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CTスキャンの被爆量、想定より多かった 数十年後にがん発症リスク (AFP)
http://www.asyura2.com/09/health15/msg/210.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 12 月 18 日 20:06:08: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2675837/5054546

【12月18日 AFP】CTスキャンを受ける際に浴びた放射線が原因で数十年後にがんを発症する可能性があるとする2つの論文が、14日の米内科学会誌「アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)」に掲載された。

 CTスキャンは、X線を照射し、検査対象の臓器や組織の3D画像をモニターに映し出す。

 米サンフランシスコ(San Francisco)の4病院が行った研究は、現在の検査で通常照射される放射線量は、中央値でさえ、想定されていた値の4倍であることがわかったとしている。CTによる1枚の冠動脈造影図の被爆量は、胸部レントゲン写真309枚に匹敵するという。

 同研究は、冠状動脈をCTスキャンした270人のうち、40歳の女性1人がCTスキャンが原因でがんを発症したとしている。

 もう1つの研究は、2007年に米国で行われた7200万回のCTスキャンが原因で、今後2万9000人ががん発症する可能性があると指摘した。このデータには、すでに腫瘍(しゅよう)があった患者や終末医療の一環でCTスキャンを受けた患者は含まれていない。

 研究者らは、放射線の照射に起因するがんは、照射治療の20〜30年後に発症することがわかったと述べ、「医療用CTスキャンの放射線量はこれまで認識されていたよりはるかに多く、防ぐことができるがんを年間数万例も生んでいる。照射量に関する規定を見直すべきだ」としている。(c)AFP

 

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コメント
 
01. 2009年12月20日 17:42:15
ICRPの根拠となるLNTモデルに基づくと、実効線量1Svあたり4x10(ー2)の確率で致死癌の増加が見込まれます。
ただし、LNTモデルによる計算は過大評価である可能性が高く、過小評価では無いとされています。
よって、X線を浴びせる前のリスクの評価には使わなくてはいけないが、浴びせた後のリスクの評価には使ってはいけないとされています。統計を取って、計算をしてこれだけ危険だとはいってはならないとされています。
今回の記事も計算だけならたいした意味はありません。
本当の、リスクがわかるためには、長崎、広島の原爆、チェルノブイリの原発事故等による被害者が600万人以上でないと統計学上なにもいえないそうです。
LNTモデルも以前は仮説といわれていましたが、最近はモデルになったそうです。

CT被曝はもとより他の被曝より多い事がわかっており、胸部CTは7.0mSvくらいですからICRP2007の想定でLNTモデルによる計算では10万件あたり30人が致死癌になる確率です。7200万回のCTスキャンでは2万1600人が致死癌になる確率です。「今後2万9000人ががん発症する可能性があると指摘した」という数字は想定内の数字です。1/1000−1/10000の確率です。不必要な検査はもちろん避けるべきですが、お医者さんは癌にかかっているかどうかを調べたり、手術をする時に必要な3次元的データをみて手術の成功率を上げているわけでリスクと利益からみて十分正当化できます。CT検診については利益の計算が必要でしょう。何か自覚症状があるようなら、CT検査を拒む理由は無いと思います。
癌の原因は30%が喫煙、30%が食事と肥満です。2%が放射線です。CT検査を気にするより、食事などに気を配る方がよほど大事です。CTのリスクは食事を改善することで簡単に吸収されてしまうでしょう。


02. 2009年12月20日 17:48:27
診断用放射線の被ばくレベル 診断用放射線の被ばくで何らかの健康影響を与える証拠はないが、被ばく線量が分かれば、
比較的高い線量での被ばくに伴う健康影響の程度から直線的に外挿するなどしてがんリスクを 推定することができる。Berrington de GonzalezとDarbyの推定によれば、イギリスを含む 15 カ国では 75 歳までのがんの 0.6-3%がX線被ばくによるものであった(Berrington de Gonzalez and Darby, 2004, Lancet)。最も低い値が観察されたのはイギリスで、最も高かった のは日本であった。ただし、これは放射線被ばくによるがんリスクが被ばく線量に比例するよ うに増加するとの仮定(LNT 仮説)に基づいた推定値であり、実際に観察された値ではないこ とに留意が必要である。また、論文はイギリスの被ばく線量が相対的に低いことを主張してい ることにも解釈に当たっては注意が必要かもしれない。また、重要な点は被ばく線量ではなく、 前述したように正当化できない放射線被ばくがどの程度であったかであることにも注意する必 要がある。診断用放射線被ばくでは画像の鮮鋭度(解像度)を高くするため、線量は比較的低 いが線量率が比較的高いことが多いことが特徴の一つである

03. 2009年12月24日 21:53:27

素晴らしい。パチパチ。
 
04. 2011年7月23日 14:33:23: ieWTAudjoA
今頃になってすみません。CTの危険性がそんなに大きいとは知りませんでした。肺がんの一番の原因は、実はタバコなどではなく、核実験の際の死の灰が全地球に拡散し吸わされているからだ、との学者の研究報告が阿修羅のどこかにありました。昨今は、非喫煙者が多いはずの女性の肺がんの罹患率が高く、云々だそうです。健康診断も放射線系はあんまりやらないほうがいいのかもしれない、と思いました。色々危ない予防ワクチンにも気をつけないと。


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