02. 2010年1月17日 01:39:51 これまで、自民党と民主党が、どちらが、新自由主義度が高いかを競って来た。民主党は,自民党よ、おまえたちは、新自由主義政策の徹底度が弱い、アメリカ度が弱い、それが問題だという切り口を,批判の常としてきました。民主党の党是を読んで来ている人たちは,その新自由主義の急先鋒としての民主党の姿を知っていると思います。米国権力エリートは、米国がそうであるように、どちらに転んでも大丈夫なように,偽装2大政党制を作ってきました。同じやり方を,日本で実現にこぎ着けたがの,今の,2大政党の力学政治になったのです。小沢氏は,90年代初頭から、2大政党政治システムを作れとした急先鋒でしたが,米国の息がかかってのことです。米国の策動に,一番,奉仕して来た人間の一人だったのが現実です。日本で,自民,民主が,激しく,新自由主義の優等生度、アメリカ度、を競って来たのが現実です 米国は,日本で,民主党が劣勢になろうと,自民が多少,息を吹き返そうと、もはや、新自由主義経済法体制が確立しているため、余裕だと思います。両建て作戦が成功し、したがって、小沢つぶし云々などにはほとんど加担もしていないでしょう。 本当に、日本は,新自由主義経済政策体系により、ガタガタにこわされました。ただ、国内製造業がほとんどなくなり,金融産業をエンジンにした米国国民は、新自由主義経済政策で、もっとも被害を先に受けて来た国といえます。米国権力エリートは,金融業の所有者ですが、伝統的に製造を汚ならしいもの、製造業従事者、ブルーワーカーをウジ虫と考えており、このような連中など,消えて欲しいと思っています。戦争や人工ウイルス,あるいは、毒ワクチンでなんとかこのような連中を殺せないか、こういう思考方法をもってきているわけです。いろいろ屁理屈付けていますが,製造に従事する大衆の’人口削減を体系的に狙っています。新自由主義経済政策のひとつの狙いは、工場をより労賃の安い海外移転せざるを得ないようにして、結局、各国内のブルーワーカー、虫けらの息の音を止めること、にあります。 米英権力エリート、西洋権力エリートの思考体系は,伝統的に大枠このようなものだ、と知ってください。一握りのエリートが,迷える,徒食の大衆を盲目的に従わしめるという構図、彼らの,大衆への嫌悪感、憎悪は,われわれ太古から職人技術を高く評価、尊敬する文化をもつ日本人の想像を超えたものです。 ちなみに,韓国エリートは伝統的には米英と同じで,製造や職人を,根底的に馬鹿にしてきたのです。
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