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胆管がん多発の会社「異常ない」…元従業員反論
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120731-OYT1T01175.htm
2012年7月31日21時46分 読売新聞
大阪市内の校正印刷会社の元従業員らに胆管がんが多発した問題で、会社の代理人弁護士が31日、同市内で記者会見し、社として従業員の胆管がん発症を把握したのは2003年で、この後、他の従業員らに健康診断を行ったが異常は見あたらなかった、との調査結果を発表した。
これに対し、同社の元従業員の男性も会見。「有機溶剤(洗浄剤)が原因」とした肝機能異常の診断書を06年に会社に提出していたことを明らかにし、「会社はうそを言っている」と反論した。
会社側弁護士は会見で、今回の問題を「大変遺憾」とし、「事態を真摯しんしに受け止め、早期の原因究明に努めている」と強調。従業員の胆管がんは03年11月と04年7月に2人の発症を把握し、連続発症と認識したという。
発症原因と疑われる二つの化学物質のうち、「1、2―ジクロロプロパン」を含む洗浄剤は、1997年から06年の間の使用を認めたが、「国の法規制の対象外」と主張。もう一つの「ジクロロメタン」は、「97年以降は使っておらず、それ以前は調査中」とした。
一方、元従業員の本田真吾さん(30)が会見で行った説明では、本田さんは00年から校正印刷業務に従事。06年夏の健康診断で肝機能の数値に異常がみられた。
上司の指示で再検査し、別業務の担当に替わると数値が回復したため、医師は「洗浄剤が原因」と診断した。この時点で先輩従業員2人が胆管がんで死亡しており、このままでは危ないと、同10月に退社。その直前、上司に診断書を渡したが、上司は「全員が(病気に)なっているわけではない」と因果関係を否定したという。
本田さんの会見に同席した熊谷信二・産業医大准教授は「少なくとも4人の元従業員が、ジクロロメタンを含む洗浄剤を使っていたと証言している」と指摘した。
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