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いよいよ夏!結石&脳梗塞にも要注意!ビールで水分補給は大間違い
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120724/dms1207241229010-n1.htm
2012.07.24 夕刊フジ
夏場に潜む落とし穴は熱中症だけではない。大量に汗をかくことによる水分不足で、激痛が襲う泌尿器の結石や脳梗塞のリスクが急上昇。専門家によれば、35度以上の「猛暑日」でなくとも、天気予報で報じられる最高気温がある水準に達する日は注意が必要だ。大病を、的確な情報収集と対策で予防する方法を探った。
本格的な暑さが戻り、「最も痛い病気」ともいわれる結石の危険性が再び上がっている。10年ほど前、暑い盛りに尿路結石を患った40代の会社員が激痛を振り返る。
「出勤途中、下腹部から腰にかけて激しい痛みに襲われました。何の前触れもなく突然に。歩けなくなり、たまたま通りかかったタクシーで病院に直行。パニックになるほどの痛さでしたね」
結石は、血液の汚れを濾過(ろか)する際、腎臓でさまざまな物質が結晶化してできる。通常は小さいまま尿と一緒に体外へ出されるが、大きくなって尿路などをふさぐと激しい痛みを起こす。
気象と病気の関連性に詳しい元NHK気象キャスターの気象予報士、村山貢司氏は「水分不足で尿の量が減少すると発症しやすい」とし、特に夏場の飲酒について注意を促した。
「この季節においしいビールを飲んで水分補給をした気分になるのは錯覚。アルコールの分解には大量の水が必要で、かえって水分不足に陥る。そのほかの酒類でも同量かそれ以上の水も一緒に飲むとよい」
怖いのは結石だけではない。「水分不足で血液がドロドロになると血栓を起こしやすくなり、脳梗塞を増加させる」と村山氏。重症の場合は身体のマヒや言語障害を起こすだけに、発症は避けたいところだ。
危険信号は新聞、テレビなどの天気予報から読み取れる。最高気温32度が、病気のリスク上昇を示すサインだ。
「予報の最高気温は直射日光が当たらない場所のもので、炎天下では36〜38度になる。33度前後の皮膚から熱が逃げなくなって汗をかき続け、血液が濃くなって病気につながる。室内でエアコンを使わず窓を開けていると、入ってくる風が熱いため危険だ」(村山氏)
熱中症対策と同じく、血液がドロドロになるのは、こまめな水分補給によって避けられる。村山氏によると、効果的に水分や塩分が補給できるスポーツドリンクのほか、麦茶がオススメという。カフェインが入ったコーヒーや紅茶のように、水分を余計に出してしまう利尿作用がない。また、水ばかり1リットル以上も飲むとさすがに飽きるため、香りと味のある麦茶は口直しにもなる。
村山氏は猛暑を夏を過ごす注意点=表=を挙げた上で、「『病は気象から』と言い切るのは問題があるかもしれないが、気象が私たちの健康に大きな影響を与えていることは間違いない」と強調した。天気と上手に付き合いながら日々の健康を保ちたい。
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