06. 2011年6月04日 12:00:20: KUh0yzxSTg
携帯電話に関する地殻変動 スマートフォンへの移行+ARM社(シェア9割) VS インテル(ビジネスモデル変更)+電磁波問題 これらは何らかの利害関係があるとおもわれる。 比較株価 インテル VS ARM社 http://finance.yahoo.com/echarts?s=ARM.L+Interactive#symbol=arm.l;range=5y;compare=intc;indicator=volume;charttype=area;crosshair=on;ohlcvalues=0;logscale=off;source=; http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-21447020110531?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
[台北 30日 ロイター] 英半導体設計会社ARMホールディングス(ARM.L: 株価, 企業情報, レポート)は、米半導体大手インテル(INTC.O: 株価, 企業情報, レポート)が他社向けの半導体の製造を計画すれば、非常に深刻に受け止める意向だ。
イアン・ドリュー同社マーケティング担当副社長が30日、台北で31日に開幕するコンピューター関連の国際見本市「コンピュテックス」の前にロイターとのインタビューで明らかにした。 インテルは先週、競合他社向けの半導体の製造を検討することを明らかにした。この動きは、モバイル機器分野へのインテルの参入拡大につながり、タブレット端末やスマートフォン(多機能携帯電話)部門での現在のARMの優位を脅かす可能性がある。 ドリュー副社長は「インテルが自社のビジネスモデルを変更するというのは重要だ。未だかつてなかったことなのでわれわれとしても非常に深刻に受け止めなくてはならない」との認識を示した。 インテルは製造ノウハウにおける自社の圧倒的なリードを重要資産とみており、自社工場を競合他社に開放するというのは業界にとって大きな転機となる可能性がある。 インテルは、自社のアーキテクチャに基づいた他社向けのチップコアの製造は喜んで行なうが、他社のアーキテクチャのチップコアを自社工場で製造するとなると「難しい決断」になるだろうと述べている。 副社長は、ARMのビジネスモデルにはインテルほど制約はなく、現在の同社のタブレット市場でのシェア80%、スマートフォン市場でのシェア90%を維持することに自信があると述べた。 ARMは携帯機器分野ではインテルに大きく水をあけており、ARM製半導体は米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)の携帯機器や米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)の基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載機種などの業界標準となっている。 ARMのパワーシッピング構造は携帯電話向け半導体大手の米クアルコム(QCOM.O: 株価, 企業情報, レポート)や米テキサス・インスツルメンツ(TI)(TXN.N: 株価, 企業情報, レポート)、米エヌビディア(NVDA.O: 株価, 企業情報, レポート) 、韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)などが製造するプロセッサーに使用されている。 ARMの優位をさらに際立たせたのが、従来インテルのチップアーキテクチャ「x86」に忠実だった米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)が1月、自社のソフトウェア「ウィンドウズ」をARM製半導体向けに設計することを発表したことだ。タブレット端末が自社のパソコン分野での牙城を脅かしていることを認めたものだ。 ARMのブラウン社長は30日、同社が今後も携帯機器に力を注いでいく方針をメディア会議で示した。社長は「昨年のわが社のパソコン用半導体の出荷総数60億個のうち従来のパソコン向け半導体は6%に過ぎなかった。将来的にも10%に満たないだろう」との見通しを示した。 ブラウン社長は、ARMがタブレット端末市場でのシェアを現在の10%から今年末までに15%、2015年には50%超に引き上げることを目標にしていると述べた。 ARMは現在、中国企業7社、台湾企業15社など200社以上のライセンス供与先を持つ。ドリュー副社長によると、日本を含むがインドを除くアジアの従業員は現在100人超で、来年中に約20人の増員を計画しているという。 |