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日に3時間以上座っていると余命が縮小、たとえ運動していても=研究
2012年 7月 10日 15:04 JST
たとえよく運動し、喫煙といった危険な生活習慣がないとしても、日に3時間以上座っていると余命は2年ほど縮む可能性があることが研究で明らかになった。オンライン雑誌「BMJオープン」が10日に掲載する。
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また、日に2時間以上テレビを見ていると、状況が悪化し、余命がさらに1.4年縮みかねないという。研究は、約16万7000人を対象に4〜14年間にわたり実施した5つの調査を分析したもの。
この2年前、オーストラリアの研究者たちは、日に4時間以上テレビを見ると回答した人々は、2時間以下と答えた人々より何らかの原因で死亡する確率が46%高いことを発見した。さらに、日に4時間以上テレビを見ている人々は心疾患で死亡する確率が80%も高かった。
今回の研究の中心的研究者で、米ルイジアナ州バトンルージュのペニントン・バイオメディカル・リサーチ・センターの教授、ピーター・カツマージク氏は、「日に30分間の運動の推奨のほかに、座って行う行為にも注目すべきだ」と指摘した。
同氏は、「こうした(運動の)指針に沿っている人々はいるが、1日のそれ以外の20時間、座ったままだったり座って作業をしていると、引き続きリスクに直面していることになる」と説明した。
座って行う行為と様々な病気の関連を示す証拠がますます多く示されているものの、デスクワークの職業の人々にとっては特に、立ち上がる時間を見つけるのは難しい。
カツマージク氏は、「できるだけ立つように」と勧める。「電話に出ている時はスピーカーフォンにして立ち上がることができる。オフィスの誰かに電子メールを送る代わりに、立って話に行く」などの例を挙げる。
しかし同氏は、立っていることは運動の代わりではなく、座っていることの代わりとすべきだと指摘する。「複数の調査で、座っているときは脚の筋肉が全く使われていないことが示されている」とし、「血糖の調整に問題が生じるのは座って全く動いていない時だ」と話す。
座りがちなライフスタイルに関連する様々な危険性を指摘する調査がこのところ多く発表されているが、今回の研究も同様の結果を示している。
デスクワーク、もしくは多くのエネルギー消費を伴わない仕事に10年間就いていた人と、デスクワークを全くしたことのない人々を比較する研究が昨年発表された。前者は大腸がんにかかるリスクが後者の2倍で、直腸がんについてはリスクが44%高いことが示された。
また、腎臓がんやすい臓がん、下部食道がん、子宮がんなど、肥満や運動不足に関連するがんの罹患率が1999年から2008年の間、毎年上昇したことが今年3月に明らかになった。
記者: Andrew Seidman
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