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もしあなたが軽度から中度のうつ病で苦しんでいるなら、危険な副作用があり、しかも高価である強力な抗うつ薬の重い砲弾を脳に打ち込む前に、ヨーロッパで広くテストされ、実際に治療に使われて良い成績を治めている、ハーブの「弟切草(オトギリソウ)」の服用を試してみてほしい。ドイツでは弟切草の抽出物は、一般の人々のうつ病のために最高の薬になっており、他の抗うつ薬を全部合わせたよりも売れている。それはプロザックの7倍以上売れている。ドイツの医師たちは毎年約300万人に、弟切草を処方している。ドイツ政府は弟切草を抗うつ薬として承認しており、多くの厳密な臨床試験の結果をふまえてこのハーブを処方している。細部まで行き届いた管理下で行なわれた25あまりの研究により、このハーブが効果的にうつ症状を和らげ、しかも副作用がないことを明らかにしている。
最近になってようやくアメリカの医師たちと当局は、弟切草がうつの強力な治療薬となることに注目し始めている。すでにヨーロッパで行なわれた研究の結果が驚嘆に値するものなので、米国立衛生研究所もやっと重い腰を上げ始めたのである。しかしあなたはその研究結果を待っている必要はない。現実に弟切草は、すでに何百万というヨーロッパ人とアメリカ人を救っているのである。
弟切草の学名は、ハイペリカム・パーフォラタム(Hypericum perforatum)といい、よく知られた黄色の大きな花をつけ、花びらの端に黒い点のついた明るい花を咲かせる。別名は英語でセントジョーンズ・ウォートとも呼ばれ、キリスト教の民話から来ている。ウォート(wort )は古代英語で植物を意味している。
この植物性の抗うつ薬は、気分、気力、情緒、恐れ、そして睡眠障害や頭痛、心臓のトラブルや疲労などの症状を改善する。一番よく効いた症状は、活動力の欠如、疲労、消耗感、睡眠障害である。また太陽光線の欠如による季節性情動障害、つまり冬期うつ病も、弟切草が和らげてくれる。それに対して通常行なわれているのは光線療法であるが、弟切草は光線療法の代わりになることがわかっている。ドイツでは弟切草は、軽度から中度のうつ病、不安、神経の動揺に対する治療薬として承認されている。
オーストリア、ウイーン大学のDr.ジーグフリードとドイツ、ボーンの精神医学大学のDr.ベゴーナは弟切草について、正当な研究についてはすべて調べた。彼らによると、弟切草についての研究論文で英語で書かれたものは一つもなく、もし自分たちが英語で書かれた論文にだけ限定していたら、ただの1個の研究も見つけることができなかっただろうと言っている。ほとんどがドイツ語で書かれていることが意味することとは、アメリカやイギリスだけでなく、その他英語で理解する医師たちの大部分の人々の目には止まることがないということで、その結果として、弟切草による治療法が、彼らの患者に用いられることがなかったということである。
カリフォルニア州に住むエリザベスは、ポリオワクチンでポリオに罹ってしまった。彼女は若い母親であったが、体は麻痺していてもう二度と歩くことはできないだろうといわれた。絶えず襲ってくる焼けるような痛みに苦しみ続け、一日として鎮痛薬なしには生きられなかった。しかも彼女は重度のうつ病に陥っていて、自殺をする恐れがあった。彼女と夫はその危険に怯えていた。医師から処方された二種類の抗うつ薬は、どちらも不快な副作用のために続けることができなかった。次にパキシルが処方されたが、この薬は効き目があり、気分がずっと良くなった。彼女はこの薬にすがり、信心深く摂り続けた。「あの恐ろしい自殺の瞬間を二度と感じたくなかったからです」 、と彼女は言った。
それから3年後、彼女はパキシルから離脱したいと思うようになった。長い間鎮痛薬を飲み続けてきた彼女は、すべての薬の支配から抜け出したくなったのだ。そこで医師は自然の抗うつ薬の弟切草を勧めた。医師は弟切草とパキシルを組み合わせて、少しずつパキシルを減らしていくように組んだ。そうやって2,3週間後にはパキシルはゼロになり、その時の彼女はそれまでの数年間で一番いい気分を味わった。
「それはスムーズな移行でした。私は自分をものすごく正常と感じました。変に聞こえるかもしれませんが、長年にわたる慢性的な痛みと抑うつの歴史を持っていると、自分を正常と感じることは「ハイ」を感じるのに似ています。それは素晴らしい感覚でした。そこに薬による中毒的な感じはまったくなく、非常に健康的な感じでした。私は朝起きたとき、自分の顔に笑みが浮かんでいるのに気づきます。それは何年も何年もなかったことです。パキシルを摂っているときにもありませんでした。病気になる前の私の人格が、長い年月を経てここに戻ってきたかのようでした。」
今、彼女は鎮痛薬も摂っていない。
歩行を学んで歩けるようになり、ダンスも少しはできるまでになった。エリザベスは弟切草について、語りつくせない思いを抱いている。
「それは驚きです。私は弟切草を非常に好んでいるので、誰にでも勧めたいと思います。とにかくそれは私の命を、私に戻してくれたのです。」
現在43歳のジョエル医学博士は、半生をうつ病で苦しんできた。
半生の大半は抗うつ薬で制御してきたが、そのために頻繁に薬を変えなくてはならなかった。そしてある冬に、その時使っていた抗うつ薬の効果がまったくなくなってしまった。彼は強烈な悲しみと無感動、無価値感、圧倒的な疲労感、そしてエネルギーの喪失に苦しめられた。彼は臨床医としての仕事にも、人生全般にもまったく喜びを見出せなくなった。医師の診断では二つのうつ病が重なっているということであったが、それは主に、冬期うつ病ともいわれる季節性情動障害だった。それは太陽光線が奪われることで脳内に化学変化が起こり、暗い気分になる病気である。ジョエルがかかっていた医師は、ヨーロッパにおける弟切草の研究をよく知っており、ジョエルにはその助けが必要ではないかと考えた。そしてジョエルは他の抗うつ薬と併用しながら弟切草を用いて、人工光線療法とカウンセリング受けることにした。
こうした併用は最大限の効果をもたらすことがあり、成功すると劇的な影響が現れることがある。それがまさに、ジョエルが弟切草を摂った時に起きたのだ。弟切草がもたらした恩恵は際立っていて、それは予期しない速さでやってきた。ジョエルは二回摂っただけで気分が軽くなり、エネルギーが戻ってくるのを感じたという。弟切草の効果が余りにも目覚しかったので、ジョエルは熱狂して取り続けた。弟切草は彼を、無気力な暗い世界から引き上げてくれたのであった。「それは、この上なく感動的でした」、と彼の医師は言っている。
(本書の巻末に、弟切草の入手方法が掲載されています。
とりあえずその一つである「もやし研究会」で検索してみてください。)
「奇跡の食品」 ジーン・パーカー著 ハルキ文庫 ¥720
抜粋
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-6fd3.html
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