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http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=184382
新生銀行 キャピタルマーケッツ部部長・政井貴子氏――10年の為替市場で注目されるのはFRB(米連邦準備制度理事会)の政策金利の引き上げをめぐる動向だ。2月、3月に発表される米雇用統計が市場予想よりも良い内容となれば、FRBによる早期利上げ期待が再び高まりドル買い・円売りが進むだろう。3月末までのドル・円のレンジは89−94円とみている。
米国の景気は悪いながらも、日本に比べればまだ良いと考えられる。14日に発表された09年11月機械受注統計の非常に弱い数字などをみる限り、積極的に円を買う理由は見当たらない。ドルは対円で売られるよりも、景気回復が鮮明になっている豪州の豪ドルなどに対して売られやすいと考えている。
円高要因を挙げるとすれば、年度末の3月にかけて国内企業によるリパトリ(資金の本国回帰)で円転需要が高まることだ。また、中国の金融引き締め策が波乱要因になる可能性がある。中国人民銀行は12日、預金準備率を0.5%引き上げると発表した。今後さらに預金準備率が引き上げられれば、資源価格や資源国通貨が調整し、リスク回避の動きから円が買われる可能性がある。
もっとも、市場では菅直人財務相が就任会見で円安志向の姿勢をはっきり示したことが意識されている。海外投資家はドル・円が90円を下抜けると日本の当局が円高阻止のため何らかの措置を講じると警戒しているため、90円を下回る水準では円は買われにくいだろう。
提供:モーニングスター社
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コメント
NY市場は、JPモルガンの第4四半期の決算が予想を下回ったことで金融株が下落しているようです。その影響でダウも100ドル以上の下落となっており、来週の東京市場の相場も不安がでてきてしまいます。
東京市場は、国内の影響よりも他国の相場状況に大きく作用されてしまうために日本の企業の決算よりも米国企業の決算を意識しながらとりくまなければならないというある意味なさけない市場とも言えます。
日本の政界の方は、株価は堅調な動きをしていますが、こちらは激しい動きのようです。本格的に小沢幹事長対検察という取っ組み合いが始まるのかもしれません。
ある意味このような状況になることは、仕方がなく、長年自民党政権が続いたことで多くの組織が政権交代というものを認めたくないという意識も強く、政権交代可能な土壌を築くにはいたしかたないのかもしれません。
ただ、今回の秘書の訴状内容をみるといかにも無理を強いる逮捕を検察はしたともいえます。
それだけ検察側にとっても小沢逮捕を通常国家前にやりたいという覚悟があるということかもしれません。
ポッポ総理は、今回の民主党の国会議員逮捕の件で大変驚いているとのコメントをだしたようですけれども、官僚からの情報がすでに閉ざされている中での政権運営の中、次にどういう行動をしたらいいのかわからない状況なのでしょう。
民主党政権発足時に、すでに周りは敵だらけということを理解した方がいいとコメントしましたが、その意見に反し、友愛精神で政権運営をしたことが大きな間違いかなとも感じています。
youtu-beの番組で検察=親米派 対 民主党小沢幹事長=親中派との戦いともいえると語っていましたが、どうでしょうか。
私はどちらかというと親米派なのですが、ちょっと今の検察の動きには賛同できません。
検察が政権政党の最大の権力者に喧嘩をしかけているのですから、それなりに組織を守ってくれるバックの了解を得ているものと感じていますが、それが米国であるとしたら大きな間違いかもしれません。
表面上では、米中関係が接近してますが、水面下ではかなり対立しています。ただ、米国の国力は、今後かなり衰えてきつつあるようで、EUにしても中国の強さ、有利さというものを今ほど強く感じているのではないかと感じています。
ポッポ総理および民主党は、真剣に民主党政権で改革をするつもりならば党一丸となって小沢幹事長を守るべきであり、そうしないならば今後民主党は政権運営の機能すらできなくなり、次第に消えてなくなるのかもしれません。
日本に今一番大切なことは、従来の保守的な考え方、やり方を打破しなければならないということです。
そういう意味では、もう従来の自民党は、今回の事件で有利になることはまずないと感じていますし、経団連などの企業にしてもここ数年で体制が大きく変わるかもしれません。
多分今回の検察からのマスコミへのリーク状況、幹事長への攻撃などをみていますと、各閣僚がほとんど各省内で機能していないとみていいでしょう。
その点、亀井金融大臣はうまく切り抜けているようですが。
あるタブロイド紙を読んでいましたら、前原国土交通大臣のJAL、ダム建設の問題でいかにもダム事業や航空事業を知ったような顔してくちばしをいれることに、この鼻たれ小僧の若造大臣がと怒りをだしていましたが、まさしくそうであり、今回の小沢幹事長の問題にしても平然と公然で口をはさんでいましたが、京セラの稲盛会長がJALのCEOを受けたのも、小沢幹事長がいる民主党の頼みだから受けたのであったということを全くきづいていないというのも、民主党の閣僚の意識のなさにがっくりしています。
渡部黄門様きどりの議員にしても政権は自民党でもいいやという議員が、小沢進退などを発言すること自体、民主党のふがいなさが現れてもいます。
仙石大臣が、事務次官廃止するような発言もしましたが、前自民党時代にころころと総理が変わり、大臣がころころと変わっても、官僚の知恵と経験をもとに日本の政治を運営してきたという事実さえ理解しない議員が、国家戦略担当大臣を任せることが嘆かわしいとも感じています。これでは、官僚もやってられないよと嘆くのもわかるような気がします。
善人、必ず名経営者足らずという言葉を鼻たれ小僧の若造大臣と酷評したベテラン記者がいいましたが、ここでポッポ総理は、安易に捜査を見守るのではなく、徹底して小沢幹事長を守ることが必要でしょう。それが権力の戦いでもあり、前自民党政権もその試練をくぐりぬけたために長期政権をきづいたのかもしれません。
そうしないということはもはや政権担当能力無しの政権と言っていいでしょう。