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新薬で持病をコントロールできるようになったという安倍首相
安倍首相も悩まされた“潰瘍性大腸炎” 最新治療と患者急増の背景
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130222/dms1302220710007-n1.htm
2013.02.22 夕刊フジ
安倍晋三首相(58)が自らの持病として公表し、注目度が高まった潰瘍性大腸炎。大腸の粘膜がただれ、激しい腹痛と下痢を繰り返す原因不明の病気で、厚生労働省の特定疾患(難病)に指定されている。近年は薬を飲み続けることで普通の社会生活を送れる人が増えたが、症状や経過には個人差が大きい。「下痢くらいで…」などとつらい症状を理解してもらえず、苦しむ患者も少なくないという。
■克服アピール
「医学的に完治はしていないが、十分に新しい薬でコントロールできている」。昨年12月の総選挙大勝後、安倍首相は自身の潰瘍性大腸炎についてこう述べた。
2007年の突然の首相辞任の際には伏せていた病名をその後雑誌で公表、辞任も持病が原因だったことを明かしている。昨年秋には日本消化器病学会発行の広報誌で主治医と対談、「アサコールという薬が画期的に効いて精神状態も本当に楽。この40年間で初めて何もない状態です」と、病気克服をアピールした。
下痢や血便、頻繁に襲う腹痛と便意。安倍首相も経験したというこれらの症状が潰瘍性大腸炎の特徴。難病指定された1975年度の患者数(医療受給者証交付件数)は1000人に満たなかったが、その後急増し昨年度は約13万4000人に。発病のピークは男女とも20代で、急増の背景には食生活の欧米化もあるとみられる。白人に多く、故ケネディ大統領もこの病気を患っていたとの説がある。
■薬で治まるが
潰瘍性大腸炎に詳しい東邦大医療センター佐倉病院(千葉県)の鈴木康夫教授によると、治療の基本は「5−アミノサリチル酸製剤」という薬。古くからあるサラゾピリン、96年登場のペンタサ、海外に大きく遅れて09年に出たアサコールも有効成分は共通だが、副作用を減らしたり、体内で溶ける場所を工夫したりと進歩してきた。ただ、新しい薬が常にすべての患者に合うとは限らないという。
これらを中心とする薬物治療で大半は症状が消える「寛解」となるが、完治とは違い再発する例も多いため、薬はずっと続ける必要がある。重症者は、肛門を残し大腸を全切除する手術が必要な場合もあるが、そうした例はごく一部だという。
患者は長期的にはどんな経過をたどるのか。欧州の研究では、年齢とともに症状が落ち着く患者が約半数、残りは再発を繰り返したり悪化したりするという。炎症が続くと、がんの危険が高まるとされるため「内視鏡で定期的に大腸粘膜をチェックすることが大切だ」と鈴木教授は強調する。
■発言に傷つく
病名が知られた一方で誤解も広がった面があると患者らは受け止める。
潰瘍性大腸炎と、腸の別の難病・クローン病の患者会連絡組織「IBDネットワーク」は昨年、自民党総裁選をめぐる報道で「おなかが痛くて辞めたなどは小学生の言い訳」など、患者を深く傷つける発言があったとして抗議声明を発表した。
同ネットワーク世話人の秀島晴美さん(50)は大学病院の看護師だった20代前半に潰瘍性大腸炎を発病。入退院を繰り返し、かつて治療の主流だった副腎皮質ホルモンの副作用に苦しんだ。治療の選択肢が増え、ようやく症状が落ち着いたのはここ2年ほど。
「私より前に発病した安倍さんの苦労は想像できるだけに、活躍は素晴らしい」と語るが、首相の復活を見た知人から「もう難病ではないんでしょ」と言われ、ショックを受けたという。「若くて症状が激しい患者がいることなど、この病気の実態をもっと知ってもらいたい」。秀島さんはそう話す。
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