http://www.asyura2.com/09/health15/msg/772.html
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中国で問題が拡大したことで日本でも大騒ぎされているPM2.5だが、日本でも従来から同じカテゴリーの汚染はあり、09年までそのような概念で監視が行われてこなかっただけである。
4、5年前に、埼玉県で、中国で大騒ぎされた500(大気1m3あたり500μg)に近い400ほどの値を計測している。(石原都知事唯一の功績と言ってもいいディーゼルトラックNOx規制で首都圏の大気汚染は徐々に減少していた)
現在でも、日本で計測されるPM2.5の値の40%以上は日本が発生源だとされている。
微細な化学物質は、肺の奥深くまで入り込み、たばこ(添加物が主因)以上の発がん性を発揮する。当然のことだが、日本でも喫煙率が低下するなかで肺がん罹患者が増加していることを考えれば、せいぜい100本/日以下のたばこよりも、恒常的に吸っている大気に含まれている化学物質のほうがずっと危険であることはわかる。
中国の全人代会期中に記者会見に応じていた公衆衛生責任者は、「北京市で肺がんの発生率が3〜5倍増加している。喫煙率は増えていないが、肺がんの主因は“たばこ”であることはたしかだ。PM2.5にも注意を払いたい」という奇妙な説明を行っていた。「肺がんタバコ主犯」説は、経済成長を阻害する大気汚染に憎悪の目が向けられないための目眩ましとも言える。
経済的に少しは余裕がでてきた中国には、有害物質の環境への排出を抑制する政策を果敢にとってもらいたい。そして、それは、日本の商機にもなるだろう。
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濃霧頻発で空気の質に注目 空気清浄機は効果ある?
今年に入ってから濃霧がたびたび発生しており、空気の質に注目する人が増え、空気清浄機が爆発的に売れている。市場をながめると、空気清浄機の価格には大きな開きがあるが、効果の程を見極めるのは難しい。空気清浄機は空気の質改善に有効なのだろうか。値段が高いほど効果も高いのだろうか。「人民日報」が伝えた。
▽PM2.5を除去できる?
北京林業大学環境科学・工程学院の倫小秀先生は次のように説明する。
空気清浄機の国家基準は2011年に公布された「空気清浄機環境保護認証規則」で、製品の浄化性能や除菌性能について検査上の要求をうち出している。だがこの規則には、微小粒子状物資(PM2.5)に関する規定がなく、空気清浄機の業界基準や専門の認証はいまだに設けられていない。
▽高いほど効果あり?
同「規則」の起草者の一人である国家室内環境・室内環保産品質量監督検験中心の宋広生主任は、「実際のところ基本的な機能を備えた空気清浄機であればほとんどの人の空気浄化ニーズに応えることができる。価格の高い製品が多いのは付加機能が主な原因だ」と話す。
▽空気清浄機選の選択・使用のコツ
(1)自分のニーズに見合った製品を選ぶこと。塵埃汚染が深刻なら、静電気で濾過・吸着するタイプの除塵効果が高い製品がいい。印刷・コピー店に置くならオゾン除去作用に優れた製品が最も適切だ。
(2)国や国際機関の認証を取得した製品を購入すること。国の部門の認証や国際機関の認証を取得した製品は、ブランドの知名度や評判が高いことが多い。製品の性能と品質が保証されているだけでなく、アフターサービスの面でも信頼が置ける。
(3)清浄能力、騒音値、効率、体積、外観などの要因を考慮すること。部屋の面積や造りに釣り合った製品を選ばなければならない。
(4)濾過カートリッジや濾過材料の交換を怠らないこと。静電気吸着タイプなら濾過フィルターはいつも洗って清潔にしておかなければならない。
(5)使用時にはできるだけ壁や家具から離して設置すること。人にあまり近づけてはいけない。
(6)タイプ別に注意点を確認すること。静電気吸着タイプの製品は内部が高圧になるため、購入時には検査合格証明書があるかどうかを必ず確認する。マイナスイオンタイプの製品は一定量のオゾンが発生するので、オゾンの濃度に注意し、アレルギー体質の人は慎重に選ばなければならない。光触媒タイプは使用時に光が当たるようにしなければならない。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年3月22日
http://j.people.com.cn/94476/8178863.html
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