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売上高:百貨店7兆円割れ 24年ぶり、下落率も最大−−09年【毎日JP】
http://mainichi.jp/life/today/news/20100123ddm001020008000c.html
◇スーパーは21年ぶり13兆円割れ
日本チェーンストア協会と日本百貨店協会は22日、スーパーと百貨店の09年売上高をそれぞれ発表した。
スーパーの売上高は前年比4・3%減の12兆8349億円、百貨店は同10・1%減の6兆5842億円に落ち込んだ。
スーパーの売上高が13兆円を割り込むのは21年ぶり。
百貨店の7兆円割れは24年ぶりで、過去最大の下落率だった。
年間売上高の減少はスーパーが6年連続、百貨店は13年連続。
雇用不安や所得減を背景に消費者の節約志向はリーマン・ショック後の08年末から鮮明になった。
昨年12月単月の売上高は、スーパー、百貨店ともに5・0%の減少となり、消費抑制の動きは続いている。
スーパーの部門別では、消費者の「巣ごもり」現象が追い風となった食品が前年比2・6%減にとどまったが、衣料品は10・8%減、住宅関連品は4・8%減となり、全体では01年以来8年ぶりの落ち込み幅となった。
価格競争の激化で、客足が一時的に回復しても、単価下落で売り上げは反転しないデフレの状況が続いている。
百貨店も、食品部門は4・6%減だったものの、衣料品は13・2%減、宝飾・貴金属が15・3%減など高額品ほど落ち込みが激しく全体では初めて2ケタの減少率となった。
長引く消費の低迷に加えて、「ユニクロ」や「ニトリ」に代表される専門店や、「楽天」「ヤフー」などのインターネット販売専門業者が小売業界でのシェアを拡大し、顧客を奪う構図もスーパー、百貨店に共通の課題になっている。
ネットショッピングの市場規模は09年度に6兆5700億円前後になると野村総研などは推定しており、百貨店の市場規模はコンビニ業界に抜かれたのに続き、ネット市場を下回るのは時間の問題になっている。【大塚卓也】
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毎日新聞 2010年1月23日 東京朝刊