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◆2011/09/22(木) 最近発売された『現代農業』10月号には…
北海道の美幌には,グルンバ式乳酸菌培養工場がある.
農水省や北海道の補助金をもらったので超大型のグルンバも設置されており,本格的 な乳酸菌培養工場である.
工場のオーナーは池知建設.社長は進藤治美というオッサン.
このヒトの乳酸菌培養技術は免許皆伝もの.大変優秀である.
どれほどの腕前かというと,北海道の悩みであるホタテ貝の内臓の悪臭をピタリと消してしまうは,ジャガイモのソウカ病も乳酸菌で完璧に治してしまうほどなのだ.
詳しくは,『現代農業』10月号の100頁あたりを読んで下さい.
───
『現代農業』10月号より (投稿者)
野草からとる乳酸菌液でジャガイモのソウカ病がなくなった 進藤治美
乳酸菌がおもしろい
北海道北見市で建設業を営みながら肥料開発も行なっています。
一〇年以上前、環境分野の仕事をするなかで、乳酸菌では有名な飯山一郎氏(二〇一〇年三月号)と出会いました。そして、乳酸菌の持っている力や培養法(グルンバシステム)などを教えていただきました。身近な草から培養できる乳酸菌ですが、この間いろいろ試すなかで、作物の病気を抑えたり、肥料の効きをよくしたり、家畜黄尿のニオイを消すなどさまざまな効果を実感しています。
ジャガイモのソウカ病が消えた
乳酸菌培養・開発の最大のねらいはジャガイモのソウカ病対策です。なぜなら北海道のジャガイモはソウカ病に大変苦労しているからです。
そこで北見市の農業生産法人オホーツク大地・井川善勝さんの畑で試験散布しました。ソウカ病が猛威をふるい、ほぼ全滅していた畑約三反に、乳酸菌液を一〇a一t散布して、種イモを植え付けました。半分あきらめていたそうですが、収穫したイモを見てびっくり。ソウカ病がまったくない。法人のみなさんが驚くほどの成果があり、見事なきれいなイモが収穫できたのです。
ソウカ病対策には植え付け前の土壌かん注が効果的ですが、植え付け後の葉面散布でもさまざまな病気が抑えられることがわかってきました。
乳酸菌液の作り方
春の早朝、周辺で、ヨモギ、イタドリの新芽、ウドの新芽、ハコベ、ヤナギの葉を集める。100gの容器こ黒糖蜜、貝化石粉末、米ヌカを入れ、よくかき混ぜて重しを載せる。光が差し込まないように密閉して、2週間で甘酸っぱい香りがしてきたらできあがり。
〈100g作るときの分量〉
ヨモギ 7.0kg
ヤナギの葉、小枝1.0kg
イタドリの新芽 0.5kg
ウドの新芽 1.0kg
ハコベ 0.5kg
黒糖蜜 0.4kg
貝化石粉末 0.2kg
米ヌカ 0.2kg
乳酸菌液+米ヌカですごい液肥
肥料としての効果もあります。一〇〇リットルの乳酸菌液(作り方は上参照)に米ヌカを容積にして一八リットルほど入れた液をジャガイモにー回葉面散布しただけで、茎が倍くらい太くなり、株が倒れそうなほど大きくなりました。少量の米ヌカでも菌液に入れて発酵させると、肥料成分が吸収されやすくなるようです。貝化石を少し足してもカルシウムが効くせいか、トマトなどが甘くなります。
ただ、肥料効果をねらって米ヌカなどを入れるときは、材料の段階で入れるのではなく、一度完成した液に入れるようにします。また、この乳酸菌液はphが四〜四・五と低いので原液でかけるとマメ類などは葉焼けします。作物によっては使い分ける必要があります。(北海道北見市・樺r知建設
現代農業2011.10(p100)
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