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<陰性体質と陽性体質>
陽性体質とは、活性度の高い体質である。いわば男性的な体質だ。基礎体温が高い、血の気が多い、血液が濃いのである。性格面でも、行動面でも積極的である。元気のいい体質だ。
陰性体質は、逆に女性的で基礎体温は低く、血が薄く、性格はおとなしく、行動は控えめである。
すべての人間は体質面で、二種類に大別することが可能である。だが、男性は陽性体質で、女性は陰性体質とは、一概にはいえない。…
この体質の違いによって食べ物の栄養効果が正反対になることもある。たとえば青汁。この青汁が効果をあげるのは陽性体質の場合に限ってである。なぜなら、青汁そのものが極めて陰性な食べ物だからである。一方、陰性体質に対しては逆効果となる。実際、青汁を陰性体質の人に与えると、体がどんどん冷えてきて、それに伴い、いろいろな害作用が現われてくる。
陰性体質なのに長年青汁を飲み続けていて、すっかり健康を失墜してしまったというような人が、私どものクリニックへよくやってくる。実際、体がガタガタになっている。
自然医療食療法においても、青汁の飲用をすすめる場合は、夏という「陽性な季節」に、「陽性な体質」の人に限って…というのが大前提である。冬場に飲ませるなどということはまずない。だから、病状からそれを必要とする人に、夏場(6〜9月)に限って、コップに1/4〜1/3位を摂るように指導するのが普通だ。
<体質の見分け方>
私は四種類の方法を用いて判定している。
第一、黒陽。黒くて、小さくて、ガチッと固まっている体質だ。バイタリティを持っている。
第二、赤陽。重役タイプ。朝から酒飲んで、フーフーいって鼻の頭を真っ赤にしている。
第三、ガラ陰。典型的な陰性体質。昔流にいえば腺病質体質。今は男性にもかなり多くなっている。ガラとは鶏ガラのこと。
第四、デブ陰。赤陽と間違えやすい陰性体質。デップリしているがバイタリティがない。
【出所】森下敬一『自然医学の基礎〜永遠なる健康の原理』美土里書房’97年
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