02. 2012年9月09日 21:32:15
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ビールは日本酒と違って体に有害 味噌でも清酒でも酒粕でもお米を発酵させたものは栄養価が高く、抗癌作用や抗アレルギー作用も有るのですが、麦や果実を発酵させたものはすべて体に悪いんですね。
お米だけは例外なのか、こうじを使った発酵の特長なのか: ワイン、ビール、蒸留酒いずれも乳癌(がん)リスクを増大 アルコールを多量に摂取すると、その種類にかかわらず乳癌(がん)リスクが増大することが明らかにされた。これまでにも多くの研究でアルコールと乳癌リスク増大との関連が示されていたが、アルコールの量や種類については明確にされていなかった。 今回、米カイザーパーマネンテKaiser Permanente(カリフォルニア州オークランド)のYan Li、Arthur Klatsky両博士らの研究グループは、1978〜1985年に健康診断を受けた7万人強の女性(いずれもカイザーパーマネンテ健康保険の加入者)の飲酒習慣を評価。このうち2,800人強が2004年までに乳癌と診断された。飲酒習慣と乳癌罹患率を比較した結果、飲酒量の少ない人(1日1杯未満)に比べ、1日1〜2杯の飲酒をする女性は乳癌リスクが10%高く、1日3杯以上飲む人は30%高いことがわかった。 Li氏によると、乳癌リスクは家族歴、遺伝子などによる個人差が大きいが、一般集団の生涯の乳癌リスクは8人に1人だという。しかし、1日3杯以上飲酒した場合、このリスクが6人に1人に増大することが今回の研究から明らかになった。 また、よく飲むアルコールの種類に関わらずリスク増大は同程度で、ワイン、ビール、蒸留酒の間に差はなかった。過去の研究で、赤ワインは白ワインより心疾患予防効果が大きいと示されているが、今回の研究ではワインの赤、白による差はみられなかった。 米アラバマ大学バーミンガム校のCoral Lamartiniere氏は今回の研究について、どの種類のアルコールでも同様に乳癌リスクを増大させる点が特に貴重な情報だと述べている。
同氏は今年(2007年)8月に、赤ワインに含まれる抗酸化物質レスベラトロール(resveratrol)を投与した動物では、前立腺癌リスクが87%軽減すると報告している。 今回の知見とは矛盾する結果だが、Lamartiniere氏は、レスベラトロールの効果以上にアルコールが強い発癌性物質であるとしている。また、レスベラトロールの効果は赤ワインの種類により異なり、今回の研究対象者がどの赤ワインを飲んでいたのかは不明な点も指摘している。 乳癌リスクを最小に抑えるためには、種類にかかわらず適度に摂取することだとLamartiniere氏は述べている。Li氏は、アルコールは乳癌リスクを増大させる因子の1つにすぎないと強調しており、食生活、運動、喫煙、飲酒などに注意して健康的な生活を送ることが重要だとしている。 原文[2007年9月27日/HealthDay News] http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20071004hj000hj ・ビールは大腸癌を増加させることがわかっています。
・ビールと大腸癌の関係というのはランセットという 世界的な医学誌に1989年に発表されたもので大腸専門家なら だれでも知っている「教科書的常識」です。 ・ビールを大量に飲む人は、直腸癌に要注意です。 ここで言う大量とは、1日ビールを3本以上飲むことを言います。 ・ビールをよく飲む方は、大腸癌や肺癌にかかりやすく、ワインと ビールをよく飲む女性は乳癌になりやすいといわれています。 http://plaza.rakuten.co.jp/nomoishiho/diary/200806020000/ 大腸ガンのリスクを飲酒が増加させる。ビール好きは 4 割増加 ◎飲酒量の増加は、大腸ガンのリスクの増加に関連しているようです。
◎通常の少量の晩酌程度の飲酒でも、大腸ガンのリスクは増加します。飲酒量が増加すると、大腸ガンのリスクも増加します。 ◎平均で、 1 日あたり日本酒なら 1.5 合以上、ビールなら大瓶 1.5 本以上飲む人々は、明らかに大腸ガンのリスクが高くなると研究者は報告しています。 ◎ビールは、特に、大腸ガンのリスクを高めるようです。 ◎飲酒と大腸ガンの関係は、枝豆、緑葉野菜などに多く含まれる葉酸の摂取量の少ない人々で顕著でした。 ◎ビールの美味しい季節で、ついつい量も増えがちです。ビール党の皆さんは、おつまみに枝豆を食べるようにしましょう。 ◎欧州ガン栄養前向き研究 ( EPIC ) の研究チームの、世界保健機関(WHO)の国際ガン研究機関のピエトロ・フェラーリ ( Pietro Ferrari ) 氏らが、International Journal of Cancer 誌電子版に 19 日発表しました。 ◎研究チームは、47 万 8732 人のヨーロッパに住む、ガンではない人々を対象に、 平均 6.2 年の追跡調査をしました。 ◎参加者は、欧州ガン栄養前向き研究 ( EPIC ) の登録者で、 1992 〜 2000 年に登録しました。研究開始時と人生を通しての飲酒の習慣と飲酒量については、アンケート形式で集められました。 ◎追跡調査期間に、 1833 人が大腸ガンを発症しました。 ◎影響する要素で調整後に、人生を通しての飲酒は、大腸ガンの発症リスクに大きな影響をもっていました。 ◎ 1 日あたりの飲酒量 ( アルコール量 ) が 15 グラム増加するごとに、大腸ガンのリスクは 8 パーセント上昇しました。 ◎アルコール量が 15 グラムは、日本酒なら 3 分の 2 合、ビールなら大ビン 3 分の 2 本程度です。 ◎大腸の中でも、直腸のガンは、結腸の末端や基部より、飲酒との関係が強いようです。 ◎直腸にガンが発生するリスクは、 1 日あたりのアルコール量が 15 グラム増加するごとに 12 パーセント上昇しました。 ◎これに対して、同様に、結腸の末端にガンが発生するリスクは 8 パーセントの上昇、結腸の基部は 2 パーセントの上昇となりました。 ◎研究開始時の飲酒量でも、同様の結果が見られました。 ◎お酒の種類によって、大腸ガンの発症リスクに違いがあることが発見されました。特にビールを飲むことは、大腸ガンのリスクを高めるようです。 ◎研究開始時のデータで、ビールをよく飲む -- 1 日あたり、アルコール量で 20 〜 39.9 グラム -- 人々は、あまり飲まない -- 0.1 〜 2.6 グラム -- 人々より、大腸ガンのリスクが 38 パーセント高くなりました。 ◎この場合のビールをよく飲む、1 日あたり、通常のビール大瓶 1 〜 2 本弱程度です。ベルギービールなどアルコール度数の高いビールはもっと量が少なくなります。 ◎同様に、ワインをよく飲む人々は、あまり飲まない人々より、大腸ガンのリスクが 21 パーセント高くなりました。 ◎この場合のワインをよく飲むは、1 日あたり、ワイン 170 〜 350 ミリリットル程度、およそグラス 2 〜 3 杯です。 ◎飲酒による大腸ガンのリスクの増加は、特に、ビタミンの葉酸の摂取量が少ない人で現れました。 ◎葉酸の摂取レベルが低い人々は、 1 日あたりのアルコール量が 15 グラム増加するごとに大腸ガンのリスクが 13 パーセント上昇しました。一方、葉酸を多く摂取していた人々は 3 パーセントの増加にとどまりました。 ◎この研究では、人生を通じてと、研究開始時の両方で、 1 日あたりのアルコール量で 30 グラムを超える飲酒量は、明らかに、大腸ガンのリスクが増加することを示したと結んでいます。 7/23/2007 http://www.rda.co.jp/topics/topics2922.html 飲酒、特にビールを飲みすぎると、悪性の前立腺がんになるリスクが高まる。 これは、Fred Hutchinsonがん研究所のAlan R. Krista氏らが、がん専門誌Cancer (2009, July 13 Issue)に報告したものです。
研究は10,000人以上の男性について調べたもので、アルコール摂取量の多い人(アルコール量として1日50g以上飲む人)では、それほど飲まない人に比べて少なくとも2倍以上、悪性の前立腺がんになる頻度が高くなっていることが明らかになりました。 通常の前立腺がんは、それほど悪性度は高くありません。 前立腺がんの増殖度が非常に遅いためで、ほぼ100%の人が10年以上の生存できるといわれています。 ところが、悪性の前立腺の場合は、10年間の生存率は60-70%と非常に悪くなってしまいます。 今回の研究で、1日大瓶2本以上のビールを飲む人に、この悪性前立腺がんの頻度が高いことが示された訳で、飲みすぎには充分注意する必要があります。 また、この研究では、フェナステリド(フィナステライド、商品名:プロスカール、プロペシア)のような前立腺がんの治療薬の有効性への飲酒の影響も調べられています。 その結果も、アルコール摂取により、フェナステリドの抗がん作用が大幅に低下しており、抗がん剤服用中のアルコールは厳禁である事が改めて明らかにされています。 さて、今までの研究で、頭頚部癌、食道癌、乳がんなどの発がんは、飲酒と強い関連があることが明らかになっていますが、今回の研究で、前立腺がんにも当てはまることが確認されたことになります。
ちなみに、ワインや他のお酒では、そのような関係は見られなかったと論文には書かれています。 また、適当量の飲酒をする人でも、前立腺がんのリスクは特に高まっていなかったということですので、一安心? http://d.hatena.ne.jp/Drhase/20100310
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