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伝書バトレース「敵はタカよりも携帯電話」 飼育歴30年の吉田さん
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20091010mog00m040023000c.html
優勝したハトを持つ吉田喜重郎さん。後ろは鳩舎=網谷利一郎撮影
【神奈川】水戸市から横浜市まで130キロを競うハトレースで、横浜市保土ケ谷区の吉田喜重郎さん(66)のハト(メス、2歳)が優勝した。飼育歴30年の吉田さんは「敵はタカよりも携帯電話」と打ち明けた。
レースは9月27日に約800羽が参加し、朝7時に飛び立った。吉田さんのハトは、同8時半前に鳩舎(きゅうしゃ)に戻った。脚輪にはめたICチップでタイムを記録し、分速平均1・5キロだった。
「近隣から『汚い』と苦情が出て、10年前にハトのために引っ越した」と吉田さんは苦笑する。会社員だった30年前に「何か趣味を」と中学生のときにも経験があるハトの飼育を始めた。現在は木造3階の鳩舎に種バトとレースバトの計約120羽を飼っている。「競走馬と同様、血統が重要。毎朝の飛行訓練の積み重ね」。エサはベルギー産の穀類だ。
帰巣本能を利用した伝書バトの歴史は古く、毎日新聞でも1965年までフィルム運びで活躍した。現在はレースバトとなり、愛好者が横浜市内で約100人という。
北海道から1000キロの大レースも開かれる。吉田さんは「鳩舎付近ではタカに狙われるが、目下の敵は携帯電話の電波。ハトが方角を感知する磁場機能を乱している」と指摘。「大レースでは生還率は20%ほど。飼育環境は年々厳しくなるが、過酷なレースに勝利するのは男のロマン」と熱を込めた。【網谷利一郎】
2009年10月10日
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