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胆管がん:校正印刷 死亡リスク2900倍 男性平均より
http://mainichi.jp/select/news/20120921k0000m040117000c.html
毎日新聞 2012年09月21日 03時00分
全国の印刷所で胆管がんが多発している問題の発端となった大阪市中央区の印刷会社「サンヨー・シーワィピー」で、校正印刷に関わった元従業員らの胆管がんによる死亡リスクは日本人男性の平均の約2900倍に及んだことが、熊谷信二・産業医科大学准教授の調査で分かった。21日の日本胆道学会で発表する。【遠藤拓】
調査によると同社の校正印刷部門では91〜06年、1年以上働いた従業員の男性が計62人おり、このうち6人について診断書で胆管がんが死因と確認。日本人男性の死亡率に基づき62人のうち胆管がんで亡くなる予想人数0.00204人と比べると、死亡リスクは約2900倍に上った。
厚生労働省が把握している、同社元従業員の胆管がんによる死者は7人で、これと比較すると死亡リスクは約3400倍となる。
調査対象の91〜06年は換気の不十分な社屋で、がんの原因と疑われる化学物質「1、2−ジクロロプロパン」が印刷機の洗浄剤として使われた時期と合致する。熊谷准教授は「明らかに異常な数値で、業務で胆管がんが引き起こされたのは間違いない」と話している。
熊谷准教授は今年5月、当時把握していた元従業員ら33人(死亡4人)について「胆管とその周辺臓器のがん」による死亡リスクが約600倍に上ると指摘したが、その後の調査対象者などの増加を受け、数値を約500倍に修正した。
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