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http://gendai.net/articles/view/kenko/142623
2013年5月29日 日刊ゲンダイ
<神経の興奮を抑える>
日本新薬が27日から発売を始めた断酒補助剤が注目されている。「お酒を飲みたい」という強い欲求を抑える効果があるという。新しいアルコール依存症の治療薬だ。
仕事や家庭の憂さがたまってついつい飲み過ぎたり、医者から「休肝日をもうけなさい」と注意されたりしている左党には気になるニュースだが、まずは新薬「レグテクト錠333ミリグラム」の断酒メカニズム――。
「アルコール依存症の患者は、脳内の中枢神経系のグルタミン酸作動性神経が興奮状態にあります。レグテクトは、これを沈静化する薬。中毒症状が一段落した後の心理社会的治療に取り組む際、一緒に服用すると効果が見込めます。臨床試験の完全断酒率は47.2%。偽薬を使った場合を11.2ポイント上回りました。カウンセリングも受けている患者で、これほどの差が出たのです。担当した医師も驚いてました」(広報部)
アルコール依存症の患者は全国に4万人いるという。治療を受けていない潜在者数は、その20倍、80万人に上るとみられている。彼らに効果があるのは分かったが、一般的な酒好きにはどうなのか。飲む量を抑えられたりできるのか。
「依存症の患者でなければ、グルタミン酸作動性神経は興奮状態になっていないため、効果はありません。これは、あくまでも依存症の治療薬。酒好きの方の飲酒量を減らすための薬ではありません」(広報部)
晩酌を減らして小遣いを増やしたいサラリーマンは、やはり、誘惑に負けないようメンタルを鍛えるしかないか。
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