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「青魚を食べると脳がやわらかくなる」は本当か?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121018-00000302-dime-soci
@DIME 10月18日(木)15時17分配信
●神経細胞膜の脂肪が不足すると頭の回転が鈍くなる
脳は私たちが毎日摂取するエネルギーの20%を消費する。つまり脳を快適に働かせるためには食べ物が大切だということ。
「中でも重要なのが脂肪です。脳内には1000億個もの神経細胞が詰まっていますが、この神経細胞の情報伝達部分の膜は、脂肪でできています。この膜がやわらかいほど柔軟性に富んだ脳になり、脂肪が不足すれば情報のキャッチボールがうまくいかず、頭の回転が鈍くなってしまいます」
意識して摂りたいのは、必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6。これらは、食事からしか摂取できず、やわらかい脂肪の代表でもある。
「オメガ3はサンマやサバ、イワシ、サケ、マグロなどの青魚に。オメガ6はコーン油やベニバナ油、ヒマワリ油などに多く含まれています。青魚には脳の発達に欠かせないDHA(ドコサヘキサエン酸)も多いので、週に最低1回は食べたいですね。脳のベストなエネルギー源は、燃料となるブドウ糖を血液中にゆっくり放出するスローリリースな食品。野菜やキノコ、海藻類、大豆、魚介類、玄米ご飯などがそうなので、意識して食べるようにしてください」
●青魚のやわらかい脂肪が脳の伝達物質をうまくキャッチ
神経細胞のつなぎ目であるシナプスの膜がやわらかいと、隣接する神経細胞から放たれた伝達物質をうまくキャッチできる。脳をやわらかくするためにオメガ3やオメガ6が有効だ。
■医学博士・生田哲氏。
カリフォルニア大学での研究活動、イリノイ工科大学助教授(化学科)を経て帰国。近著に『青魚を食べれば病気にならない』がある。
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