★阿修羅♪ > 国家破産66 > 770.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
民主党の成長戦略の愚
このような成長戦略を間に合わせ的に年末にしなければならなかったのは、マスコミや旧来の全くデフレに対応できなかった専門家の矢のような催促によるものだろう。
実際デフレを解消するためにこのような自民党型の成長戦略は必要がないものである。このような成長戦略はデフレが解消してから描くものであり、今これを実行してもデフレ解消は不可能である。
ただひとつ良い点は、名目GDPを目標にしたことである。しかし残念ながらこの戦略には名目GDPを引き上げる政策を示していない。需要を重視することを述べているが具体策がない。
しかし民主党のマニフェストにははっきりと名目GDPを引き上げる具体策を載せているのである。
それは、ガソリン税の低減であり、高速代金の低減であり、負債をこれ以上増やさない政策である。
それ故この成長戦略よりマニフェストの政策の方が成長戦略として、またデフレ解消策として優れたものである。民主党の政策担当者はもっとこのことを知るべきであろう。
あの馬鹿げた2次補正予算を執行するより、この政策を取り入れた方が景気が回復し、予算が組やすくなるだろう。今からでもやり直すべきだ。
新聞メディヤや経営者、専門家は、デフレからの脱出方法が皆目分からないため、民主党のマニフェストの良さが理解できないのだ。この発表を見てようやく成長戦略を出したとして、少し安堵したようだが、それは根本的な間違いである。民主党の政策担当者は彼らの愚にもつかない要請にのってはいけない。
民主党のマニフェストこそがデフレの成長戦略なのである。
一度成功するとそれを何度も基礎的条件が変わっても繰り替えす愚は、日本の特徴と言えよう。それは本質を見ずに行動するからだろう。
成功体験を捨てろ。基礎的条件は全く変わっているのだ。政権交代はごく普通のデフレ解消法を取るチャンスであり、それを旧来の間違った理論で妨害してはいけない。
今の大部分のマスコミは、ガソリン税の低減や高速代金の低減で景気が回復されては困るのです。そのための大反対に過ぎない。
補正予算にしろ、ガソリン税の維持にしろ、消費税の増税議論にしろ、最近の新聞やメディヤの大攻勢が、民主党を間違った方向へ進ませています。
民主党のマニフェストの経済政策を愚直に実行することが景気回復の近道です。
一言主。
日本のウィニングショット参照http://www.eonet.ne.jp/~hitokotonusi/winningshot.html
http://blog.so-net.ne.jp/siawaseninarou/