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イラスト・メソポ田宮文明
「ストレスと下痢」前編 腸内細菌の改善が効果的!
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130220/dms1302200709001-n1.htm
2013.02.20 今日のストレス 明日の病気 :夕刊フジ
数あるストレス症状の中でも、一番の代表格と言える「下痢」。月曜の朝ともなると、おなかの弱いサラリーマンや学生で駅のトイレは長蛇の列。間違って急行や快速に乗ろうものなら、おなかのほうが超特急に…。
◇
Aさん(32)は自他ともに認める“下痢男”。急な残業になっては腹が下り、上司に叱られたと言ってはトイレに駆け込み、彼女とケンカしたと言ってはおなかがピーピーに…。いずれもストレス性の下痢だ。
まあ、わかりやすいと言えばわかりやすいのだが、当人にとっては深刻な問題。そこでAさんなりに考えた末に、「ここは一つ、腸内細菌の改善に取り組んでみよう」との結論に至った。
早速ヨーグルトやらキムチやらを大量購入して日々摂取に勤しんでいるのだが、ひと月たった現在も、あまり効果が見られない。
「腸内細菌の改善に目を付けたのは大正解。ただ、自分の体に合った乳酸菌を選ぶ必要があります」と語るのは、「B型はなぜか、お腹が痛い」(三五館、1050円)という本の著者で、人間総合科学大学教授の藤田紘一郎医師。
「人間はそれぞれが持つ乳酸菌のタイプがあり、それに合った乳酸菌が腸に入ってくると効果的な作用を示します。Aさんが摂取した乳酸菌は、彼のおなかのタイプとは合っていない可能性が高いでしょう」
藤田医師によると、たとえ乳酸菌のタイプが異なっても、それが害になることはないという。ただ、タイプの適合する乳酸菌を摂取すると、腸内環境が劇的に改善されるだけでなく、腸から脳に送られるセロトニンなどの神経伝達物質が増えるので、幸福感がもたらされてストレス状態から抜け出すことが容易になるという。
「同じ摂るなら、乳酸菌生成エキスがオススメ。これは新しく乳酸菌を補充するのではなく、すでに腸に棲んでいる乳酸菌を増やしてくれるので、タイプが合わないということがありません」
加えて納豆の摂取を推奨する。
「納豆には有名な納豆菌の他に、土壌菌とほぼ同じ成分が含まれています。実はこれが腸内細菌の中では最も数の多い菌なので、これを増やすことで腸内環境のバランスが整いやすくなります」
いつもストレスに攻撃されるばかりの腸だが、いたわれば、逆にストレスが遠ざかっていく不思議な関係。Aさんの駅のトイレ通いも、なくなるといいのだが。(長田昭二)
※次週・後編は、ストレスと「便秘」
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