その他色々 何でも効果がある 魔法の水なのです。
ゲルマニウムの効果? なぞばかり‥‥‥ http://www9.ocn.ne.jp/~kome2001/mizu/mizu.html 栃木県・鶏頂山鉄鉱水(『医者もおどろく奇跡の温泉』)は、pH2.7の酸性泉だ。 Sさん(74)は、就寝前に、この源泉水を5倍に薄めたものを100t飲んでいるという。 「以前は血圧が高く上が200を超え、下が90台でめまいがありました。降圧剤を飲んでも血圧の上がり、下がりが激しかった。この鉄鉱水を飲み始めてからは上145〜150、下70〜75で安定しています。 20年以上使い続けてきた人工膀胱の洗浄液としても利用しています。以前は尿が直接皮膚にふれるため、ひどいかぶれに悩まされましたが、これで洗うようになったら、殺菌力もあるのかまったくかぶれなくなった。この水は手放せません」 http://blog.livedoor.jp/kouketuatucom/archives/120941.html 鶏頂山の頂上近くから自然湧出している水は、鉄イオンを多量に含み、貧血に効果的だそうです また、ハゲていたのに飲用とこの水をつけてのマッサージで髪が生えた!という体験談もあります PH2.5という強酸性ですから、飲むと酸っぱい感じで沢山は飲めないように思います 飲むだけでなく、強い酸性の水ですから、患部に浸けることで皮膚病・切り傷にも効果があるそうです http://water-1.seesaa.net/article/51803305.html 髪の毛が生えてくる温泉水 最近は、生え際と頭頂部が不安になってきました。
さて、数年前に、日刊ゲンダイで見た記事です。 鶏頂山鉄鉱水(栃木県日光市藤原)を扱っていました。 1894年の発見以来、地元の人々に薬水として飲まれてきました。 でも、もうひとつの効用があったのです。 感想では 「以前はハゲていたのですが、風呂上がりにこの水を頭につけてマッサージしたら、3か月くらいで産毛がはえてきたのです。今は髪の毛になっています」 とのことでした。 飲用もOKですから、試す価値はあると思います。 先日書きました、髪の毛が生えてくるという温泉水。 早速注文してみました。
取り寄せ先の鶏頂山鉄鉱水本舗の話によると、当たり前ですが、もともとは、入浴用とのことです。 飲泉もできますが、鉄分が多く癖があるので、少しづつ飲んだほうがいい、と言っていました。 髪の毛のことを聞いてみると、個人差があるのでと、想定内の答えでしたね。 でも、実際にご主人も風呂上がりにつけているとのことです。 抜け毛は明らかに減った、と言っていました。 鉄分が、血液の循環を良くするのではないかと。 ただ、「新しい毛が生えてくるというのは、どうでしょうかね〜。」 との弁です。 3か月は様子をみてもらいたい、とのことですし、飲んでもいいので注文することにしました。 http://ameblo.jp/mitubati1/theme-10033088584.html ___________ ___________ 3) 妙法寺温泉 飛龍乃湯 (ここは都市伝説みたいですけど、一応)
http://spaspa.gnk.cc/20041218_4/20041218_4.html 佐賀県唐津市の温泉。なんと、この温泉。お寺の境内のなかにあります。
源泉掛け流しではなく、循環式なんだけど、温泉成分が高濃度というだけあって、薬剤の臭いはまったくしません。湯面には白い粒のような湯の花が無数に浮いていて、いかにも効きそうな感じ。 湯ざわりは肌にまとわりつくようなトロトロ系で、美人の湯と言われているそうです。さらに、お寺の公式サイトによれば、 近所のおじさんのハゲが治ったとか。 夢のお告げにより掘り進めたら、温泉が出たそうです。 御霊検あらたかな温泉ということですね。
ありがたや、ありがたや。 ポクポクポク、チーン ナムー http://review-returns.seesaa.net/article/58455793.html はげに効くお寺の湯といううたい文句で温泉帰りに興味本位で訪れた。(地元ではそんなうわさは知らないらしい)
4,5人でいっぱいの小さめの内湯の浴槽、少し熱めのお湯。 そしてトロトロ感 湯あたりしそうでゆっくりと入れなかったので今度またゆっくりと入りたい。 最近、色々と雑誌・新聞等にとりあげられすぎて混まないでほしいと願う温泉です。http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen004991/1.htm 佐賀県の温泉ですっかり満足できる温泉が、夏場の熊の川浴場、武雄温泉元湯、そして、ここ「飛龍の湯」です。 唐津と多久を結ぶ有料道路の岩屋ICの先にあります。ここは、家が密集していて、なぜかお好み焼き屋さんが数軒あります。妙法寺という立派なお寺の裏側にあります。 ここは、源泉温度は19℃なので冷鉱泉の部類になりますが、これを加温(循環あり)したら高濃度の「とろとろ」の温泉になります。「とろとろ」というより「ぬるぬる」って感じです。ここは洗い場のお湯も温泉なのですが、髪を洗っていて泡が落ちたのに気がつかないほど「とろとろ」なのです。 「高濃度のお湯なので長湯はご遠慮ください」と書いてあります。今日はずっと独り占めでしっかりと温もり、お湯を楽しんでいましたがやっぱり上がったあとは疲れがどっと来ました。でも、ぽかぽかしてとっても気持ちいいです。 何度入ってもいい温泉です。ここに行くときは近くにいい温泉が他にないのでここしか入りませんが、ここだけで十分満足できる温泉です。 コメント(2)
ここはハゲに効く温泉じゃないですか。 2008/12/28(日) 午後 4:07 [ onsentarou3917 ] さすがよくご存じで・・。でも、本当なんでしょうかね。
とにかく圧倒的にトロトロでまるでローション(は大げさか)のようなお湯だったそういう話も付いてきても不思議じゃない気がします。 2008/12/28(日) 午後 4:12 [ flowermanito ] http://blogs.yahoo.co.jp/flowermanito/57872665.html ___________ ___________
4) ニセコ薬師温泉 (ここは温泉そのものが伝説ですね) http://onsen.u-p.co.jp/get.php?action=get&code=200
松田忠徳コメント付き映像 http://onsen.u-p.co.jp/video/onsen/yakushi.asx ニセコ薬師温泉 透明湯(女湯) http://www.youtube.com/watch?v=DfL_uxKWQJU&feature=related ニセコ薬師温泉 露天風呂 http://www.youtube.com/watch?v=NEATe3IH7qc 明治24年の発見以来、100年以上の歴史をもつ名湯。以前は熱心な秘湯ファンの間で「仙人の湯」として伝説的に語られていた。日々変わるお湯の色といい、さまざまな病に効くという不思議な効能といい、湯殿に漂うだよう一種独特の雰囲気は、神がかり的な秘湯であった。 現在はクスリユサンベツの渓畔に湧く露天風呂の他に「濁り湯」と「透明湯」の二つの浴槽があり、湯治効果の高い薬湯として人気がある。中でも「透明湯」は全国でも珍しい天然の気泡泉。 薬師温泉は、百年以上の歴史をもつニセコ温泉郷のなかで最も古い名湯だ。浴槽そのものが温泉の吹き出し口で、それは年に数回、茶褐色の濁り湯がマリンブルーに変色するという不思議な湯。足元から湧き出る透明の天然気泡泉は全国でも珍しく、古くから湯治効果の高い「薬湯」として知られているのだ。
おかみさんの話では昔、肝臓を悪くして頭髪が抜けてしまったお客さんが、半年間、この湯に通い、湯のしみたタオルを頭に巻いて入浴していたら毛がフサフサに生えてきたというのだ。 _________ ニセコ薬師温泉は明治24年に発見された二セコ温泉郷の中でも古い歴史をもつ伝説的な秘湯(奇湯)です。
色がマリンブルーに変色する湯をはじめ、運動機能障害やなんと(!)増毛に効果があるといわれ、その一軒宿の「薬師温泉旅館」はかつては豪華な鰊御殿が建っていた温泉地です。 その豪華な鰊御殿は火災で焼失し、現在は前経営者が自力で再建した建物だそうですが、2つの湯船はその昔の面影を留めているそうです。 入浴券は宿の入口向かいの建物にある、券売機で購入するシステムになっていて、その券を入口に置いてある箱に入れて入浴します。 入る時も、出る時もスタッフ不在のだったので、少々無用心だなと思いつつ今回は入湯いたしました。ただ、温泉自体は本当に素晴しく、稀にみる足元から湧出する、源泉100%かけ流し本物の温泉の入湯体験ができる温泉宿です。(しかも料金はたったの300円、超驚きです) 女将さんの話によると「濁り湯」は先にあって建物は後から出来たもの」って事は・・・大昔は「濁り湯」は露天風呂だったのだろうか?詳しい話を聞こうとすると経営者が昔と違うので解らないって事だ。
http://onsen777.exblog.jp/2844763 ニセコ薬師温泉は日本三大秘湯の一つであり、明治24年開湯の歴史をもつ。ニセコ温泉郷のなかで最も古い湯らしい。戦前は成田温泉と呼ばれていた。昭和59年に火災に遭った。経営者がいつしか代わり、そのときに、群馬の薬師温泉の名前をとってニセコ薬師にしたのだそうだ。 http://setsugekka.tv/onsen/huro/hokkaido/01.htm 場所は蘭越町。ニセコの温泉街を越えて行った山奥の秘湯に古くから語り継がれる伝説がある。伝説とは次のようなものだ。 ある薄毛に悩んでいた男がこの温泉に入った。すると頭皮に力がみなぎり、徐々にうぶ毛が生え、そしてだんだんと髪の毛が太くなった。いつしか若い頃のフサフサの頭髪を取り戻したという。 そう、その伝説とはハゲが治るというもの。 まさか・・・温泉に入ってハゲが治るものか!?迷信だ!と思うかも知れないが、全くの作り話ということはないかも知れない。 ここの泉質は炭酸泉。早い話が炭酸飲料のように二酸化炭素が含まれており、次々と気泡が出て肌を刺激する珍しい温泉だ。この炭酸泉は適度に肌を刺激するほか、血管拡張効果ももっているため、頭皮の血行も促進され、養毛効果をもたらす・・・のかも知れない。ただ、伝説のように完璧にハゲてしまったところにまた毛が生えてくる・・・というのは、個人的には無理だと思うが・・。 でも、血行促進効果があるのは間違いなく、肌で感じられるほどなので、頭皮の血行だけでなく、体中の新陳代謝が促進され、体に良いのは間違い無いはずだ。 さて、1981年(明治24年)開湯の歴史ある薬師温泉は、携帯の電波も届かない山奥にあり、人里離れた秘湯の臭いがぷんぷんする。「キタキツネやスズメバチが入ってくるので戸は開けっ放しにしないように」という張り紙があることからその秘湯ぶりが伝わるだろうか?車で細く曲がりくねった道路をしばらく走ってやっとたどり着くことができる。 建物は古びたもの。屋根には消えかけた「薬師温泉」の文字がある。その雰囲気は都会とは正反対でなんとも心を和ませる。 入口の手前に入浴券の販売機があり(これも年期が入っている・・・)、300円を支払い券を買う。番台で券を渡し、奥に入っていく。ここは混浴の広い浴槽と男女別の比較的小さな浴槽に別れている。
まず入口から奥に入って最初にある、混浴の浴槽である。 男女別の脱衣所から泉室に足を踏み入れると30人くらいは入れるであろう大きな浴槽が姿をあらわす。脱衣所は男女別れているのに浴室は共通なので、知らずに入ると驚くかもしれない。お湯は浴槽の下から次々と湧き出し、そのまま流れていく。完全なる源泉掛け流しである。長い間お湯が噴き出して来たため、岩だらけの浴槽の底面は徐々にお湯の力でえぐり取られ、結構な深さになっている。(大人が立って入って胸くらいの深さ) 源泉から湧き出したばかりのお湯は透明だが、空気中に触れると徐々に酸化し、色づいていくため、浴槽のお湯は茶色の濁り湯だ。時には青や白濁に濁ることもあるという。 ここの泉質は北海道では珍しい炭酸泉。炭酸飲料のように次々に気泡がお湯から湧き出している。炭酸飲料をコップに注ぐと気泡が付くように、肌に気泡がまとわりつき、なかなか他では味わうことの出来ない体験ができる。また、お湯を口に含むと薄い微炭酸のような刺激が舌にある。 源泉温度は39度と低温。その温度ゆえ、いつまででも入っていられる。だがこの炭酸泉は血行促進の効果があり、体の芯から温まる。このまま上がっても寒いことはなく、湯冷めすることもない。この泉質の効能が非常に高いことを示すものだろう。 男女別の内湯は一度脱衣所で服を着て、さらに廊下を奥に進んだところにある。こちらは先ほどの4分の1ほどの広さの湯船、そしておまけ程度の洗い場がある。先ほどと同様にこちらも完全掛け流しで、浴槽の底面から次々にお湯が湧き出し、浴槽の端から音を立ててお湯が流れていく。縦長の浴槽内に流れが出来るほど湯量は豊富で、次々にお湯が入れ替わっていく。 混浴湯とは異なり、こちらのお湯は完全な透明を保っている。というのは、流量が豊富で浴槽が小さく、次々とお湯が入れ替わるので、酸化しお湯が色づく前にお湯は新しいお湯に取って代わってしまうためだ。 http://www21.tok2.com/home/doyoulikediy/onnsenn-112.htm 森の中にポツンとある温泉旅館というか湯治宿。玄関では熊の剥製が出迎えてくれる。ちょうど朝食の時間帯に日帰り入浴で訪ねたが、1人できている湯治目的の人が多そうな地味な雰囲気。若い女性向けのガイドブックを持っているようないわゆる今風の観光客は(偶然かもしれないけど)見かけなかった。
ここは「薄毛に効く」という評判の珍しい温泉。興味があったので、2種類ある浴室のどちらの湯が効くのかまず女将さんに尋ねてみた。「両方とも効くよ。お湯に潜るといい。髪の生え際がシュワ〜っとするのが分かるっていう人もいる」とのこと。温泉で潜るのを勧められたのは初めてだ。 コンヨクの濁り湯 まず、手前左側にあるコンヨクの濁り湯へ。脱衣所は別になっている。中は灯りをつけても薄暗い。コンクリートの床はほとんどない。浴室に比べて浴槽が大きいのだ。掛け湯をして浴槽に入ろうにも、茶褐色の濁り湯のため足元が見えない。たまに底からぶくぶくっと泡が上ってくる。浴槽内部に木製の板で踏み段ができているけど、この板が心もとない。体重でぎ〜っとかしぐ。底はデコボコでちょっとしたプールぐらいの深さがある。ほかに入浴客がいなかったこともあり、妙にくつろげた。浴室と脱衣所の間のドアは浴室側からカギがかけられるようになっていた(男性用のみチェック)。ここの湯はたまに色が透明になったり青くなったりと変わるそうだ。 ついで奥にある透明湯へ。もともとはここも混浴だったみたいで、底で男女の浴槽がつながっている。無理やり真ん中で2つに分けたせいか妙に細長い。濁り湯ほどのダイナミックさなないものの、底から泡がふつふつと上がってきて肌にまとわりつく。こちらも足元湧出なので源泉の投入量はわからないものの、浴槽奥の側溝にあふれる湯の量をみると、湧出量は半端じゃなさそう。こちらは濁り湯よりもぬるめなのに、ちょっとつかっただけでドバ〜ッと汗が出てくる。気のせいかもしれないけど、毛細血管の先まで一気に広がって血流がよくなった感じがする。この透明湯は特に気に入った。 透明湯には茶色い湯の花が大量に泳いでいた 分析書は透明湯の脱衣所と食事処になっているホールに掲示されている。どちらも透明湯のものだそう。脱衣所にあった古い分析書は源泉名がなぜか「成田温泉」となっていた。従業員の方からはニセコ薬師温泉は「薬師」群馬県の薬師温泉に似ているということで名づけられたとうかがった。(2004年8月) http://www.rakuda-j.net/onsen/hokkaido/yakushi.htm こちらに関してはずいぶんいろんな噂を聞いていました。曰く 「変わりモンしか行かない」とか、昔は金を掘る山師たちのたまり場だったとか……。 ま、実際にきてみると、こちらは結構大きな、昔の小学校の校舎みたいな木造の建物でしたね。時間は朝の10時すぎ。前日は曇っていましたけど、6日の朝のこのころには雲の切れ間からお日サマが顔を見せまして、ニセコはあっという間に30度越えの超夏日に。 標高700mの五色温泉よりだいぶ高度が低いせいか、こちら、アブがもの凄かった。大ぶりのスズメバチもぶんぶん飛んでます。宿前にそれに関する警告文も書かれてる。 宿の対面前の小屋に温泉立寄りの自販機がありまして、それで入湯の券を買わなくっちゃいけないんですが、僕、あいにく小銭をもってきてなくて、販売機脇の宿のベルを何度も鳴らしたんですが、声をだしても戸を叩いても、とにかく宿のひとがでてこない……。 「まいったなあ」 仕方なしにクルマに引き返して、ドアのポケットの小銭をなんとかかき集め、入場の券をやっと購入しました。それ持って宿内に入ると無人の玄関に籠が置いてあって、「お風呂の方は券をこのなかに入れてください」みたいな文句が書いてある。で、そうすると、また廊下の少しさきに矢印があって、お風呂はこの先と案内が書いてある。その通り進むと実際お風呂があって、入れるんですけど、とにかく宿のひとが出てこない。なぜ? 特別にシャイなのか? 判んないけど、そのへんは面白かったですね。 お風呂はサイコーでした。 僕は最初透明湯のほうのお風呂に入ったんですが、こちら湯船の深さが150cm以上ある、足場がごろごろした岩場のままの、足元湧出の天国風呂なんでありました。 もー 感涙というコトバ以外言えることがない感じ。白い湯の華が透明なお湯のなかをくるくる舞っているし、足元からぷくぷく昇ってくるあぶくの数もハンパない多さ。さっそく目洗いとお湯の鼻腔吸いを敢行すれば、あら、これはかなりの炭酸味……(^.^;) こ、これは……調べてみると、ナトリウム塩化物・炭酸水素泉だということでした。一言でいって超・極上。 これだけでお湯には大満足だったのですが、もうひとつ内湯があるというのでそっちのほうもいってみました。そしたらそっちもとってもいいの。茶緑系の今度は濁り湯、さっきより湯船の大きい、やはり足元湧出という信じられないような極楽風呂。 こちらの極楽には84才の旅好きのおじいちゃんが先客で浸かってられました。このおじいちゃんにまず挨拶して、掛け湯して、それから僕もお湯にしずしずと入ります。 こっちのお風呂もこれは極上でしたねえ……(^0^)/ ここまでハイクラスのお湯になっちゃうと、これはもう言うことなんてなんもないっスよ。あふれてくる感激を身体の奥にためたまま、目をとじて、ひたすら黙りこむのみ。 おじいちゃんとかなり旅の話をして、40分ぐらい入っていたかな? 挨拶してさきにあがりました。 すると、さっき何も置いてなかったテーブルにお菓子が置いてある! そして、湯浴みのお客さまはどうぞ召しあがって下さいと紙が添えられている。いつのまに来たんだ、宿のひと!? 帰りにもういちど玄関を通るとき、行きに籠に入れた入場券がちゃんと回収されているので、ああ、ここの宿のひとはズボラじゃないんだ、ちゃんと細密に気を使ってお客の応対をしてるんだ、ただシャイなのか方針なのかは分からないけれど、お客のまえに姿を見せるのをよしとしていないだけなんだと判って、なんか非常にそのへんが面白かった、てゆーかこの忍者みたいな黒子的応対にはつい笑っちゃいましたねえ(^0^) http://onsen.nifty.com/cs/kuchikomi/onsen_255/list/aid_onsen000153/1.htm 奇跡の湯 〜薬師温泉の謎〜- 薬師温泉は不思議な温泉だ。 私は特に温泉マニアというわけではないし、そうたくさんの温泉に浸かったわけでもないが、それでもこの温泉はとてもユニークだ。 薬師温泉はこぢんまりとした温泉である。宿は一軒しかない。聞けば創業は明治24年(1891)だというから、実に100年選手である。温泉は露天風呂が一つ、内湯が二つだ。 周りは鬱蒼と生い茂る森。ここだけ隔離された感じ。人目を忍ぶ秘密の湯治場といった趣である。実際数ある温泉本を見ても薬師温泉が載っているものはとても少ない。まさに秘湯である。 しかし看板に「奇跡的に病気が治る」なんて書いて問題にならないのだろうか? 露天風呂は母屋からちょっと離れたところにある。
T物語のオーナーは「内湯からそのまま歩いて行ける」などと言っていたが、 とても行く気になれなかった。 何だか凸凹した建物。二階は宿らしい。小奇麗な建物だが、中に入るとこの国の塗装技術がいかに優れているかわかる。駐車場の脇にロープの巻胴を倒した即席テーブルとイスが無造作に並べてある。 2階のテラスには古そうなゲーム機が。遊技場か? しかし階段が封鎖されているのはなぜだ? 入り口には手作りの看板が。温泉マークとカタカナの「ロテンブロ」がいい味出してる。 入り口の向いにある小さな小屋。小屋の中には入浴券の券売機。いっしょに山菜そば券も買える優れもの。券は入ってすぐのところで渡してしまうので必要ない気もするが、その理由はすぐにわかる。 番台に人がいないのだ(いつもいない訳ではない)。 入り口をくぐり、無人の番台に券を置き、食堂らしき座敷を抜けると廊下に出る。左に曲がると混浴、右に曲がると男女別々の湯だ。 この二つの内湯、廊下を歩いて数十歩、距離にして30mと離れてないと思われるのだが、湯の色が片方は肌色に濁って水面下はほとんど見えず、もう片方は底まで綺麗に見える程透明度が高いのである。 喩えるならヤクルトと南アルプスの天然水ぐらい、北海道風に言うならカツゲンとスパウォーターぐらい違うのである。 混浴はというと濁った方である。よくできている。 さあ、左・右どっちに行く? http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakushi.htm にごり湯 我々はまず濁り湯の方から入った。脱衣所は別れているので当初混浴だとは気づかずに入ったところ、ドアを開けてビックリ。入り口は別だが出口はいっしょ。気分はさながらヤッターマンのドロンジョとボヤッキーである。
高い天井、高窓で薄暗く怪しい雰囲気。川に沸いていた温泉をそのまま囲ったらしく、底が丸石である。濁っていて水面下は5cmくらいしか見えず、手探りで壁を探るとヌルヌルする個所がある。壁や屋根のくすみ具合からしてかなり年期が入っている。
また底が深く、座ることができないばかりか入るときに注意しないと足がつかなくて怖い。その上ぬるい。非常にぬるい。たぶん30度ぐらいしかないのではないか? だから必然的に長く入ることになる。でも座れないから壁によっかかるしかない。 普通に考えたら湯冷めしそうな温度なのだがちょっと時間が経つと不思議に肌の表面からジワジワと暖まってくる。日焼けしてるときのような感じだ。何となく体に効いてるような気分になる。そのせいか、こちらの湯にはえっらい長時間入ってるおじさんがよくいる。たぶん湯治のお客さんなのだろうが、2度行って2度ともどうしても勝てなかった。だからこちらの湯の写真はない。 元が川だから?か、ときどき底からプクプクとあぶくが出てくる。詳しくは後述するが、この泡がまた曲者である。 http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakusi_n.htm 透明湯 怖い湯である。 障子を開けて脱衣所に入ると女性の声が結構よく聞こえる。 ひょっとしてまたドロンジョとボヤッキー?と思うがさにあらず、今度はきちんと男女分けられていた。いや、「きちんと」とは言えないか。 湯船はやっぱりちょっと深めでご丁寧にハシゴ付。且つ狭く、3、4人入ったらいっぱいになる。 ほんとに同じ温泉かい、ってなほどに先ほどのにごり湯とは打って変わってキレイに透き通ったお湯である。足の先まではっきり見える。はっきり見えすぎて女性の足の先まではっきり見える。 前述の通り、混浴ではない。男女湯間に衝立てはある。が、湯船は一つだけである。 どういうことかというと仕切りは水面より上にしかないのだ。 だから下半身は丸見えである。水がキレイなだけに、しかも女湯にある窓から光が差し込んで明るくなっているためよく見える。 そしてこちらの湯もぬるい。ぬるいから長時間入ることになる。向こうも同じだ。 つまり男側から見れば、スラリと伸びたうら若き女性の脚を前に長時間何もせずにじっとしていなければならないのだ。ちょっと潜ればあの透明度だ、上から下までスッキリ見えるだろう。ちょっと泳げば簡単に侵入できる。衝立ての近くに寄れば手もつなげるだろう。 その上衝立ては上も欧米人ならひょいっと覗けてしまうぐらいの高さまでしかない。 これは試されているのだ。君は紳士であるか? 淑女であるか? それだけではない。 もぐって覗くには勇気がいる。しかも入っている全員にわかるから羞恥心があってはできない。もちろん向こう側の相手にもわかるから風呂を出た途端頬にもみじができる危険性もあるので打たれ強くなくてはいけない。 例えば衝立てを挟んでカップルで手を繋ぐ。一人でも他に人がいれば丸見えだがそれでも敢行するか二人っきりになった瞬間にするかそれとも会話にとどめるか。あるいはそういう二人をジロジロ見るかそっぽを向くか舌打ちするか注意をするか。 曖昧な境界条件と挑発的な外乱、そして数限りなく多い選択肢。これは入る者の人間性が試されているのだ。 これを乗り切るには強靭な精神力と強い信念が必要である。もちろん運も重要だ。前に座るのが若いおねーちゃんとは限らないし、一物丸出しの毛むくじゃらオヤジかもしれない。 油断すると足元を掬われる。全くもって怖い湯である。 http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakusi_t.htm 露天風呂 先に言っておくと、こいつは入れねぇ。別に止めはしないが。 露天風呂は道路の脇から入る獣道の先にある。30mほど行くと細い川に橋が架けられており、その先に今にもつぶれそうな物置小屋のようなものが見える。これが脱衣所である。 この脱衣所の前を左に折れると角石で作った道が設けられている。その先に見えるのは..ええぇ〜? あれかぁ? 露天風呂である。 知らずに来たらただの汚ねぇ沼としか思わないかもしれないがこれは風呂である。誰が何と言おうと風呂。しかも温泉である。なお且つ混浴である。 出所は内湯のにごり湯と同じか。底は全く見えないため深さはもちろん中の様子は全くわからない。何か生き物いそう。入ったわけではないのでわからないがたぶんこれもぬるいのだろう。湯気全くあがってないし。 でも体にはよさそうだ。入ったわけではないのでわからないが。でもたぶんいいと思う。いや、ほんと。 http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/yakusi_r.htm 森に囲まれた一件宿、 異様なまでに色の違う湯、 あいまいな境界、 薄暗いドーム、 ぬるぬるの壁、 川底そのままの床、 凸凹の建物、 巻胴のテーブル、 廃棄されたゲーム機、なぜかカタカナの「ロテンブロ」、 ジェイソン出そうな露天風呂.既に十分怪しい。 しかし最後まで気を抜いてはいけない。 風呂から上がった泊まり客以外の人々は居間?で休憩する。 居間(食堂か?)は畳敷きに長テーブルが配置されていて ゴローンと寝転がっていると何とも気持ちいい。
http://www.asahi-net.or.jp/~wf5t-hrd/niseko/yakusi/ima.htm パウダーとオフピステのメッカ・ニセコにはたくさんの個性的な温泉があります。滝を見ながら露天に入れる「鯉川温泉」、「雪秩父」の硫黄泉と鉄鉱泉、「ニセコアンヌプリ温泉」の岩の大露天風呂などなど・・・。どれもすばらしくいいお湯で情緒満点。アフタースキーに今日はどの温泉に行こうか、といつも迷ってしまいます。 ですが、ワタシがニセコで一番お気に入りの温泉はこの「薬師温泉」。 この温泉はすごい、本物です。重炭酸ナトリウム含弱食塩泉、とものの本には紹介されていますが、泉質の異なる3つのお風呂があってどれのことかわかりません。 薬師温泉入り口。「奇跡的に効く」は本当です。効きます!本当に効きます!。
入り口から2キロほどこんな道を走ります。最初に現れる二股は右へ。そこに案内はありません。 本当にこの先にあるんだろうか・・・と不安になるころ看板発見。 3つのうちひとつは川沿いの露天風呂。まったくの「野湯」で黄土色の湯に湯の花がヘドロのように浮いています。脱衣所の小屋からお風呂まで距離があり、裸で歩くのはちょっとためらいます。混浴で冬は入れないと思いますが、GWには入りました(ぬるかった!)。人気のない森の中ですし、いろんな意味で入るのに勇気の要るお風呂です。
内湯のひとつは混浴のにごり湯。赤さび色みたいな水たまりのような色です。 もうひとつの内湯は男女別の透明湯。 この透明湯が一番のオススメです。ぬるい炭酸泉ですが、このお湯に1〜2時間くらい浸かっていると(このくらいの時間浸かってものぼせることはありません)骨の芯まで温まってきます。身体には細かい気泡がびっちりとつき、ときおり足元からボコボコ泡が上がってきます。この3つのお風呂が全て浴曹=源泉、つまり足元から温泉が沸いているという贅沢さ。これぞまそに本物の温泉です。 薬師温泉全景。周囲には何もありません。全く素朴です。
入浴券は入り口向かいの建物で買います。前に一度お金を入れたのに券が出てこないことがあり、それを宿のおばちゃんに伝えたら怪しまれました。本当なのに〜。 混浴のにごり湯。広くて気分がいいです。透明湯よりやや熱め、それでものんびり浸かれるくらいです。 透明湯の女湯に再び注意書き。そんなに危ないのか・・・
透明湯。この日は濁っていましたがいつもは下まで見えるほど透明です。なめてみるとサイダーの味がします。このお湯に夢とうつつの間をさまよいながら1〜2時間くらい浸かります。
薬師温泉自炊場。
こんなところで自炊しながら長逗留したい。でも宿の食事も素朴でおいしかったです。とくに地元・ジャガイモで作った「えぞもち」が。 お風呂上りにうれしいサービス。塩ゆでのジャガイモ・キタアカリがおいしかった〜。 http://www.geocities.jp/ddtelemarkski/ddcafe/onsen/onsen_niseko_yakushi.html 夕食は宿泊客が一緒に食堂でとります。値段のわりにいくつもの品数が並びます。観光旅館で出されるような贅沢なものではなく、家庭的なものですが、おいしくいただくことができました。 なお、湯治で1週間以上の宿泊をすると昼食が無料でつくそうです。湯治の温泉ということを強く感じました。 http://www.hitou.net/data/11hokkaido/yakushi01.html ニセコ薬師温泉旅館 (やくしおんせん) 2012.01.07 薬師温泉は「日本三大秘湯」の1つです。 [あとの2つは谷地温泉(青森県)、祖谷温泉(徳島県)] ここのお風呂は、足元から湧き出る天然の温泉100%です。 足元から湧き出るそのままの源泉100%温泉宿は全国でも30件程度しかないと聞いたことがあります。 支笏湖の丸駒温泉の天然露天風呂も足元から湧き出る天然風呂ですが、支笏湖の水で天然加水されたものですので源泉100%とは言い切れないでしょう。 さて、新年早々の雪深い中、ニセコの山道を走らせて薬師温泉を目指しました。
道も悪いので、もしやってなかったら札幌からの往復6時間の運転が無意味になると思い、薬師温泉に確認の電話をしますと おばあちゃん風な方が電話にでました。
自分 「今日、日帰り温泉やってますよねー?」 おばあちゃん 「はーい。うちはねぇ〜、毎日ず〜〜っと止まらないで温泉湧いてるのぉ。だから休みないのぉ〜。いつでも来てちょうだいねぇ〜」 自分 「はーい、わかりました!これから行きますねー!」 と・・・。 そして昼頃、薬師温泉旅館に到着。
かなり雪に埋もれてますなぁ〜・・・。 駐車場にも入れれないほどの雪で、どうしようかと困惑。 前日が大雪だったため大変なことになっています。
右側建物で入浴券が販売されています。 左手の建物が温泉。 とりあえず、邪魔にならない場所に車をとめてから 入浴料1人300円の券を買いました。 さて、早速温泉へ〜〜 入口。 入れません。 どう見ても入れません。 どうやっても入れません。 絶対に入れません。 もちろん、横から見ても入れません。 やってるからいつでも来てねー!と言っていたおばあちゃん・・・。
やってるんですよねー?? 困ったなぁ・・・。とりあえず寒いから車に入って考えようと、思ってるところで、券売機のある建物の横奥のほうから大きな怒鳴り声がしました。 「帰れ!!!帰れー!!!」 えっ??何???と思って、その声を出すオッサンの方を向きました。 激しく怒った形相で客である自分達を追い返そうとする。 そして、旅館側の建物からは太めの中年女性が出てきてこちらをずーーーっと見ている。 怒鳴り声をあげているオッサンに話し掛けてもよくわからない返答。 なぜ怒っているのかも不明・・・。 それから少しして、怒鳴り声が収まったところで次は中年女性に話しかけてみる。 自分 「雪で入れないんですか?」 中年女性 「今から除雪車来るからそれまで入れないんだよ。」 (この人は従業員出入り口の方から出てきた) 自分 「さっき電話したら、入れるって言われたんですけど〜・・・。」 中年女性 「あぁ。おばあちゃん電話出たんだね。 今は入れないよ。」 (え・・・。おばあちゃんの話だから聞くなとか、そういう意味??かな??) 中年女性 「さっき、怒鳴られてたでしょー。すいませんねぇ〜。」 自分 「あれは何なんですか??意味がわからないんですけど??」 中年女性 「あれ、うちの社長なの。」 (いやいや、社長がそういう態度なのも問題だけど、何で怒鳴っているのかも知りたいのさぁ・・・。) 結局は、 「除雪車くるからそれから営業を再開したい。だからそれまで待って欲しい。」 という内容のようでした。 そう言ってくれればわかるのにねぇ〜。 さて、数時間かかるようなので他の温泉に入りながら時間を潰し、3時間ほど経ってから戻ってきました。 入口は入れる状態になっている。 アルバイト募集中・・・。 このような貼り紙、館内の至る所に貼ってありますが、あの社長の下では働きたくないと思うのは自分だけでしょうか。
フロント(さっきの中年女性が受付でした)で入浴券を渡して奥へ。 薄暗く、カメムシの死骸なども見受けられる館内。
お風呂は、混浴1か所と男女別のお風呂が各1か所。 すべて内湯ですが、敷地外に混浴露天風呂が1か所あります。 (温度が低いため冬場は基本的には入れません。) まずは男湯。 男女別のお風呂は透明湯と名付けられており、混浴のお風呂より透明度が高いのですが、その日によっていろが七変化する珍しいものです。 温度は38度くらいでしょうか。 かなりぬるめのお湯です。 お湯は足元からプクプクと湧いてきているのが足元の感覚でもわかりますし、 水面を見ていてもかなりの泡が目視できます。 気泡も多いのですが、湯の花の量もすごい量です。 気泡は体中にまとわりつきます。
お湯は奥の溝へと掛け流されています。
足元から湧いているので湯量を感じることができないのですが、この流されているお湯の音を聞くとすごい量だとわかります。 ザザザザァ〜〜〜〜!と、海の波が引いていくときのような音で、かなりの響きがあります。 これだけの湯量が湧いていることもすごいのですが、泉質も素晴らしいです。 温泉は鮮度が大事なもので、もちろん沸かし直しなんてもっての外ですが、源泉から湯船まで送る配管の長さ(源泉から湯船までの距離)が短ければ短いほどいいものです。 ここは源泉から湯船までの距離がゼロ。 そのままダイレクトに供給されているのでこれ以上新鮮なものはありません。 泉質はナトリウム−塩化物泉。
混浴の濁り湯・男女別の透明湯・敷地外の露天風呂、 3種類すべて別の源泉から湧いています。 女性用の透明湯はこちら。 右の壁で男女仕切られている造りのようです。 こちらが混浴の濁り湯。 赤褐色の温泉です。 他にお客さんがいたため一部しか撮影できていないのですが、 お湯の感触は透明湯と似た感触で、湯温も同じくらいの38度程度の超温め。 なかなか体が温まらないですが、逆に考えれば長湯してゆっくり体をほぐせるお湯だとも感じられます。 設備面や清掃面は抜きで考えると、本当に素晴らしい温泉。 温泉自体はお気に入りです。 肌もツルツルになり、心地よかったです。 本当に言葉では表せない泉質。素晴らしいとしか言いようがありません。 ただ・・・最初にあのような対応をされると宿泊する気にはなれませんね・・・。
「今日は機嫌悪いからお前らメシ抜きだぞ!!!!」 とか怒鳴られるような印象。 まぁ、そこまではないと思いますけど、自分のイメージとしてはそのような印象だけが残ってしまいました。 http://onsen.weblog.to/archives/2149736.html ニセコ薬師温泉旅館 再訪 (やくしおんせん) 2012.04.01 前にも1度訪問した薬師温泉旅館に行ってきました。 前回はとても感じが悪く、もう2度と行きたくない温泉の1つになっていましたが 泉質の良さに惹かれ、仕方なく(?)行ってしまいました。 今回は前回と違って、もうかなり雪が解けてきていますので入口もすんなりと入れる状態。 入ると、「入浴券はこちらに」というカゴがあり、そこに入浴券を入れて怒鳴られることなく入館。 ここは男女別浴の透明湯と混浴の濁り湯があり、 今回も透明湯に先に入りました。 前回より透明度が高い。 先に入られているお客さんの話によると、もっと透明になることも多いそうです。 深さ1m以上と思われるこの透明湯ですが、この日は底まで見える透明度でした。
この透明湯の方だけシャワー・洗い場があるのですが、シャワーは男女共に使用不可。 髪・体を洗えない風呂ってどうなんでしょう?? これも先に入っていたお客さんに教えていただいたのですが、 以前にシャワーの配管が凍結してしまい、それから使えないのだそうです。 このお客さん、もうそろそろ直ったかな〜と思って石鹸などをセットで持ってきたそうですが、残念ながら直っていない・・・と。 まぁ、仕方ないです。 風呂としては失格だと思いますが、それを許せるほど泉質がいいのは確かなことです。 透明湯にしばらく浸かり、それから混浴の濁り湯へ移動。
こちらも変わらず素晴らしい泉質。 透明湯・濁り湯共に足元から直接湧き出る100%天然温泉。
類稀な、ごく希少な天然温泉であることは間違いないでしょう。 泉質は肌に良い、ナトリウムー塩化物泉。 温い湯のため長時間入れるので、時間が長く入れる分、肌への吸収も多くなるのではないでしょうか。 本当にツルツルになります。 結局2時間以上浸かっていました。 温泉としてこれほど素晴らしい泉質のところも少ないのではないかと思います。 ただ問題は、前回も書きました通り、「薬師温泉」という有名なブランドに腰かけた殿様商売な客扱い。 それと、清潔感の無さ。 入口にスリッパが置いてありますが、もうボロボロでベトベトしています。 しかし、そのスリッパを履かないと虫の死骸だらけのあの廊下は怖くてあるけません。 浴室前の脱衣場も足臭いというか、生乾きのニオイが充満しています。 こんなところにサービス精神が・・・?と思われる、意味のわからないじゃがいも。 周りに虫の死骸があるので怖くて食べられません・・・。 「そんなに嫌なら行くな!」 と言われそうですが、それでもたまに行きたくなるという魅力的な泉質・・・。 汚さを我慢するか、あの素晴らしい泉質に入るのを諦めるか。 難しい選択の中、ふとしたときに、ごくたまーに行ってしまう温泉であります。 http://onsen.weblog.to/archives/4997028.html ニセコ薬師温泉 足元湧出の良い温泉は変らず 95 森の中に赤いトタン屋根の薬師温泉は以前と変わらずに営業されていた。ここは5回目である。内湯の濁り湯浴槽、透明浴槽、露天風呂の3ヶ所とも足元自噴温泉で温度もややヌル目ながら適温である。露天風呂はヌル湯である。
濁り湯の分析表では36.3度の重曹食塩泉で総計2613mgで遊離炭酸(CO2)507.5mgである。鉄分はFe2+3で0.6+3.1mgである。このため赤く濁るのであろう。茶褐色に濁り(25センチ)炭酸渋味。少炭酸臭、である。 底は大きな石がごろごろしており足元がやや悪い。全体から湧出しているのか湯の出口の穴からは多めに流れさっている。一部気泡が立ち昇っている部分もあり法師温泉のようである。 透明湯は37度の重曹食塩泉で総計2702mgである。遊離炭酸(CO2)628.9mgと多く透明な湯である。鉄分はFe2+3 2.7+1.1mgと濁り湯よりも多いがFe2が多いのと湯量の多さで新鮮なために透明なのであろう。底が透けて見え大きな石が平滑に埋まっている。その周囲から湧出しているのであろう。湯は片側の縁より溢れ出てざばざばと湯量豊富である。以前は男女別の仕切りは湯の上だけであったが今回は底まで仕切ってあった。 濁り湯も透明湯もともに体感清涼感があり、37度という温度であるがより高温に感じられヌルイとは思わなかった。露天風呂はすこし上流の林の中にあり、緑色の湯が流れていた。重曹泉特有の藻のような析出物が浮いていてやや清掃が足りないと感じた。 しかし自然のままの野湯だと思えば充分である。この温泉は全国でも数少ない足元湧出源泉でしかも3つあるという貴重な温泉であり、また泉質もすばらしく高い評価としたい。 http://www.gunjion1000.com/?m=201203&cat=3 |