http://www.asyura2.com/09/health15/msg/368.html
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http://criepi.denken.or.jp/jp/kenkikaku/report/leaflet/G03006.pdf
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非照射の重症自己免疫疾患モデルマウス(MRL-lpr/lpr マウス)に比べて、137Cs γ
線を空間線量率 0.35 mGy/hr または 1.2 mGy/hr(腹腔内線量率 0.30 mGy/hr また
は 0.95 mGy/hr)の低線量率で照射した同系マウスにおいて、以下の現象が確認さ
れた。
1. 線量率依存性に顕著な寿命の延長が認められた(図1)。
2. 本病態を改善するにあたり最も重要な役割を果たす免疫細胞が有意に増加し、
本自己免疫疾患に特徴的な自身の臓器および組織を攻撃する異常なリンパ球が
有意に減少した。
3. 脳および中枢神経系における炎症や出血等の病理学的所見が著しく改善さ
れた
(図2)。
4. 本自己免疫疾患に特徴的な病態であるリンパ節腫脹および蛋白尿が、線量率依
存性に顕著に抑制された。
以上より、低線量率の放射線は、重症自己免疫疾患モデルマウスの中でも、最も
重篤で短命な系統の一つといわれるMRL-lpr/lpr マウスの免疫系を正常化して、脳
および中枢神経系をも含む全身の臓器、組織の病態を顕著に改善し、寿命を著しく
延長することが初めて示された。
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自己免疫性疾患の治療にはプレソニドやレミゲートなどの非常に高価な薬を使わなければならなかった
まだ、動物実験の段階ではあるが、人間に対しても有効であると分かれば、今までよりも安価な方法で治療できるかもしれない
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