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花粉症の種類によっては、口やのどに症状が現れることも
【気になるこの症状】果物・野菜で口の中がかゆ〜い 原因は花粉症!
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130221/dms1302210716009-n1.htm
2013.02.21 ★花粉食物アレルギー症候群 夕刊フジ
スギ花粉の飛散が始まるシーズン。花粉症で困るのは、鼻や目の炎症だけではない。花粉症の種類によっては、口やのどに症状が現れることも。特定の果物・野菜を食べると口の中が“かゆい、腫れる”。花粉症の正体を調べることが肝心だ。
【口・のどに出る花粉症】
毎年、スギ・ヒノキ花粉の飛散ばかり注目されるが、関東では同時期に“ハンノキ”花粉も飛散する。てっきりスギ花粉症と思っていたら、知らずにハンノキ花粉症にかかっている場合がある。そんな人は、花粉症で発症する“口・のどの食物アレルギー”にも要注意。
国立病院機構相模原病院・アレルギー科の福冨友馬医師が説明する。
「カバノキ科のハンノキやシラカバの花粉症があると、口腔(こうくう)アレルギー症候群(OAS)が出る可能性があります。リンゴやモモなどを食べると唇が腫れたり、のどがかゆくなる症状です。軽症だと気づかない人も多いはず」
【類似の抗原に反応】
しかし、カバノキ科花粉症の人のすべてに起こるわけではない。地域差も大きく、ハンノキ花粉症の併発頻度は関東南部の都市部で12−13%程度とみられている。
「特定の果物・野菜に反応するのは、その食品にカバノキ科花粉のアレルゲン(抗原)と似たタンパク質が含まれるから。体の免疫機能が交差反応を起こすのです」
実は、大人に起こる果物・野菜アレルギーのほとんどは花粉症が原因のケース。「花粉食物アレルギー症候群」と呼ばれている。
最も多いカバノキ科以外の花粉症でも、別表のような交差反応が起こりやすいという。
【予防は己を知ること】
鼻や目の花粉症なら飛散時期が過ぎれば治まる季節性だが、食物ではそうはいかない。症状が強ければ常に要注意だ。
「症状は15分以内に現れる。重症では、のどが腫れて呼吸困難になったり、アナフィラキシーショックを起こし生死に関わる場合もあります。大切なのは検査で自分のアレルギーをハッキリさせて、反応する食品をよく理解しておくことです」
大豆類でも、発酵している納豆やみそはアレルゲンが破壊されるので反応しない。一気におなかに流し込んでしまう豆乳では、アレルギーで腹痛や下痢が起こることも。
リンゴはダメでも、加熱したアップルパイや加工品なら食べられるケースもある。生で新鮮なほど反応しやすく、症状の程度はさまざま。
「対処法は合わない食品を避けるしかない。検査は、皮膚にアレルゲンを垂らして針でひっかく“プリックテスト”でないと正確な診断は難しい。アレルギー科の専門医に調べてもらってください」
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