http://www.asyura2.com/09/health15/msg/535.html
Tweet |
乳酸菌系の飲料が並ぶスーパーの売り場=東京・大崎のライフ大崎ニューシティ店
乳酸菌“フェカリス”に注目!腸整える
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120726/dms1207260722002-n1.htm
2012.07.26 夕刊フジ
天候のせいなのか、デフレ不況のせいなのか、この時期、腸の不調を背景にした体調不良を訴える声が高まっている。ビジネスマンには、つきあいも仕事もあり、休息を取れ、睡眠を取れといわれても、簡単ではない。そんな中、乳酸菌の働きが再び注目されつつある。とりわけ、粒が小さい「フェカリス菌」は吸収されやすいらしく、支持を広げそうだ。
乳酸菌が腸の活動を支えることは知られている。しかし、具体的なメカニズムは解明されていない部分が多く、今も重要な研究テーマだ。
腸の調子は100兆個あるといわれる腸内細菌が左右する。臓器の働きを支える善玉菌や、それを邪魔する悪玉菌が、いずれも腸内で役割を果たしている。
腸内の菌の勢力は環境やストレスの影響を受けやすく、悪玉菌が優性になると腸の不調につながるといわれる。
乳酸菌が注目されているのは、悪玉菌を減らし善玉菌の割合を高めるためだ。
中でも注目されているのがフェカリス菌だ。伊藤園中央研究所が、男女24人にフェカリス菌が1000億個入った飲料と入っていない飲料で実験した。菌入りを飲んだ腸内は、善玉菌であるビフィズス菌が腸内に占める割合が、実験前の13%から、23%にまで高まった。
乳酸菌研究の第一人者、光岡知足東大名誉教授は「乳酸菌は腸の有用菌。生きて働くことが期待される菌もあるが、殺菌されたフェカリス菌も、細胞壁が腸内の免疫細胞を刺激し、悪玉菌の活動を抑制する。粒も小さく吸収されやすい」と期待を寄せる。
また、消化器系が専門の内科医で『今日のうんこ』(文芸社)などの著書がある、おおたわ史絵さんは、「乳酸菌には子供のおやつの印象があるが、体内で体を守る善玉菌の代表格で、むしろ大人にこそ必要。乳酸菌自身が生きていなくてもほかの善玉菌を元気にするという報告も増えている。自分にあう乳酸菌を選び続けてみてほしい」と提案する。
「ちょームカつく」なんて言葉がはやったころ、「ムカつくのは腸でなく胃だ」などとツッコミが入ったものだが、体調不良を自覚した人が身近にいたら、乳酸菌をツッこんでみたら、喜ばれるかもしれない。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 不安と不健康15掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。